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Showing posts from February, 2014

卒業・修了制作展 開催中

現在開催しております、卒業・修了制作展ですが、今日は博士1年の高田がレポートさせて頂きます。
卒業・修了制作展のため、主に学部4年生と修士2年生の作品を展示しているのですが、今回私が現在関わっているプロジェクトも展示しております。

今回紹介するのは「フィールドノート・アーカイブ」です。
まだ進行中のプロジェクトで初公開となりますが、高谷好一氏(京都大学名誉教授)が長年のフィールドワークで調査した、東南アジアでの観察や聞き取りの記録であるフィールドノートをGoogleEarth上にアーカイブした作品です。

フィールドノートの中身は、景観写真やスケッチ、気づきのコメント等多様にあり、それらが地名情報や距離情報と共に、時系列上にドキュメントとしてまとめられています。
これらの情報をGoogleEarth上にビジュアライズすることで、実際に訪れなければ分からないその地の新たな発見や過去の観察が出来るだけでなく、フィールドワークを行った高谷氏が当時どのように考え行動したのかを可視化することにも繋がると考えています。

本プロジェクトの特徴としては、キーワード検索や、広域マップ検索、タイムライン検索機能を設けています。
それぞれの記録は、実際に通った軌跡上に順番に並ぶため、時系列に沿って情報をデータ化しており、記録の前後関係が見えるようになっています。
キーワード検索でも、ヒットしたものが記録の順番に線で結ばれます。
今後、フリーキーワードだけでなく、フィーリング検索やカテゴリ検索のような機能を備えられればと考えていますが、試しに何かで検索してみたいという方は、「コーヒー」「ゴム」「ココヤシ」といったキーワードで検索してみて下さい。

ここで、アーカイブする際の作業工程について少し触れたいと思います。
まずアーカイブを行うために、フィールドノートをデータ化する必要がありました。
そこで、どこで記録した情報なのか一つ一つ昔の地図を見ながら推測し、マッピングをしていく作業を行います。
実際にこの作業に取り掛かると、地図では表記されていない地名が出てきたり、現地の開発が進み、今では使われていない道を通っていたりなどして、なかなか容易にマッピングできないことが分かりました。
しかしマッピング作業を自ら行うことで、次第に当時の風景を想像出来るようになり、当時未開発だった地が数十年で大…

首都大学東京ネットワークデザインスタジオ卒業・修了制作展(2/18 - 23)

首都大学東京ネットワークデザインスタジオ卒業・修了制作展
こんにちは! 学部4年の山田です。 さて、きたる2月18日より、ネットワークデザインスタジオの学外展を行います。
場所は渋谷駅東口から徒歩5分にあるLE DECO(ルデコ)です。
この展示会を開くにあたり、主に学部4年と院2年のメンバーで試行錯誤してコンセプトから詰めていきました。
コンセプトは「ネットワークとは。」です。
ネットワークとは。webの浸透により
「ネットワーク」の本来の意味「網状組織/つながり」
に限らない、多くの意味が付与されるようになりました。

SNSやコミュニティなどの発展により、
こうしたネットワークは新たな段階へ進みつつあります。

11人の学生らが1年、或いは2年の年月をかけて提案した
「ネットワーク」のかたちをごらんください。(HPより)
ということで、ご来場された方々に私たち一人ひとりの制作物を見ていただくことで、ひいてはそれぞれの個性、そして「ネットワークとは。」の答えの一端がお見せできたらと思います。

では、当日は皆さまのご来場をお待ちしております。

ウェブサイト:http://diploma2014.wtnv.jp/
Facebookイベント:https://www.facebook.com/events/1404276226490929/

□開催情報

首都大学東京 ネットワークデザインスタジオ
卒業・修了制作展

2014/2/18 (Tue) - 23(Sun) 11:00 - 19:00 2/23は17:00まで オープニングレセプション 2/18 17:00- LE DECO - 東京都渋谷区渋谷3-16-3 ルデコビル 6F

The report of "Temple mapping"

D1原田です。

京都大学地域研究統合情報センターCIASとの共同研究で制作しました" Temple mapping "を公開しました。


" Temple mapping "(以下、本コンテンツと記します)は、CIASの研究である「ミャンマーにある寺院と僧侶の社会距離の提示」における一手法として制作しました。

CIASが所有する寺院と僧侶のデータにおいて、視覚的かつ直感的な閲覧・操作を可能にすることが目的です。また、一般ユーザに研究内容について広く公開するという働きも担っています。

本コンテンツの特徴は、従来の寺院名、緯度、経度、写真のファイル名、、、などの文字情報が羅列されたデータをGoogle Earth上にマッピングし、地理的関係や僧侶の移動奇跡等をインタラクティブに提示していることです。

例えば、寺院アイコンのクリックでGoogle Earth上に、該当寺院から僧侶が次に移動した場所まで線が引かれます。また、この線はGoogle map ウィンドウで俯瞰的に閲覧することができます。

さらに、とある僧侶の2001年から2010年の移動経歴の表示も行っています。私自身、ミャンマーに留まらず、海を渡って修行をしている僧侶がいることを初めて知りました。

ミャンマー語と英語で制作されたコンテンツですが、インタラクティブな提示がされているので、簡単な操作が可能です。

全てjavascriptでコーディングされており、本スクリプトを用いる事で他資料への汎用性を考慮した使用になっています。
(なお、データが大きく、ロードに時間がかかるかもしれません。)

今後も掲載するデータを増やして行きたいと考えています。

ブレーンストーミング時の発想拡散を加速・促進するウェブコンテンツの制作

ご無沙汰しています、D1原田です。

 2/18から後輩達が主催します、首都大学東京ネットワークデザインスタジオ卒業・修了制作展に私が制作しましたコンテンツ「コトバノキ・スフィア」を展示します。 


今回、展示しますコンテンツの紹介をしたいと思います。 

「コトバノキ・スフィア」は、首都大学東京 産学公連携センターが行う文科省「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」における利用のために、昨年度の私の修了制作「コトバノキ」を改良して制作したコンテンツです。 

本作品の目的は、ワークショップにおけるブレーンストーミング時の発想拡散を加速・促進することです。

路面電車を通じて街へ愛着を抱くきっかけを提供するコンテンツの制作

お久しぶりです。学部4年の野澤万里江です。
大学の卒業研究発表もおわり、明後日から卒業制作展示会も始まります。
ホームページもあるので、是非みてください!そして見に来てください!
http://ia.sd.tmu.ac.jp/ia2014/


今日は私の制作した卒業制作と、ちょっと後輩にむけてメッセージを書かせて頂きます。
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです(^^)

------卒業制作------


<目的> ■路面電車を通じて街へ愛着を抱くきっかけを提供するコンテンツの制作 私は電車、特に路面電車がすきでこの題材にしました。
街の歴史や変化をしると、「昔はこうだったのか!」という驚きから、街に愛着を抱くのではないかと考えました。
<制作>
■路面電車の写った街の写真と付随情報を地図とARで提示するスマートフォンアプリケーションと、デジタル地球儀上の風景モデルと写真を重ねあわせたウェブサイトを制作
具体的にはWebサイト「ハロー、とでんちゃん!」iPhoneアプリ「とでんさんぽ」を制作しました。


「ハロー、とでんちゃん!」…Google Earth上に昔の都電が写った写真を、撮影された場所にマッピングしています。3D風景モデリングとかさねることで、現在の街の風景にかつての町並みを再現しています。


「とでんさんぽ」…AR技術を使って近くのかつて都電が走っていた場所をみれるiPhoneアプリです。無料ですので、是非ダウンロードしてください!


<結果> ■ソーシャルメディア上やメールで得たユーザの意見を分析したところ、これまでに都電に触れていなかった人が都電または一緒に写っている東京に興味を抱いた 想定していなかった、別の街の歴史をデジタル・アーカイブ化する活動が生まれた この「別の街の歴史をデジタルアーカイブ」というのは「横浜しでんの学校」(http://yokohama-shidenchan.jimdo.com/)というもので、横浜市電のデジタルアーカイブです。とてもおもしろい活動なので、是非ごらんになってください。
<考察> 路面電車の写った街の写真と付随情報を地図とARで提示することで、ユーザが街に対し愛着をもつきっかけを作ることができる


------後輩に向けてメッセージ------

あまりアドバイスや一言添えるのが得意ではないのですが、もう卒業ということで、後輩に向けてメッセージで…

広告の記憶を促す快適な動画サイトの研究(+後輩の皆さまへ)

おはようございます、学部4年の山田です。
今回は私の卒業研究・制作を少しだけご紹介します。

ただ、込み入った話をすると「難しい」と言われがちな山田ですので、ここでは極力噛み砕いて述べていこうと思います。
1.目的 さて、ウェブ上には様々な種類の広告がありますよね。 ああいった広告って、なかなか「うざい」と思いませんか? いきなり出てきたり、動いたり、色合いがサイトに似合っていなかったり。。。
しかし、そもそも広告はより多くの人に商品を知ってもらうことが狙いですから、こうしてどうにか目立とうと頑張っている訳なのです。

広告は、いわば「かまってちゃん」みたいなものです。
今回は、適当に「かまってちゃん」の相手をしながら動画を観ているのに、不思議とその「かまってちゃん」の話をちゃんと覚えていられるような、「素敵な大人」になれる動画サイトの研究・制作をしていこうと思いました。


2.制作 本研究から生まれたのが、「ストレスフリーな動画サイト『FRI-(フリー)』」です。

 これは、本来は強制的に表示され続ける「かまってちゃん」を、ユーザが任意で画面から退けることのできる動画サイトです。

これが、
こうなって、
こう。 といった具合です。
水色のスペースが「かまってちゃん」の露出部分で、黄色いスペースが動画に関するコンテンツ部分です。


3.検証 そんな素敵な動画サイトを生み出すために、私は二回の検証を行いました。

まずは、「いったい何がストレスなんだろう?」という疑問を解消するべく、代表的な動画サイトであるYouTubeを用いたアンケート調査を行いました。

全部で117名の学生に参加していただけたこの調査では、「メインコンテンツである動画そのものに近いかまってちゃんは不快」ということと「勝手に再生される動画かまってちゃんは不快」ということが分かりました。
その後、それらのヒントから、この『FRI-』の原型となるプロトタイプページを制作しました。


二度目の検証は、そのプロトタイプページとYouTubeを比較するウェブ実験を行いました。


「本当にストレスが軽減しているか?」
「本当にかまってちゃんのことを覚えやすくなるのか?」
 この二点を重点的に検証した結果、特に後者についてはプロトタイプページに優位な結果が現れました。
また前者については、有意な差は認められずとも、プロトタ…

アイコンサイズと閲覧数の相関化システムの開発

こんばんは、学部4年の栗原です!学内展もいよいよ近づいてきました!
そこで展示する卒業制作について四文に沿って簡単に紹介します。
太字はちょっとカタっ苦しいので

目的 : ウェブコンテンツの閲覧機会の偏りを軽減するため。
例えば有名人が紹介したコンテンツは多くのRTやシェアがされ、そのコンテンツばかり注目されます。
もちろんこれは全く悪いことではないのですが、もう少し日の目を見てもいいのでは?と思うコンテンツも少なくないです。
そこでこの目的のもと研究を進めました。

制作 : 被閲覧数と相関する大きさのアイコンでニュースを表示するシステムを開発。
ウェブコンテンツ=ニュースとして制作を進めました。
簡単に言うと「大きいアイコンには閲覧数の少ない記事を、逆に小さいアイコンには人気の記事を割り当てる」ということです。
そしてこれが制作物です↓(PCのみ)
http://shota-th.com/news-drops



画面はこんなかんじです↑。
簡単にアカウントを作れるので、ぜひ!


検証 : ユーザーの行動ログを分析した結果、アイコンの大きさと比例してクリックが増加することが分かった。
上の仕組みが成り立つのには、アイコンが大きいほどクリックされやすくなければいけないので、そこを検証しました。
ほかにも記事を読む時間やクリックの成功率など、様々な行動ログを取得しました。



結果 : 被閲覧数に応じて各アイコンに記事を設定することで、均一化を可能にしたといえる。
検証結果が芳しかったので、こう言い切ることができました。


研究に関しては以上です。



最後に後輩の皆さんへ
大層なことは言えませんが、少しでも応援になればと思い書きました。

最近つくづく大事だなと思うのが「とりあえずやってみる」の精神です。
「とりあえず」というとちょっと雑に聞こえるかもしれませんが、そうではなくて、まず動いてみる・試してみるということです。僕自身が頭でっかちで怖がりなこともあって、これが出来る人はすごいなと。そんでもってそうやってる人ほど大きなチャンスを掴んでいる気がします。

自分の過去を振り返っても、これを実践できた時はステップアップできていると思います。
大学に入ってからどういう職業を目指すか悩んでいたときも、とりあえず色々やってみて、これは向いてないとか、意外にもこれは楽しいだとか、この要素は必要だな、…

3Dプリンターと3Dスキャナを使ってオーダーメイド

みなさん

お久しぶりです。
学部4年の松浦です。

よくこちらのブログを読んで頂いている方は疑問を持っていただけたかと思います。
「あれ松浦って人去年も学部4年じゃなかったっけ?」
そう思ったあなたはするどい! そうです。僕留年しておりました。
ですので、改めて今年僕が発表した研究に関してご説明させていただきます。

今回僕が行った研究のタイトルは
【WEB3D メディアを活用した客観的セルフメイドプロセスの研究】
です。
こんなに小難しいタイトルですが、実際にはブログのタイトルにもある通り 3Dプリンターと3Dスキャナ、WEBの技術を使って 新しいオーダーメイドができないかと試してみたというものになります。
「今までの製品ってなかなか自分に似合ったものが見つからない。」 「見つかったけどサイズが合わない。」 「かと言ってオーダーメイドにすると価格と手間がかかっちゃう。」
なんて思っている人はたくさんいるのではないでしょうか。 僕もそんな一人でした。
ということで最新の3DとWEBの技術を使って手軽で早いオーダーメイドを考える という目的のもと今回の研究を行いました。
例の一つとして今回はメガネを題材にしています。


では実際に僕の考えたオーダーメイドの手順を見ていただきたいと思います。


1.顔を3Dスキャンする



XboxのKinectを使ってスキャンします。
15~20方向からスキャンしなければならないので、
撮影される人は5~7分じっとしなければなりません。


一カ所から撮るとそこから見えている範囲のみのモデルが形成されるので、
死角がないようにいろいろな方向から撮るのです。
一カ所だけのスキャンなら普通のカメラと同じく一瞬で撮影できます。




2.顔の3Dモデルを作成

先ほどスキャンしたそれぞれの方向からのモデルをつなぎ合わせ、
一つの顔のモデルを生成していきます。

ここではKscan 3Dというソフトを使用しました。
自動でつなぎ合わせてもくれますし、
自分で細かいところを調整することもできる優れものです。
(以下の動画で一通りの手順がわかります)



3.顔に合わせた3Dモデルを作成


顔の形に合わせてメガネの3Dモデルを作っていきます。 輪郭や目の幅、耳の位置など気になる部分に合わせて生成します。 今回はオーダーメイドの手順の研究なので、 僕が自分でCINEMA4Dという3D…

お気に入りの写真をノードした人をつなぐアクセサリーの制作

こんにちは、お久しぶりです。学部4年の田島佳穂です。
展示ラッシュが近づき、土日も昼夜も関係なく大学にいる毎日です。
自分の好きなことで忙殺される日々は意外と楽しかったりします。

そんなわけで、展示に向けて私の研究のご紹介をさせていただきます。
最初に断っておくと、wtnv研だから、web関係だよね?と期待してる方々、すみません。ほとんどweb使ってません。好き勝手やってます(笑)

テーマは「お気に入りの写真をノードした人をつなぐアクセサリーの制作」です。


いきなりですが、みなさんには、お気に入りの場所はありますでしょうか。
思い出があったり、その場所でしか感じられない雰囲気や魅力というものがあると思います。
しかし、その魅力を伝えたいと言ったときに、ブログやSNSのような既存のメディアでは写真や文字のみになってしまい、伝わりにくいという現状があります。

そこで私が考えた手法は“お気に入りの場所の写真を使い、アクセサリーを制作する”というものです。
身につけることにより、様々な人の目に入り、その場所の魅力を発信できるようになります。
また、その場所の魅力を特徴的に表現することで、より一層お気に入りの場所に対する愛着がわいてくると考えます。

制作フローとしては、Facebookページで写真を募集し、制作物の公開、意見の収集を行いました。
(Facebookページはこちら→https://www.facebook.com/fav.connect

写真提供者の方に意見をいただいたところ、自分のお気に入りの場所がアクセサリーになっていて更なる愛着がわいてうれしいといった肯定的な意見を得ることができました。
しかし、発信という点において、受け手側に場所の魅力が伝わっているということまでは実証できなかったので、今後検証の余地があると言えます。

以上が私の卒業研究の成果になります。

僭越ながら後輩のみなさんへ。

インダスというコースは非常に特殊な環境だと思います。さまざまなデザインの分野が学べ、夢を実現しようとする学生がたくさんいます。

そのなかで、私は、自分がいったい何をやりたいのか、ということを自問自答した4年間でした。
特に誇れることも才能も夢もあるわけでもない自分は、いつも目標のある同級生の話を聞く度に、輝いているように見え、うらやましく思っていました。

とりあえず、目の…

ヒューマンエラーを低減する記憶術活用の為のアクセサリー

初めまして、本年度よりネットワークデザインスタジオの所属となりました三枝と申します。
学内展開催に伴い、当方の研究内容をご報告致します。

研究の目的

日常のタスク消化過程で発生するヒューマンエラーの原因のひとつに、スケジュールやタスクの記憶違い、あるいは物忘れが挙げられます。これらのエラーに対する既存の対処方法は、メモを残す、カレンダーに予定を記す等の方法です。つまりこれらのツールの主な目的は確実な情報を保持し確認によって正確な情報を得る事であって、記憶する事ではありません。
加えて、昨今はこれらのツールのデジタル化が進んでいます。場所を問わず閲覧が可能な他、マインド機能を設定する等の便利な機能が備わっており、一層記録への依存を高めかねません。
本研究の目的は、これまでのツールでは網羅できていなかった、タスクやスケジュールを記憶する為の支援ツールの制作によってヒューマンエラーを防止する事です。


手法

記憶定着に重要なポイントとして「視覚的な刺激を与える事」「情報同志の論理的な繋がり」「情報同志の論理的な繋がりに対する熟慮、あるいは認識」「情報同志の繋がりの具体的な構造」が挙げられます。つまり、記憶したいスケジュールやタスクの構造を再確認しつつ、視覚的に把握する事により理解と記憶定着を支援する事ができると私は考え、以下のツールを作成致しました。



効果の検証

本支援ツールは、イラストとして描かれた様々なモチーフを記憶のペグに設定する作業によって、スケジュールやタスクの把握と記憶を促すものです。モチーフには記憶術の実行過程を観察する予備実験から得られたデータを元に選出しています。
試作品を実際に使用してもらったところ、記憶定着効果はあるものの、ペグの制作作業、つまりモチーフと記憶したい内容の関連付けに労力を要する事が分かりました。また、モチーフのパターンの不足に対する指摘を得ました。


得られた結果

記憶術は元来、膨大な情報を丸暗記する為の技術です。本研究は既存の記憶定着技術をサーベイし、更に実験を行う事によって、スケジュールやタスクの管理を補助する事に特化した記憶術の為の必要条件をいくつか挙げる事に成功しました。
実行の困難さや応用の困難さ等の課題は残りますが、これらを解消する事ができれば、思い違いや記憶違いを原因とするヒューマンエラーに悩まされている人々に対し、新たな解決方法…

スキマ時間を活用した問題通知アプリケーションによる学習意欲の向上

こんばんは、修士2年の佐藤康満です.
 2月7日の学内展にむけて研究報告を簡単にさせていただきます.


研究の目的 本研究の目的は、スマートデバイス普及後の社会環境に適した学習方法を体系的に明らかにし、従来の学習ツールよりも学習者の意欲を向上する学習ツールの提案である.調査によって、スマートフォンユーザの半数が学習アプリケーションをインストールしていたが、一方で学習アプリの効果を約5割のユーザが感じていないことも示された.その理由を学習アプリが無料で手軽に入手可能であること、そしてスマートフォンは学習ツールではないことから、ユーザが学習アプリを起動する手順は紙媒体の学習ツール使用するよりも学習意欲を強く求めるからであると考えた.そこで従来の学習アプリよりもユーザに積極性を求めず、学習意欲を向上するようなシステムを実装した英単語学習アプリケーションをケーススタディとして提案する.


”スキマ時間”の定義 日常生活の活動の合間に発生する1-20分程の時間の事である.時間制限を加えて定義するのは、自由に使える空き時間と区別するため、そしてユーザが英単語語学習アプリの使用時間を考慮したためである.


検証 その後、スキマ時間学習において使用する学習ツールにより、ユーザにどのような影響を与えるか検証した.一週間グループごとに与えられた異なるツールで学習し、その後の本実験のテストの平均点から他のシステムと同等の学習効果がえられた.また、実験後のアンケートの結果から、スキマ時間を活用しプッシュ通知によって問題を提示することで実験参加者の学習意欲が向上されることが示された.よって提案するシステムはスキマ学習において有用性があると考える.しかし一方で、ユーザ自らがスキマ時間の予測の難しさも示された.

▲検証結果


フローチャート そこで本研究は、主観的なスキマ時間予測の困難さの問題を解決すべく、アプリ実装の際に用いるであろう、スキマ時間を割り出すフローチャートを制作・提案する.前述した検証において、スキマ時間を予測出来た参加者はスキマ時間が発生しそうな時間を予測する際に十分な自由時間が発生しそうな時間で考えるのではなく、行うタスクを基準に考えていくというものである.

▲提案するフローチャート



結果 ここまでに述べた議論を踏まえ,現状の学習アプリケーションはスキマ時間に活用するための適した実装になっ…

リーンスタートアップ手法によるコンセプトアートの制作

みなさんこんばんは。大学生活も、日々の生活もぎりぎりな細田です。 卒業制作発表も終わりひと段落したかな?と思っていましたが、2月7日~9日に行われる学内展の準備でてんやわんやです。なんだかんだ、研究室のメンバーと徹夜をするのが楽しかったりします。青春です。
さて、今日は2月7日から開催される学内展に来られる方のために、自分の卒業制作について簡単に紹介させていただきます。


「リーンスタートアップ手法によるコンセプトアート制作」 というテーマで細田は卒業研究をしました。 目的
人々から意見を収集し、コンセプトアートとして表現することで 多くの人々と世界観を共有、幅広い世界観を作り出すことを目的としています。

制作
コンセプトアートをfacebookページに質問と同時に公開し、貰った意見を集約、 その意見を用いて次のコンセプトアート(世界観・イメージ)を制作していきます。


こちらが実際に使用しているfacebookページ

キャラクターデザイン

検証
人々の感想や反応、会話などを分析し、自身の思い描いている【世界観】と観ている側の イメージが重なっているかどうかを検証していきます。 検証をしていきながら意見の集め方やアプローチを変えていきます。


結果
人々のアイデアや意見をコンセプトアートとしてまとめることで、より多くの人々に共有できる 世界観を作りだすことができ、一人では生み出せない世界観を作り出すことができると考えられ、 また、制作フローに人々が参加したことによって、オリジナルの世界観を忠実に共有できるとも考えられる。


と、一通りの流れをご説明するとこのような感じです。 実際に会場ではより具体的にご説明させていただければと思います。 お時間がございましたら、是非遊びに来てくださいっ!

最後に… 先生から「後輩に向けてメッセージを書いて」と言われたのですが、一体何を書けばいいのやら・・・。 文章を書く事がとても苦手ですが、とりあえず何か話します。
(長いので読みたい人だけ)
私は小さい頃から絵を描くことが好きでした。

「Google Earthアプリケーション開発ガイド」発売のお知らせ

このたび「Google Earth」を用いた地図アプリケーション開発技法を解説した書籍をKADOKAWA / アスキー・メディアワークスより出版しました。

「Google Earthアプリケーション開発ガイド」- KML、Earth&API徹底活用 -
書籍版Kindle版 古橋大地、小山文彦両氏との共著によるものです。Google Earthコンテンツ開発の基礎、そして「ナガサキ・アーカイブ」「ヒロシマ・アーカイブ」「沖縄平和学習アーカイブ」
「東日本大震災アーカイブ」などに用いてきた制作手法について解説しています。

昨年11月に刊行し、ご好評いただいている講談社現代新書「データを紡いで社会につなぐ」は、アーカイブズ・シリーズの背景となる思想や社会的意義について解説したものでした。今回出版する「Google Earthアプリケーション開発ガイド」は、技術面からの解説書となります。

「データを紡いで社会につなぐ デジタルアーカイブのつくり方」
Amazonでの販売ページ書評、感想等のまとめ この二冊を、来年度からは首都大の授業における教科書としても使用する予定です。ぜひ、併せてお読みいただければ幸いです。