20140628

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週報20140626



こんにちは!B4の長濱です。



ポスターセッション、つまり卒業制作の中間発表が8月のアタマに迫り、慢性的に焦りを感じています。七月もゼミでの出張などの予定が詰まっているので、そろそろ発表のために研究を固めていく時期になってきました。



僕が現在進めているテーマは『著作権に対する意識の向上』です。

近年ネット上には映画・音楽・漫画などの違法データが蔓延し、それら全てを取り締まることはほぼ不可能といえます。またYouTubeなどの動画共有サイトは既に私たちの生活に深く浸透し、アップロードする側・楽しむ側ともに、その行動が違法であるかの境界線が見えにくく、曖昧になっています。

他者や著作物の権利を、そうとは知らずに侵害してしまう危険性のある現代にこそ、著作権に対するモラルやマナーを広めることに大きな意味があると考えます。


…と堅苦しくなりそうなテーマですが、やはりそこはインダス(インダストリアルアートコース)です。
問題解決や社会的意義はもちろんですが、人に手に取ってもらえるもの、好きになってもらえるもの、面白いものを作るという方針こそを大事にして、四年間の成果を残したいと思っています。





写真は留学生のヌルジャナさんへのバースデーケーキです。


今週のゼミで誕生日をお祝いさせて頂きました!
誕生日おめでとうございます!



以上、長濱でした!


20140624

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週報20140624


こんにちは!学部4年の篠浦です。
6/20、21、22に広島にて「ヒロシマアーカイブ」のワークショップを行ったのでご報告いたします。


従来、「ヒロシマアーカイブ」は広島女学院の生徒が証言を集めて、研究室のメンバーがそれらの証言をマッピングしてきました。今回のワークショップでは今後、女学院の生徒が自分たちで証言をマッピングしてコンテンツを育てていけるように指導するのが目的です。



1日目

女学院2年生を対象に渡邉先生が講演を行いました。
“ダークツーリズム”をテーマに、修学旅行先の沖縄と広島との共通点を考えました。
生徒たちはグーグルアースが画面に映ると驚嘆の声があげ興味深そうに、そしてとても集中して話に耳を傾けていました。




2日目

渡邉研に来ている留学生3人が講演を行いました。
土曜日の午後というのに教室は満員に。たくさんの生徒さんにご参加いただきました。ありがとうございます!
この講演も“ダークツーリズム”をテーマに、それぞれの国の“生の声”を聞くことができました。
インドネシアの災害の歌(日本語バージョン)をみんなで合唱したり、ウイグルのダンスがみられたり、、、とても濃い内容でした!
講演後は交流会も行われ、高校生の熱心な姿勢に感心しました。

↓交流会の様子です!





3日目

今回のメインイベント。
女学院の生徒をはじめ、他校の高校生、東京からわざわざ足を運んでくださった方もいました。
参加者は証言を基に被災された場所を特定しマッピング。
私のグループには高校生と中学生がいたのですが、全員にプログラムの部分もいじってもらいました。最初は顔に?がたくさん書いてあった子も最後には「自分にもできそうかも!」と言ってもらえてよかったです。




web版、アプリ版にマッピングしたデータを反映させ、屋上でARアプリを体験してもらいました。
自分たちがマッピングしたデータを見つけるととても嬉しそうに、また誇らしそうにしていました。
アプリを作りたいからプログラミングの勉強をする!という子や、アーカイブの教科書を作る!と意気込んでいる子がいて、本当に充実したワークショップになりました。




この3日目の様子は来月はじめに特集を組んで放映されるみたいです。たのしみですね!




空き時間

話は変わりますが、空き時間に原爆ドーム並びに平和記念公園に足を運びました。話は聞いていましたが、外国の方の多さに本当にびっくりしました。割合で言うと7、8割くらいですかね。
高校生曰く、広島は交通の便的にとても行きにくいところみたいです。それでも広島に訪れて歴史を知り、その分広島の魅力を見て感じて。(これがダークツーリズムなのですね。)
私は広島に初めて訪れたのですが、広島は原爆だけではない、本当に魅力がたくさんあって、いつか必ずもう一度訪れようと思った街でした。




最後に。

3日間通して特に感じたことは高校生のエネルギッシュさと熱い思いでした。
後世に残すためには自分たちが最後の世代かもしれない。そんな事を彼女たち一人一人感じていて、だからこそ今自分たちができることを一生懸命やる。そんな思いがビシビシ伝わってきました。
自分が高校生の頃は何も考えずに生きていたなと思いつつ、私自身とても高校生から刺激を受けた3日間でした。
これからもがんばってください!
また、このような機会を設けて頂いた渡邉先生、女学院の先生方、とても感謝しています。本当にありがとうございました!




20140618

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続:マスメディア報道の空白域をビッグデータで可視化する


2012年に開催された「東日本大震災ビッグデータワークショップ」の成果物について、ハフィントン・ポスト記事「マスメディア報道の空白域をビッグデータで可視化する」で紹介してからちょうど1年が経ちました。

この「東日本大震災マスメディア・カバレッジ・マップ」は、TV放送内容の文字起こしから「報道内で言及された場所」を抽出し、地図にマッピングすることで「TV報道の空白域」を割り出そうとするものでした。その結果、例えば茨城県の鹿島付近や、千葉県の旭付近が報道空白域となっていたことが示されました。さらに株式会社ウェザーニューズの「減災リポート」を重ねることで、TV報道の空白域を、ソーシャルメディアの災害状況報告が補完していたこともわかりました。

その後出版された書籍「データを紡いで社会につなぐ」(筆者著)や「震災ビッグデータ―可視化された〈3・11の真実〉〈復興の鍵〉〈次世代防災〉」(NHKスペシャル「震災ビッグデータ」阿部ディレクター編集)でも、この「メディア・カバレッジ・マップ」が大きく取り扱われています。 

今回の記事では、その後の経過について報告します。まず、東日本大震災発生時のデータについて、地面から鉛直方向に時間軸を設定し、時空間的なビジュアライゼーションを施しました。下記のムービーにおいて、カラフルな光点がTV報道で言及された場所を示しています。各局ごとに色を変えてあります。
 
このビジュアライゼーションによって、TV報道の時空間に沿った密度分布がわかりやすくなりました。例えば、災害直後に頻繁に報道されていたが、その後は触れられていなかった場所、などを把握することができます。また、放送局別に色分けしてあるので、各局による報道対象地域の変化もみてとれます。
 
各局が入れ替わり立ちかわり報道していた場所がある一方、単一の局のみが中継していた場所があることもわかってきます。普段であれば「独占映像」として扱われる映像かも知れません。しかし、災害時には各局の映像を共有することによって、災害支援に役立てることができそうです。この「メディア・カバレッジ・マップ」はそのためのツールと成り得ます。 

また、前述した「減災リポート」の時空間分布もわかります。ピンク色の小円アイコンで示されているのが「減災リポート」です。TV報道と比べ、個々のユーザが即時的に発信できる「減災リポート」は、初動が早いようです。また、どうしてもTV報道は市町村以上の粒度になりがちですが、GPS情報に基づく「減災リポート」は、よりきめ細かい位置を示すことができます。こうした特長は、TVによる災害報道の補完に向いています。つまり、マスメディア報道の空白域を、ソーシャルメディアが補うことができるのです。
 
このように、少なくとも東日本大震災のデータについて、私たちの手法は有効なようです。このプロジェクトは今年度の科研費研究「マス・ソーシャルメディアとビッグデータによる災害情報インテグレート手法の研究」として採択され、実用化に向けて歩を進めています。 

まずはテストとして、東日本大震災と同じように広域災害となった「平成25年台風26号」のデータを処理し、マッピングしてみました。今回は株式会社エム・データから提供された放送メタデータを用いました。放送内容の文字起こしデータに含まれる地名を株式会社メタデータの5W1H抽出APIで抜き出し、Google Maps APIでジオコーディングしました。 

なお現時点では、放送メタデータからの地名抽出とジオコーディングの精度は完全とはいえず、おおまかな傾向がつかめる程度のものです。以下の内容については、その前提でご覧ください。 

下記は、各局ごとの報道地域を並べたものです。上から、NHK、CX、TBS、NTV、EXの順です。大きなスケールで比較しても、各局の報道域に偏りがあることがみてとれます。今後、地名抽出の精度を上げ、さらに前述した時空間ビジュアライゼーションを施すことによって、よりはっきりとした傾向がつかめると予想しています。

 

さらに「減災リポート」と重ねてみた画像がこちらです。東日本大震災の事例と同じく、千葉県などにTV報道の空白域があり、「減災リポート」がそこを埋めているようすがわかります。突発的な地震とは異なり、台風の場合はある程度正確な進路予測ができます。したがって報道空白域は生じにくいと私たちは予測していましたが、このような結果になりました。
 
先に述べたように、このビジュアライゼーションは、5W1H抽出APIで抜き出された地名を、Google Maps APIで素朴にジオコーディングした結果に拠っています。したがって、地名抽出もジオコーディングも完全とはいえません。とはいえ、おおまかな傾向をつかむことはできます。TV報道や「減災リポート」の詳細な内容はアイコンをクリックすれば確認できますから、人力でエラーを補えます。現状、一般公開するにはまだ難がありますが、たとえば自治体の防災担当者が、災害発生時の初動に活かすといった用途には使えそうです。 

今後は、より精度の高い手法を取り入れ、信頼性の高いシステムにしていく予定です。このブログでも、進捗を随時報告していきます。

20140616

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Web基礎グループ課題「日野キャンパス・サイコウ」


皆さんはこれまで、htmlやcss,javascriptとその関連技術を使ったWebデザインの基礎を学んできました。今回の課題では、チームによる共同作業、そして企画と制作、ふたつの面に関する実践的な演習を行います。

今回の課題では、現在、新棟の工事が進行中の日野キャンパスをアピールしてもらいます。テーマは「日野キャンパス・サイコウ」です。"サイコウ"については、各自の脳内で好きなように解釈してください。最高?再考?採光?

日野キャンパスを取材し、そこで得た情報(インタビュー記録、写真など)をもとにして"サイコウ"の対象とする「日野キャンパスの【何か】」を設定してください。それをもとに、皆さんのイメージする「日野キャンパス」の姿をWeb上に描き、アピールすることがミッションです。実用的な案内Webサイトをつくるもよし。見たままの姿を忠実に再現するもよし。切り口の付け方は皆さんにお任せします。
  • チーム課題です。チーム内で役割分担して取り組んでください。
  • 基本的にはこれまでに教えたhtml,cssを使ってデザインしてください。JavascriptやそしてProcessingなどを使った仕掛けを設けても構いません。ただし、アドベンチャーゲーム制作ツールなどの使用は不可とします。
  • 中間発表は6月30日、最終発表は7月21日を予定しています。
  • 過去の作品例1
  • 過去の作品例2
  • 過去の作品例3

20140615

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An Interview by George Takei's "Takei's Take" about "Hiroshima Archive"

An interview by Mr. George Takei (as known as Mr.Sulu of "Star Trek")'s YouTube / TV program "Takei's Take" was performed in our studio. The theme of interview was "Hiroshima Archive". Me, Ms. Makiko Harada (A Ph.D candidate) and her son were interviewed by the TV director. The program are due to be distributed on YouTube in August. And also, it will be broadcast by TV, they said. (wtnv)






20140614

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「LOCAL GOOD YOKOHAMA」が公開されました!


こんにちは。B4の早川です。
ついこの間私の週報があったばかりですが、今回も早川です。


先日、私が制作に関わっている「LOCAL GOOD YOKOHAMA」が公開されました!




「LOCAL GOOD YOKOHAMA」は
地域の「GOOD=ステキないいコト」と、たくさんの市民がつながるきっかけをつくるプロジェクトです。
横浜にある様々な問題に取り組んでいる方を紹介したり、横浜に関するたくさんのデータを閲覧することのできるコンテンツとなっています。

NPO法人横浜コミュニティデザインラボさんをはじめ、アクセンチュア社さん、インフォ・ラウンジ社さん、横浜市大、横浜国大、東京都市大、首都大学東京、横浜市内NPOの皆様など多くの方が参加しています。


今回、首都大学東京ネットワーク研(渡邉先生)は
「LOCAL GOOD YOKOHAMA」のサイト内のGoogle Earthコンテンツの監修を担当しています。
私は、横浜コミュニティデザインラボさんやアクセンチュアさん、インフォ・ラウンジさんと話し合いなどを重ね、Google Earthコンテンツを制作をしてきました。


先日12日木曜日に公開し、その日の夜にキックオフイベントが開催されました。
本当にたくさんの方が来てくださいました。ありがとうございます!




私も少し登壇してコメントをさせていただいたのですが、緊張しすぎて言いたいとこちゃんと言えていたのか不安です...とても自分の未熟さをとても実感しました。


私は生まれも育ちも横浜なのですが、今回このプロジェクトに関わるまで
横浜にある問題などをあまり意識していなかったように感じられます。
「LOCAL GOOD YOKOHAMA」をみて、”自分にも横浜のためになにかできることがあるのではないか”と思って頂けたら嬉しいです。


今後は更に、クラウドファンディングなどの機能を追加していく予定です。
まだまだ生まれたてホヤホヤの「LOCAL GOOD YOKOHAMA」ですが、
これからどんどん成長していく予定ですのでぜひ楽しみにしていただきたいです。


「LOCAL GOOD YOKOHAMA」


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さて、ここで私の卒業制作のお話をしたいと思います。
前の週報でも少しお話したのですが、「イメージと現実の可視化」をテーマに研究を進めています。

せっかく「LOCAL GOOD YOKOHAMA」というステキなプロジェクトに参加させていただいているので【横浜】に関する研究を行っていきたいと考えています。


具体的にどのようなコンテンツを制作するかなどは、まだ考えている途中なのですが
現在【横浜に関するアンケート】を実施しています。


【横浜に関するアンケート】
http://goo.gl/LLqwRX

このページの最後から直接答えることができるようになっています、ぜひお答えください。
また、3~5分ほどで答えられるアンケートになっています。
あまり深く考えずに、横浜に対して思ったことを簡単に答えて頂けると嬉しいです。



以上、早川でした!










20140608

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私の卒制のおはなし:日本酒

こんにちは。B4のこんだです。
今回の週報は私の卒制についてお話しようと思います。


『日本酒の味の情報をみんなで共有する』というのが大まかなテーマです。みなさんは、日本酒の味ときいてどんなワードが思いつきますか?
…おそらくそのワードは居酒屋で好みの銘柄を選ぶ基準となっていることでしょう。



私は日本酒がたまらなく好きですが、お店では「辛口でオススメのものをお願いします」としかいったことがありません。おなじ辛口でも銘柄によって味は全く違うのに、辛さくらいしか基準がないのです。飲んでいる日本酒がどんな味かきかれたときも「辛口で美味しいよ」くらいしか言えません。実際はきちんと味の違いを感じ取っていても、表現方法がわからないからです。
居酒屋なら店員さんにオススメしてもらえますが、スーパー等で選ぶときはすごく困ります。ネットで銘柄を検索しても『★★★★☆ かなり辛口。フルーティな香りがしばらく残る。』なんてどの日本酒の口コミにも書かれていますし、味が想像しづらいです。


ーこうした経験から『日本酒選びに使えるツールをつくろう』と考えました。日本酒が大好きな人から、安くてまずいのしか飲んだことないから嫌い…なんて人まで使っていただけるコンテンツが制作できればなと思っています。

どのように実装するか、詳細はまだ未定なのでまた次回週報がまわってきた時にでも発表できたらなと思います。少しでも多くの人が美味しい日本酒に出会えますように!



最後に…この間日本酒の肴に食べた岩牡蠣。めっちゃ大きかったです!


20140606

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「オルタナ東京」iOS向けARアプリ制作:ネットワーク演習第二課題


近年,位置情報とAR(拡張現実)技術をもちいたサービスが広く普及しつつあります.実空間を映すカメラビューに,仮想空間の情報を重層表示することで,さまざまな利便性を提供することができます.

現状では,AR技術はもっぱら「実世界に必要な情報を付加する」ために用いられているようです.しかしこうしたアプローチでは,AR技術のポテンシャルを活かしきっているとは言えないのではないでしょうか.AR技術をアート表現に活用することで,「実用」の枠を越え,我々が過ごしている世界を,別の視点から眺め返すきっかけを生むこともできそうです.

例えば,渡邉研で制作した「ヒロシマ・アーカイブ」「ナガサキ・アーカイブ」のARアプリは,実空間に「過去の記憶」を重ねあわせ,実感を持って伝えるためにつくられています.



今回の課題では「オルタナ東京」をテーマとします.オルタナティブな,情報化された(Informationized),想像上の(Imaginary)東京をAR技術を用いて再表現し,あらたな価値観を生み出すことがミッションです.前回の課題のテーマ「架空旅行記」の実空間版と捉えることもできます.皆さんの新鮮な発想に期待しています.
  • 3〜4名のチームで共同制作(少なくとも一人はMacユーザであることが必要)
  • ARライブラリを使用します(詳細は講義内で説明)
  • 過去の作品はこちらからたどれます
  • 最終成果はApp Storeで公開します
  • 7月末に最終提出予定

20140602

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ヒロシマ・アーカイブ,ナガサキ・アーカイブのARアプリを更新しました

「ヒロシマ・アーカイブ」と「ナガサキ・アーカイブ」のARアプリを更新しました.また「東日本大震災アーカイブ」と「沖縄平和学習アーカイブ」のARアプリの最新版も,近日公開予定です.

iOS7のインターフェイスに対応し,GPS測位の精度が向上しています.さらにiPadにユニバーサル対応したバージョンも現在審査中で,通過次第,App Storeで公開されます.ぜひ,現地でお試しください.


ヒロシマ・アーカイブARアプリ
  • 広島女学院高校生徒有志による被爆者インタビュー動画,平和公園碑巡り動画を掲載しました
  • 中国新聞社「記憶を受け継ぐ」から提供された証言を掲載しました
ナガサキ・アーカイブARアプリ
  • 高校生一万人署名活動による被爆者インタビュー動画を掲載しました