きのう,国連大学にて開催された,ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス博士のシンポジウムにて,世界一大きな絵Webバージョンおよびヒロシマ・アーカイブ,そしてツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクトのデモンストレーションをおこないました.シンポジウムについては毎日新聞の記事にくわしいです.以下引用.
06年にノーベル平和賞を受賞したバングラデシュのグラミン銀行創設者、ムハマド・ユヌス氏を招いたシンポジウムが20日、東京都渋谷区の国連大学で開かれた。NPO「アース・アイデンティティ・プロジェクト」(河原裕子会長)設立20周年の記念事業で、国連が定めた貧困削減計画「ミレニアム開発目標」(MDGs)の達成について意見交換した。世界一大きな絵Webバージョンは,文中にある「アース・アイデンティティ・プロジェクト」との共同研究として取り組んだものです. ユヌス博士と各国大使のディスカッションを経て,場内が熱気に包まれているなかで,司会の野中ともよさんにご紹介いただきながらの最高の状況でプレゼンできました.ちなみに下の写真,右下がユヌス博士です.
シンポジウムはユヌス氏が基調講演。グラミン銀行について「われわれは貧しい人たち、特に女性が仕事と収入を得ることに力を注いできた。これはMDGsの一つと重なる。マイクロクレジット(無担保小額融資)だけですべての問題を解決できないが、大きく貢献できる。教育の機会均等についても、健康の改善についても同様だ」と紹介した。
私は,学生たち主体でクリエイティブなネットワークが生まれつつある点,311以降の日本でヒロシマを題材とする意味などをお話しました.ユヌス博士や各国大使からも拍手をいただき,プレゼン終了後にはご起立され,学生ともども握手まで求められました.感激です.以下は終了後のレセプションにて.ユヌス博士,主催者の河原裕子さん(お顔が隠れています),司会を務められた野中ともよさんと.
すばらしい一日となりました.(wtnv)