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20120129

卒業制作 - MTS(マップ投稿システム)【小林】


ネットワークデザインスタジオ4年の小林啓です。
約半年、研究背景も含めると1年間に及ぶ卒業制作も終盤にかかりました。
終盤というのは、制作発表は終わりましたが自分の制作物はまだ非公開であり、完成度を高めてから公開しようと考えているからです。

私は他の方の卒業制作とは少し異なり、システムの提案という形をとらせていただきました。
そのシステムというのは「MTS(マップ投稿システム)」です。
マップ投稿とは、一般ユーザーが地図上にコンテンツを投稿するという意味です。

■背景
近年、TwitterやFacebook、Google+などのSNSが注目され人々が発する情報の価値が高まってきました。それらのコンテンツは口コミや会話であり、ほとんどのものがテキスト主体です。
しかし、従来の情報共有サービスのユーザーインターフェースはただテキストを並べただけであり、どれが重要な情報か、欲している情報かというのがわかりづらいという問題があります。
そこで大量の情報を整理し、受け手にわかりやすく伝える手段はないかと考えました。

■既存の事例「オンライン地図による、情報のビジュアライゼーション」
・「福島県SHOP MAP」

私が震災後に制作したもので、福島県の営業、休業しているスーパーの情報をオンライン地図を使ってまとめたものです。3種類のスーパー全店をまとめています。これによって異なるスーパーの営業、休業が普段見慣れた地図より探し出すことができ、ユーザーに素早く情報を伝えることができました。
しかし、全て手作業で編集しているため、情報の量、速報性に限りがありました。

・「世界一大きな絵Web版」
こちらは前期のゼミで関わったもので、ブラウザ上で絵を描き、オンライン地図上に投稿し、リアルタイムに投稿内容が反映されるものです。
自動処理によりリアルタイムに情報が反映され、また、デモンストレーションを行った際に小学生でも使うことができたことから、ユーザーにとってわかりやすいユーザーインターフェースをとっていました。
機能は投稿と閲覧が主で、それ以外の機能はありませんでした。閲覧ユーザーが投稿コンテンツに対する何らかのアックションがとれたなら、このWebサービスは継続的な利用があったのではないかと考えました。

■目的
以上より、今回の卒業制作の目的を設定しました。
  • 地図による情報整理を行う
  • 口コミを利用した情報共有サービス
  • 自動処理(速報性)
  • コミュニケーション可能
  • 汎用性
今回制作するものはシステムであり、自分以外の人が導入可能なものにしました。

■制作物「MTS」
実際に制作したものが最初の画像です。

-投稿-

投稿方法は、地図上で好みの場所を選択します。投稿内容はテキストと画像があり、htmlでお好きなように制作できます。

-閲覧-
地図上のアイコンをクリックすると投稿されたコンテンツを見ることができます。投稿された内容の他に「いいねボタン」「知ってるボタン」「Facebookのコメントボックス」を設置してあります。「いいねボタン」は押されるとポイントが増えていき、アイコンがポイント数に応じて拡大します。「知ってるボタン」は押されると住所を選択する画面に移動し、入力された場所とコンテンツが線で結ばれます。どちらもコンテンツの知名度、人気度を視覚可するためのものです。

-システム-
紫で囲まれた部分が今回制作した部分です。APIは地図の描画のための「Google Maps V3 API 」、TwitterIDの存在確認のための「Twitter API」を使用しております。それぞれ特殊なキー(API使用時に求められる鍵)は使用しておりません。なので導入する際にややっこしい設定必要ありません。

-汎用性-
このシステムをWebサイトで配布します。ダウンロードしたものをmySQL対応のサーバーにアップロードし、管理画面にてmySQLやデザインなどの設定を行います。

■結果
当初に設定した目的は達成できましたが、スマートフォン用のデザイン、UIなどの課題は多く、これからも完成度を高めなければならないと感じました。



以上が私の卒業制作です。
今回の制作で技術面は上達しました。そして何より「ユーザーインターフェース」について考えさせられました。私は4月よりモバイルサービス系の会社で制作職で働かさせていただきますが、これからも使いやすさ、顧客目線というものを突き詰めたいと思います。

— 後輩へ —
この時期は就職活動で忙しいと思います。その分得られるものは大きいと思います。私自身、いろいろな人と出会い、学んで、成長したと思います。私はどっちかと言わなくてもネガティブです。失敗したらいつまでも引きずり、次はそんな思いをしないよう逃げます。でも、やっぱり最近になって思います。
「失敗は成功のもと」と。
ある程度のリスクを負う覚悟で行動しないとなにも得られない、とこの前大人に言われました。その通りだと思います。
失敗したリベンジしてやる、それでも失敗したらできるまでリベンジだ!という気持ちを私はこれから身につけたいと思います。
皆さんも是非そう思ってください。

卒業制作【Web廃墟アーカイブス】

ネットワークデザインスタジオ4年の高田です。
卒業制作の紹介をさせて頂きます。



wtnv.studioのBlogをよく読んでいる方だと、GoogleEarthに廃墟の写真を載せたのかな?と思ったかもしれません。が、違います。

■Web廃墟?
そもそもWeb廃墟という言葉を聞いた事のないという人が多いかもしれません。
簡単に言うと、
『ネット上で何年も更新されることなく放置されているWebサイト』

の事です。
実例としてはここ(音注意)とか、ここの様なサイトです。

今回はそのWeb廃墟に焦点を絞り、データを収集・アーカイブして他者と共有できるモノを作ることで、かつて通っていたホームページに存在したコミュニケーションを再生させたいと考えました。
それがこの【Web廃墟アーカイブス】というサイトです。

大雑把に説明すると、以上です。

…もう少し詳しく聞いても良いよ  という方が、もしかしたらいるかもしれないので、少しだけ具体的な説明をさせて頂きます。


■収集されたWeb廃墟データの閲覧


上写真のように、登録済Web廃墟の詳細データを閲覧できます。
右上のソーシャルメディアボタンでこの詳細ページ情報を共有する事が可能で、それによって他の利用者と出会い、コミュニケーションが生まれれば本望です。

■Web廃墟データの登録
私一人ではあまりにもWeb廃墟の数が膨大な事もあり、ユーザにもWeb廃墟データを登録して頂こうと考えました。以下の2つの方法で登録できます。

◆Web廃墟アーカイブス上の登録ボタンから登録する方法
必須項目は【URL】で、なるべく簡単に登録できる様にしています。
追加で開設日・最終更新日・管理人名・カデコリ・自由メモを用意しています。

◆twitterで自身の知っているサイトのURLに【#Web廃墟】のハッシュタグを付けて呟くという方法
そうすれば、毎日のように私が【#Web廃墟】を調べているので、見つけ次第登録します。


■実装結果
現状ではまだ登録数、知名度が足りていない事もありユーザ数が少ないので、コミュニケーションの再生と言う点においては今後も長く堅実にデータ量を増やし、DBサイトとしての役割を持ちユーザ数を増加させる事、
その時々の主流コンテンツへの対応を行う事で、このWeb廃墟アーカイブスを通してコミュニケーションの再生を図る事が出来るのではないかと考えています。
皆さんもWeb廃墟を見つけた際はぜひご協力下さい、よろしくお願いします。


■最後に
渡邉さん、スタジオの方々、データ集めに協力してくれた友人、
関わった全ての方に、この場を借りて改めて感謝を伝えたいと思います。
楽しかったのは勿論、勉強になる事も多く非常に実りの多い一年になりました。
本当にありがとうございました。


■後輩達へ
他の4年生が言いたい事を全部言ってくれていますねw
どれも本当にそう感じた事ばかりなので、ぜひ参考にしてください。

周りが凄く見える、そんなのばっかりです(本当に凄い場合が多かったw)
それでも、自分の選んだテーマを自分なりに楽しんで下さい。
技術的に詰まった場合は渡邉さんと先輩方に聞けば大抵はどうにかなります、あとyahoo知恵袋。

疲れたときは、アニメソングを聴けば大丈夫。

来年の2月、すっっっごく素敵なモノになっているであろう卒業製作、ぜったい見に行きます。

卒業制作-BIRTHDAY COMMUNITY (西田)

ご無沙汰しております、西田です。
先日、卒業制作の最終発表が終わって一安心...という訳にもいかず、 卒業・修了制作研究展の準備でバタバタとした日々を送っています。
是非、沢山の方に足を運んでいただきたいと思います!

本日は私の卒業制作についてこちらで紹介させていただきます。
デジタル地球儀をもちいた全地球規模の生年月日コミュニティーの可視化」をテーマに卒業制作を行いました。
まずは、作品について短くまとめたムービーを作りましたのでご覧ください。



制作背景と目的
mixi やfacebook などweb上には様々なコミュニティーが存在します。しかし、そのコミュニティーに属しているというだけで、参本来あるはずの様々な共通点による参加者一人ひとりの「つながり」が目に見えにくい状態です。そこでGoogleearth 上でコミュニティー参加者の投稿、位置情報等を可視化することによって新しいコミュニティーの見方ができるのではないかと考えました。
今回は世界中に存在する(した)人も生まれたときから持っている「生年月日」情報によるつながりを取り上げ、そのつながりを「生年月日コミュニティー」とし、人々の生年月日や簡単なプロフィール、社会的な状況,twitter 等の書き込みをGooglearth 上で表現し、目に「見えるもの」にすることで特別な共感や感情をユーザーが感じられるコンテンツを生み出したいと考えました。

制作過程
1.公開されている著名人のデータから最終的なコンテンツの基盤となるをものを作成
関連研究である「生年月日データベース」(*1)の管理人の方とコンタクトをとり、管理人の方が収集し掲載している著名人の生年月日と出身地の情報を利用させてもらう許可を得ました。その情報の一部ををGoogelearth上に反映させデータベースを作成しました。

2.一般の人達からの生年月日データの収集を開始
ブログページを作成し、ニックネーム、生年月日、現在の職業、血液型、所在を記入してもらうアンケートフォームを掲載しました。卒業制作のテーマについて理解してもらった上で協力してもらうため、制作コンテンツの概要を簡潔に伝える動画も作成し一緒に投稿しました。主にTwitterでフォロワーにアンケートフォームのページを拡散してもらうことで協力者を募りました。

3.生年月日コミュニティーの可視化をより効果的にするためのGoogleearthデザイン
データ2.で収集したデータを1.のコンテンツ基盤に組み込み、アイコンのデザイン、Googleearth全体のデザインを行っていきました。

4.Webで公開、twitter等でコミュニケーションをとってもらう
公開を開始し次第報告させていただきます。

*1 生年月日データベース
管理人の方が個人で集めている全世界の有名人、文化人中心の生年月日情報。2012年1月29日現在54925人分を収録。大量のテキストデータとして情報が整理され、集約されている。
『生年月日データベース http://www.d4.dion.ne.jp/~warapon/data00/ 管理人:和田英彦 氏』

実装結果・まとめ
最終的に5763人分の生年月日データをコンテンツに組み込みました。一般の方114人、生年月日データベースか5649人分を収録しました。まず知人数名に操作してもらったところ、「面白い」「同年代の人が何をやってるか分かる。」「同い年の人が頑張っているのを見ると励みになる。」という意見を多くいただきました。
仮想3次元世界に位置情報やタイムスタンプをつけたアイコンを表示させることによって、ユーザーが自身の存在をその空間に置いている没入感が生まれ、その空間の中で同生年月日のコミュニティーを可視化することで共感や他人とつながる感覚を増幅させることができたと考えます。
また、投稿した情報がコンテンツに反映されるだけでなくtwitterと連動させたことから、リアルタイムで自分の発言が反映されていく楽しさをユーザーが味わいながらコミュニケーションをとれるコンテンツになったのではないかと考えます。

今後もhttp://birthdaycommunity.blogspot.com/で随時状況を報告していきたいと思います。

【一年を振り返って】
やはり「プロジェクトヨロン」に参加させていただ思い出が一番大きいです。自分の属している団体以外の外の世界の人々と連携して一緒に何かをするということの大変さだったり、楽しさを感じることができました。このプロジェクトに参加させていただかなければ、知り合うこともなかったであろう与論島の方々と交流できたことが本当に嬉しかったです。
渡邉先生、メンバーの先輩方や健太郎くん、植田さんはじめ島の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

【後輩たちへ】
上にも書いたように本当に、普段ならなかなか行けないような場所へ行ったり、なかなか会えない人に会えたり、貴重な経験ができる研究室だと思います。その経験は絶対に卒制のテーマ決めや技術的な面で生かされていくと思います。
卒制のテーマはこれだと一度決めたら迷わずやり抜いてほしいです!
当たり前のことだけれどなるべく早め早めに色々やってみるということは大切だと思います。やってみて初めて、技術面で不足している部分に気が付いたり、作品自体の方向性の修正が必要なことに気づいたりしますから...って偉そうなことは全く言えないんですけど...(汗)
あと、わからないことがあったら先生や先輩に聞くのはもちろんいいのですが、時間に余裕があったら自分で色々調べて試行錯誤してみるのが結果的には一番自分の力になるのかなとも思いました。
来年度、どんなメンバーになるか楽しみですね!自分の納得のいく作品ができることを祈ってます。

(西田志帆)

卒業制作 -つぶやこーえ!!大分弁 bot- 【佐藤康満】

ネットワークデザインスタジオ4年の佐藤康満です。
先日卒業制作のプレゼンが終わりましたのでブログの方でも紹介させて頂きます。



作品URL: https://twitter.com/#!/oita_ben

【目的】
人々の中で希薄になっている方言の認知度、郷土意識、郷土愛を向上し,方言継承コミュニティを形成する。

【背景】
ウェブ上で方言の情報を手に入れようとするとHTMLで記述された固定的で更新頻度の低いウェブサイトばかり出てきます。
ソーシャルメディアの普及しリアルタイム性の高いコミュニケーションが普遍的となった今この現状はユーザーの知識を得る機会を減じていると考えました。
また方言は言葉なのでテキストとして読むのではなく実際のコミュニケーションで使われてこそ魅力的な伝え方だと考え、twitterの自動対話型プログラム=botを用いユーザーとコミュニケーションする中で方言継承コミュニティを形成しようと上記のテーマを据えました。




↑製作したbotのプロフィール画像です。
botであると名乗っているのですが毎日20もの返信が届いています。
その反応を紹介させて頂きます。



多くの方に共感していただき上図のようにリツイートしていただいています。
届いているユーザーの声の一例も紹介させて頂きます。



嬉しいことに目的に据えている郷土愛が深まるといった声などが一番多く寄せられています。



またbotを介してコミュニケーションが取られていたりもします。



そして用例の間違いなどもご指摘いただきこの一年フォロワーの皆さんのお声でbotを成長させてきました。
そのおかげで下図のようにフォロワーの皆さんに注目していただけるようになりました。



右肩上がりにフォロワーが増えていき現在では2500人以上の方にフォローしていただいています。

【結果】
このように人々が情報を拡散し、botを介してコミュニケーションしている現状によって前述した目的を達成しつつあるのではと推測しています。
人々の興味を引き折角注目していただいているので今後より多くの人に愛されるように精度を高めていきたいです。

是非興味を持っていただけたら@oita_benをフォローしてみてください!!





【お知らせ】
我々首都大インダストリアルアート卒業・修了制作研究展が開催されます。
以下の日程で。
プレオープン: 2/4[土] 13:00~17:00
会期:2/5[日]・2/6[月] 11:00~17:00
是非足をお運びください。
もっと詳しく卒業制作を説明させて頂きます。
詳しくはこちら→ http://www.facebook.com/ia2012





【後輩たちへ】
こんな僕なんであまり偉そうなことは言えないのですが
絶対に好きなこと、してみたいと思うことこれをちゃんと見つけてください。
何をするにもそうなんですが、嫌々してもしょうがないので!
楽しんで頑張ってください!
もしかしたら僕はあと二年いるかも知れないのでその時はよろしくお願いします!笑





以上です。

佐藤康満

卒業制作-WorldWebColorChart-...坪山翔太



ネットワークデザインゼミ学部4年の坪山です。
私の卒業制作のテーマは
「デジタル地球儀を用いた世界各国のWEbページカラーチャート」
とさせていただいています。
この制作では、世界の国々において、WEBデザインに使用される色に差異があると考え、それをGoogleEarthを使ってビジュアライゼーションしました。仕様としては、
・各国の大使館のWEBページを比較の対象として使用
・各国のページからカラーチャートを作成
・作成したカラーチャートを敷き詰めた世界地図をGoogleEarthにマッピング
・各国上にアイコンを設置し、バルーン内でカラーチャートと元のページを表示できるようにした

細かい手法を以下で説明させていただきます。

□各国のWEBページとカラーチャート作成■


各国の大使館のページをまとめたものが上の画像です。これをoカラーチャートに直します。
フィリピンを例に一つ紹介したいと思います。


このように使用されている色を抽出したものを 並べてカラーチャートとして 表示します。

□世界地図作製■
先ほどの例のように作成したチャートを用いて作成した世界地図(メルカトル図法)

この ようにカラーチャートを敷き詰めたオリジナルの地図を作製し、GoogleEarthに反映させました。
この地球儀により、国ごとの色の違いや特徴とその地図上の位置(どこの国か)を同時に見ることが出来ると思います。

□GoogleEarthバルーン仕様■


GoogleEarthで各国に配置したアイコンをクリックするとバルーンが表示されます。
始めは上の画像の左、カラーチャートが表示されそこへカーソルを合わせると右の画像へ切り替わるようにしてあります。
バルーン内で各国ページの色を詳しく見ていただけるようになっております。



以上が細かい仕様となっております。



これが今回私が制作させていただいたものです。4月からWeb制作会社で働かせていただくのですが、今回の卒業制作にあたった際の経験やその過程で学んだこと、考えたことがこれからの自分に活かせればと考えています。





---後輩たちへ---
あまり偉そうなことを言えないのですが、 一つだけ。
卒業制作だけでなく、何事も思いついたら まず手を動かしてみたらいいと思います。
思いついたことに不安があっても、やってみて 気づくこともあると思うし、それでダメだったらまたやり直せば良いと思う。
大学最後の1年間、その1年という時間で出来ることは多く、そこから得るものも多くあります。
何事も楽しんで、がんばってください!

20120128

卒業制作 “greenz LOCAL” (山田)

ネットワークデザインスタジオ4年の山田です。私の卒業制作をご紹介いたします。



地方を盛り上げるためには、その地域を盛り上げようとする人がその地域に居ることが必要です。そして全国各地にたくさんの人が地域を盛り上げようと努力しています。しかし、そういう人たちの声は身近に居てもあまり気付かないものです。

もし声が届いたら。もしその声を聞いて共感してくれる人が居たら。
きっと、もっと地方が面白くなるのではないでしょうか?

わたしはそんな想いを込め、地域で活躍する人々を応援するウェブマガジンを新しいコンテンツとしてリリースしたいと思っています!



< 目的 >
地方で活躍する人々の声を届けるウェブマガジン
地方で活躍する人々を応援できるウェブマガジンで
地方の魅力を伝え、地方を盛り上げること。



..............................about “greenz LOCAL”..............................

1、全国の地域の情報を配信


ひとつの地域の情報に絞るのではなく、全国各地の情報を配信します。一部の地域に特化したウェブマガジンはいくつか存在しました。しかし、地域の情報を配信することに特化したウェブマガジンであり、全国の情報を網羅しているウェブマガジンは存在しませんでした。greenz LOCALは全国の情報を配信する予定です。


2、どの地方が盛り上がっているか、確認できます


トップページにGoogleマップを表示し、プロジェクトが行われている地域(記事にする地域)に人型のアイコンを置きます。地方で活躍している人々を地図上にマッピングすることにより、一目でどの地域が盛り上がってるかを確認することができます。しかし、上記の地図を見て頂けたら分かると思うのですが、北海道や関西の記事がありません。これは決してその地域が盛り上がっていないということではなく、まだ気付けていない宝の山があるということなのです。


3、一度きりの配信ではなく、継続的に情報発信


本来、ウェブマガジンの弱点としてアーカイブ性が弱いことが挙げられると思います。一度見た記事をもう一度見る機会は少ないのではないでしょうか?しかし、greenz LOCALでは簡単に過去の記事を振り返ることができます。Googleマップのアイコンをクリックするとバルーンが表示され、過去の記事へのリンクを表示させるようにしたからです。過去の記事を閲覧し、ストーリーを追って最新記事を見ることができます。


4、グリーンズのコンテンツの一部として運用



月間約30万PVを誇り、若い読者が多いgreenz.jpのコンテンツの一部として運用させて頂きます。また、greenz.jpの読者には、まちづくりや地域に関心の高い層が読んでいることから、greenz LOCALとの相乗効果も見込まれます。


5、全国各地にミニ編集部を設置




地域の情報はその地域に住んでいる人が一番知っています。住んでいなければ分からない情報もあります。そのため、フェイスブックグループを設置し、地域の情報をシェアする場所を作りました。グループに参加して頂いている方々が地域の情報を投稿するシステムです。現在、70名以上もの人が登録しており、全国各地の情報が集まっております。この記事を読んで頂いている方々も参加して頂けたら嬉しいです。



本サイトは2012年3月1日正式公開予定です。もちろん、卒業後も運用していくつもりでいます。
必ず素晴らしいウェブマガジンにし、地域を盛り上げる担い手になってみせます。

最後に、支えてくれた友人、グリーンズ編集部のみなさん、渡邉先生、
本当にありがとうございました。


来年度のwtnv.studioのメンバーへ

知り合いばかりで恥ずかしくて何を言ったらいいか分からんのですが、
卒業制作も就職活動も自分に何度も問いかけることが大切だと思います。
で、人に流されずに自分の好きなことを見つけて欲しいです。
たぶんそれが卒業制作やら何やらに引っ付いてくるからです。

疲れたときは、アイドルソングを聴けば大丈夫。


(山田 大輝)

20111216

オリジナルBot「i-self」をつくろう:ネットワーク演習最終課題


いよいよ今年度最後の課題です。

「ネットワーク演習II」受講者のみなさんは、これまでに「Google Earth」「Second Life」などのインターネットサービスを活用した作品を制作し、Webアクティビティを展開してきました。

今年度最後の課題では、情報化された/想像上の「もうひとりの自分」(i-self --- informationized / imaginary self)を、Twitter Botとして制作します。

ウェブ上に書き出される個人の思考、想いは、書いた本人さえ思野に収めることができないほどの膨大な量になってきています。また、実世界ではほとんど顔を合わせないのに、ウェブ上では毎日「会っている」相手が幾人も居る、というシチュエーションは、2011年現在すでに普遍的なものです。

人々は「ウェブ上の人物像」を通して「実世界の人物像」をイメージし、コミュニケーションを取っています。実/ウェブ世界双方の「自分」を切り分け、使い分けることの意味が徐々に失せつつあるのかも知れません。時間や場所に紐付けられている「実世界の自分」を磨くことだけではなく、いつでもどこでも人とこころを交わすことのできる「ウェブ世界の自分」をしっかりデザインすることが求められつつあります。

今回の課題では、「実世界の自分」と対置されているようで、実はどこかでつながっている、ことばとアイコン(キャラクター)によって生み出される「ウェブ世界の自分」について考え、オリジナルボット「i-self」を制作してみましょう。

■使用するもの
  • Twitbot
  • Easybotter (自前サーバが必要)
  • その他Twitterと連携するソフト、サービスなどを自由に用いてよい。


20111011

「Beyond 311」首都大学東京×宮城大学合同ワークショップ


■課題主旨

ことし3月11日に発生した,東北地方太平洋沖地震によって引き起こされた東日本大震災は,被災地の人々,そして全国の人々に,さまざまなかたちで影響を及ぼし続けています.

宮城大学の学生の中には,直接,地震や津波の被害に遭った人もいます.首都大学東京の学生も,計画停電,放射性物質汚染などの影響を少なからず受けています.「311」という数字,日付を,私たちは一生忘れることはないでしょう.

今回の首都大・宮城大合同課題では,仮想世界サービス「Second Life」をベースにした共同作業をおこないます.両校の学生どうしがチームを組み,顔を直接合わせることなく,アバターチャット,Skype,Twitterなどを駆使して,コラボレーションを展開します.

テーマは「Beyond 311」とします.

まず,両校の学生で,お互いの「311」そしてそれ以降の体験について,ゆっくり話しあうことから始めてください.そして,311を越えて,デザイナー,クリエイターを目指す私たちに,何ができるのかについて,意見交換していきましょう.そこから,構築がはじまります.

Second Lifeはあくまでベースとなるサービスです.他のサービスやコンテンツを組み合わせて用いても構いません.特に今回の合同ワークショップにおいては,両校の学生による「コミュニケーションの履歴」そのものが,重要な成果物となることでしょう.

「Beyond 311」は,教員たちにとっても避けて通ることのできないテーマです.学生,教員間でも意見を交わしながら制作を進めていければと思います.

■各校の役割分担
  • 宮城大学:震災の「語り部」として,311を後世に伝える「空間作品」の制作.写真,音声,テキストなどを用いて,Second Life上に「空間コンテンツ」を制作する.
  • 首都大学東京:宮城大の制作したコンテンツの「展示空間」の制作,PR,支援活動.Second Life,Google Earth,Facebook,Twitterなどを活用.L$による寄付活動なども展開.

■スケジュール
  • 10/4,7 宮城大および首都大にて初回講義
  • 10/11 宮城大にて渡邉のレクチャ,各校の役割分担について説明.宮城大チームは制作を開始すると同時に,各チームにて,首都大チームに説明するためのコンセプトシートをGoogle Docsで作成する.
  • 10/14 首都大チームに宮城大の初心表明資料を伝達.首都大チームは,展示空間の計画と構築をスタートするとともに,宮城大チームへのヒアリングをおこなう.Google Docs,Skype,Second Lifeなどを使ったコミュニケーション.日時は適宜設定すること. 
  • 以降,最終週の講評会(於:両校)まで,密にコミュニケーションを取りつつ展開.


20110628

三年生のGoogle Earthマッシュアップ作品集

以下,ネットワーク演習の課題「世界たちを地球に重ね合わせる」の作品例です.3年生にはいささかヘビーな内容だったかと思いますが,各自なかなか楽しい作品をアップしています.閲覧にはGoogle Earthプラグインが必要.以下,説明文は学生本人によるものです.


(大原)現在twitterをしているゆるキャラ、ご当地キャラは300を超える。まさにゆるキャラ戦国時代!twitterのフォロワー数に比例した大きさでキャラの画像をマッピングすることで、水面下で起こっているゆるキャラ達の戦いを可視化しました。上のボタンをチェックすることによって、キャラクターの詳細を確認することもできます。技術的な面で断念しましたが、フォロワー数が増えるごとにリアルタイムで画像の大きさが変わるようにできれば、フォローすることでキャラを応援できるようになり、インタラクティブなコンテンツにできるかと思います。


(佐久間)先日、AKB48の総選挙が騒がれていた。ネット上には美人時計、美人暦を始めとする美女コンテンツが人気を博している。みんな美女が好きなのだ。その美女という存在を自分なりにマッシュアップしたのが「美女地図」というコンテンツである。日本には昔から看板娘というご当地美女に対する関心があり、「美女地図」ではマクロとしてのご当地美女とミクロとしてのご当地美女をグーグルアース上に集約している。


(千原)このサイトは、本来地理的情報のないブログをマッピングして可視化したものです。インターネットという広い世界から情報をくくりだすのではなく、ひとつひとつの情報から大きな情報網へ広がっていく仮想世界にできたらなと思い考えました。情報の種類や、ビジュアル的な部分をもっと改良したいと思いました。


(松浦)近頃多くのSNSができてWEB上でのコミュニケーションが多種多様なものになってきました。そんな中"instagram"という写真共有SNSが人気です。僕自身も利用しています。そんな"instagram"をまた新たな形で楽しめないかと考えたのがこの「Mapping instagram」です。投稿した場所とともに写真をみることで、行ったことのない場所ではより自分の視点に近い生活者の視点で、また逆によく行く場所では自分とは違う視点で、その場所の写真を楽しむことができます。さらに現在多くのユーザー数を誇るSNSである"facebook"と"twitter"のユーザー数もマッピングすることによって国ごとのSNSの利用の特徴がよくわかることができます。


(小早川)街中には一息つけるカフェが無数にあります。このマップではそんなカフェとコーヒーについてのツイートをマッピングしました。これを見ることでどこにカフェがあり、人々がどんなことをしているのかを見ることができます。またカフェのアイコンをクリックすることで正確な場所と営業時間が確認できます。東京のみとしカフェを絞ったのですがそれでも情報が多くとても重くなってしまいました。必要でないものを省き見やすくすることが今後の課題です。


(岸岡)今いる場所から簡単にお店を探すことができるタウン情報サービス『30min.(サンゼロミニッツ)』と全国のB級グルメの情報が掲載されているサイト『B級MAP』を今回の課題で掛け合わしてみました。"今いる場所から30分以内"というコンセプトと安価で庶民的なグルメということで昨今人気があるB級グルメは相性が良く、手頃なグルメ地図のようなものが出来上がりました。お出かけする前に少し確認するツール、またはお出かけするきっかけになるツールになればいいと思います。


(倉知)観光後進国である日本においてアニメや漫画は各地の集客や萌えおこしなど、今新たな観光資源として注目されています。そこで、アニメ聖地巡礼に便利な「聖地マップ」の作成に至りました。地図上に配置されたアイコンをクリックするとその場所を元にしたアニメの絵と実際の風景を比較して見られるようにしました。またGPS位置情報付きの写真を添付してkurachi@mapping.jpにメールを送ることで自動的にマッピングされるようにしました。


(蔭山)日本には毎年多くの渡り鳥が飛来しています。夏になると南から飛んでくる夏鳥や、冬に北の大陸からやって来る冬鳥など種類は様々ですが、それらの渡り鳥を意識して観察している人はごく一部であるのが現状です。この渡り鳥マップはインターネット上に投稿された、夏鳥であるツバメと冬鳥の代表であるハクチョウの目撃情報を、グーグルアース上にマッピングしたものです。これを公開することで、今より多くの人が鳥を探して回りを見回すようになれば幸いです。


(西村)いいことがあるかもしれない。別の場所から見たらどんな風に見えるのだろう。虹を見るとそんなことを考えませんか?そういった感覚を誰かと共有して、なにか新しいものが見えてくるかもしれないのがこの虹マップ。同じ時に全く別の場所で虹を見ている人がいるかもしれません。そんな小さな繋がりを感じてください。


(菅野)世界中のアーティストの所謂“名盤”と呼ばれるアルバムをGoogleEarth上にアーティストの出生地と発売年月日を可視化する事で、音楽により興味を持ってもらえるようなコンテンツになっています。またTwitterでツイートしたときハッシュタグ(#NowPlaying)のついたものもGoogleEarth上にマッピングされ、現在世界中のどの地域の人がどんな音楽を聴いているのかがわかりやすく表示されて、地域ごとの音楽の傾向もわかるようになっています。

20110626

Web基礎課題「日野キャンパス・サイコウ」

皆さんはこれまで、htmlやcss,javascriptとその関連技術を使ったWebデザインの基礎を学んできました。今回の課題では、チームによる共同作業、そして企画と制作、ふたつの面に関する実践的な演習を行います。 

今回の課題で取り組んでもらうテーマは「日野キャンパス・サイコウ」です。"サイコウ"は、各自の脳内で好きに解釈してください。最高?再考?採光? 

日野キャンパスを取材し、そこで得た情報(インタビュー記録、写真など)をもとにして"サイコウ"の対象とする「日野キャンパスの【何か】」を設定し,それをもとに,皆さんのイメージする「日野キャンパス」の姿をWeb上に描き、アピールする。というミッションです。

実用的な案内Webサイトをつくるもよし。見たままの姿を忠実に再現するもよし。切り口の付け方は皆さんにお任せします。

  • チーム課題です。チーム内で役割分担して取り組んでください
  • 基本的にはこれまでに教えたhtml,cssを使ってデザイン。Javascript,Google Maps,そしてProcessingなどを使った仕掛けを設けても構いません.各自のスキルに任せます
  • 中間発表を課します。中間発表、最終発表などのスケジュールについては後日発表

皆さんのたのしい作品を楽しみにしています。(wtnv)

20110422

[ネットワーク演習] 課題「世界たちを地球に重ねあわせる」


2011年,私たちは日々,ネットを通じて大量の情報を摂取しています.

高速回線とゆたかな表現力をそなえたネットメディアにより,居ながらにして地球全体を仔細に眺めているかのような感覚を,誰でも得られるようになりました.Google Earthをはじめとするデジタル・アースは,こうした世界観を象徴するツールです.

さらにデジタル・アースは,地球表面にさまざまなデータを重層し,巨視的/微視的に把握することができる,すぐれたプラットフォームでもあります.それまで出遭わなかった情報どうしが,時空間情報をもとにして仮想の地球上に重ね合わされることで,過去にはなかった視点と知見が生まれるかもしれません.

そこで今回の課題では,ネットに漂うさまざまな情報群が織りなす「世界たち」を,デジタルアースという「もうひとつの地球」に重ねあわせ,あらたな価値観を生みだすことを目標に据えます.テキスト,画像,動画など,さまざまなデータをネットから拾い集め,時空間情報にもとづいてデジタル・アースに重層し,互いの関連性のなかに現れる移ろいやすい世界たちを,私たちが生きる地球にしっかりと着地させてみてください.(渡邉英徳)


スケジュール
  • 4/22 初回説明
  • 4/29 課題説明,kml解説
  • 5/06 中間報告,Google Earth API解説
  • 5/13 作業
  • 5/20 最終提出,講評

提出形態

インターネット上の情報とkml,Google Earth APIを用いて,デジタル地球儀コンテンツを制作し,インターネット上に公開して提出すること.

参考資料(随時追加)


20110418

(Web基礎)他己紹介Webコンテンツをつくろう

課題主旨:

今日のWeb世界は、キーワード志向でかたちづくられています。ひとがインターネットを用いてある事象について調べようとするとき、その事象を象徴するいくつかの単語を決めて検索した結果を拾いあつめ、もとの事象をイメージします。

Web世界において、それぞれの情報は別個に存在していますが、それらが検索エンジンと人の想像力によってダイナミックに結びつけられ、特定の姿を取ることになります。そこには実世界同様、間違いや誤解が生じる余地がたくさんあります。

今回の課題では、お互いに良く知っている(であろう)同級生にインタビューし、相手の人生を象徴する単語をピックアップ、それによるインターネット検索を行い、それらの検索結果のテキストや画像を編集して紡ぎあわせ、相手を表現するWebコンテンツをつくりましょう。

作業の手順:
  1. 二人(三人)一組になって、お互いのこれまでの人生の軌跡をヒアリング。
  2. 相手の人生の軌跡をあらわす「10の単語」を決める。本人には教えない。
  3. それらの単語でインターネット検索を行い、検索結果の文章、あるいは画像を拾い集める
  4. 集められた文章や画像を編集し、相手をあらわす「他己紹介Webコンテンツ」を制作する。
スケジュール:
  • 4/18 課題説明、HTML基礎解説
  • 4/25 相手の人生の軌跡についてヒアリング、単語決め
  • 5/02 作業
  • 5/09 作業、課題提出について説明
  • 5/15 24:00までに提出
  • 5/16 10名選抜講評
参考資料:


20110217

Twitter Bot課題の記事(ヒトと機械の境界面)

サイエンスライターの森山和道さんによる、三年生のネットワーク課題講評会のようすと私自身のインタビュー記事が、PC Watchの人気記事「ヒトと機械の境界面」に掲載されています


この課題は、ゆっくり時間を掛けて実世界の自己分析をおこない、客観視した自分をWeb世界に再現するというものです。出題しはじめて二年目ですが、特に今年は興味深い作品事例がみられ、Twitterが我々の意識に及ぼしつつある影響をかんじています。お時間のある際にぜひ。(wtnv)



20110206

首都大インダストリアルアートコース卒業制作展のようす

2/5-6の日程で,インダストリアルアートコースの卒業制作展が開催されました.なかなかの盛況で,4年生たちにとって充実した卒展となったのではないでしょうか.以下のスライドショウは串山・馬場研の鈴木龍彦君撮影のものです.



wtnv.studioメンバーの展示場所は毎年恒例のラウンジ(元カフェ)です.
ガラス張りで光量が多い空間,いわゆるメディアアート向けではないのですが,ウチのスタジオのように実機展示☓パネル(バナー)には相性がいいようです.

僻地なのですが,けっこうな数のかたにご来場いただいています.ネットワークデザインスタジオの展示はおかげさまで好評.社会的なミッションにウェブを絡めたコンセプトメイキングが評価されているようです.来年の学生たちにも期待.(wtnv)














20101119

課題「Twitter上にもうひとりの自分をつくろう」

いよいよ今年度最後の課題です。

「ネットワークメディアアートII」受講者のみなさんは、これまでに「Google Earth」「ViZiMO」「拡張現実」「Second Life」などのインターネットサービスを活用した作品を制作してきました。

今年度最後の課題では、情報化された/想像上の「もうひとりの自分」(i-self --- informationized / imaginary self)を、Twitter Botとして制作します。

ウェブ上に書き出される個人の思考、想いは、書いた本人さえ思野に収めることができないほどの膨大な量になってきています。また、実世界ではほとんど顔を合わせないのに、ウェブ上では毎日「会っている」相手が幾人も居る、というシチュエーションは、2010年現在すでに普遍的なものです。

人々は「ウェブ上の人物像」を通して「実世界の人物像」をイメージし、コミュニケーションを取っています。実/ウェブ世界双方の「自分」を切り分け、使い分けることの意味が徐々に失せつつあるのかも知れません。時間や場所に紐付けられている「実世界の自分」を磨くことだけではなく、いつでもどこでも人とこころを交わすことのできる「ウェブ世界の自分」をしっかりデザインすることが求められつつあります。

今回の課題では、「実世界の自分」と対置されているようで、実はどこかでつながっている、ことばとアイコン(キャラクター)によって生み出される「ウェブ世界の自分」について考え、オリジナルボット「i-self」を制作してみましょう。

■使用するもの
  • Easybotter
  • その他Twitterと連携するソフト、サービスなどを自由に用いてよい。
■スケジュール(変更する可能性があります)
  • 11/19 初回説明
  • 12/03 中間発表(企画案を各自のブログに書いて提出)
  • 12/24 ベータ版提出・運用開始
  • 01/14 最終発表


20101001

「325km × 3日」を越えるコラボレーション

首都大学東京×宮城大学 共同ワークショップ(2010年度:第3回) 
渡邉英徳・中田千彦

「325km × 3日」を越えるコラボレーション


■課題主旨

近年、インターネットサービス、ソーシャルツールの急激な普及により、距離や時間を隔てた相手とかんたんに会話を交わし、創造的な議論を行えるようになってきました。

例えば今年度、首都大学東京の渡邉英徳研究室で手がけた「Nagasaki Archive」「アースダイバーマップbis」などのネットアート作品は、メールやTwitterなどのネット上の出会いをきっかけにしてスタートし、ネットサービス・ソーシャルツールをフルに活用して完成に至っています。

とはいえ、いまだに対面でのコミュニケーションは重要です。前述したふたつのプロジェクトも、実際に顔をあわせたミーティングを何度も重ねることで、意思疎通を図りつつ進捗しました。これには”会おうと思えばいつでも会える距離”のメンバーで取り組んだことが大きく影響しています。

さて、首都大学東京と宮城大学の共同ワークショップも今年度で三回目です。これまで(2008年2009年)は共通のお題をもとに、首都大VS宮城大での共作を行うかたちで進めてきました。多数の興味深い作品が生まれましたが、反面、二大学の共通課題でありながら、両大学の学生たちのコミュニケーション、コラボレーションはほとんど生まれていません。

そこで今年度は、首都大学東京(東京都日野市、金曜日開講)と宮城大学(宮城県黒川郡、火曜日開講)による”「325km×3日」を越えるコラボレーション”をテーマとします。両大学の複数名でチームを組み、ネットサービス・ソーシャルツールによるコミュニケーション、Second Life上での共同作業を展開し、お題「デジタルデバイドを解消する空間」に応えてもらいます。

首都大と宮城大。かなり気合とお金を掛けないと学生同士で直接会うことはできない距離です。しかし逆を言えば、時と場所を問わないインターネットの威力を存分に発揮できる距離でもあります。また、今回主な制作プラットフォームとして用いるSeccond Lifeは、アバターを介したリアルタイムの会話や共同作業を容易に行える仮想世界サービスです。”積極的に対面しない”ことにより、どのようなコミュニケーション、コラボレーションが生まれるのか。おおいに期待しています。(渡邉英徳)

■作業内容
  1. 首都大・宮城大の学生同士(両校から複数名)でチームを組む。
  2. Twitter、Skype、Google groupsなど、ネットサービスを活用し、お題「デジタルデバイドを解消する空間」に答えるべく議論する。この議論のログは可能な限り保存しておくこと。
  3. Second Life上で、各チームに割り当てられた区画に、「お題」に対する回答を提示する。オブジェクトなのかインタラクションなのか、回答の形態は問わない。上記のログも素材として用いてよい。
  4. 最終プレゼンテーションは各校において行う。Ustreamで中継予定なので、Twitter等を用いてお互いにツッコミを入れてもよい。というか大歓迎。
■スケジュール

10/1 首都大:初回講義 課題説明、Second Lifeの解説
10/5 宮城大:初回講義 課題説明、Second Lifeの解説

~中間工程については随時連絡。~

11/9 宮城大:作品レビュー会
11/12 首都大:作品レビュー会 (一週間延ばしました)