こんばんは!金髪を卒業した学部4年の増田琴美です。
8月7日は、研究の中間発表でした。
…ですが、私は非常に落ち込んでおりました。
なぜなら、前日の夜に大好きなアイドルが突然引退してしまったからです。
前夜はただひたすら落ち込み 当日は泣きながら登校しました。
アイドルはいつ会えなくなるのか分かりません。
アイドルを追いかけていると、
突然の別れを何回も経験することになるのが非常につらいですね。
中間発表がなかったら傷心旅行に行っていたかもしれません。
中間発表をきっかけに自分自身や自分の研究を見つめなおすことに没頭したからこそ、
今も元気でいられます。
さて、私個人のことは置いておいて本題に入ります。
久しぶりに同学年の人と関わることができ、
また色んな作品や思想と触れることが出来たのでとても楽しかったです。
インダストリアルアートコースの良さはこの多様性にあるなと実感しております。
私の学年の研究対象は多岐に渡り、
ドローン、自動販売機、ファッション、SNSコンテンツ、観光、アイドル…
と、それぞれが相容れないような分野で日々それぞれが切磋琢磨しております。
皆が異なる技術や知識を持ち、切磋琢磨する。
見ている対象は違えど、誰かが少しでも幸せになれるようなデザインをしたい
という思いは同じだと思います。
これを機に、再スタートする気持ちで皆一緒に頑張っていきたいと思います!
最後に、私の研究についてお話しさせていただきます。
私の研究テーマは「女性アイドル文化における現実と虚構の研究」です。
普通の女の子を現実、理想のアイドルを虚構と定義した際に
それぞれがどのような実態でどう関係しているのかを明かしたいと思い、
本テーマを選びました。
「人類誰もが虚構と現実を持ち合わせており、それらは逆転し得る」というのは
明快な事実であるという認識が自分の中であります。
(これは中間発表時に先生からいただいたお言葉によって再認識したことです)
その中で、アイドルという神のような存在
(※「アイドル」は本来「偶像」という意です)である女性は
どのような現実と虚構を強いられ どのような現実と虚構を生み出しているのか
という一見簡単そうでかなり難解なものに触れようと試みております。
かなり心理学的な話ですので、すぐに答えの出るものではありません。
未だに正解が見えず、日々苦しんだり楽しんだりしておりますが、
いつか社会に一石を投じられるくらいの成果物を仕上げます。
不安な気持ちを感じられないほど勉強や研究に没頭し、楽しみ、
社会的意義のあるものを生み出します。
これからしばらく夏休みですので、来週の週報はございません。
それぞれが公私共に充実した夏休みを送れるよう願いつつ、締めさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
皆様、良い夏休みを!!