ご無沙汰しています、D1原田です。
2/18から後輩達が主催します、首都大学東京ネットワークデザインスタジオ卒業・修了制作展に私が制作しましたコンテンツ「コトバノキ・スフィア」を展示します。
今回、展示しますコンテンツの紹介をしたいと思います。
「コトバノキ・スフィア」は、首都大学東京 産学公連携センターが行う文科省「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」における利用のために、昨年度の私の修了制作「コトバノキ」を改良して制作したコンテンツです。
本作品の目的は、ワークショップにおけるブレーンストーミング時の発想拡散を加速・促進することです。
ウェブ上の語彙の概念の視覚化を可能にした「コトバノキ」に対し、本作品は以下5つの特徴を備えます。
1複数情報検索プラットフォームの横断検索と同時表示
2「通常」とは異なる語句認識を促す特徴語句の抽出と表示
3通常の検索とは異なる語彙の認識を促す感情メタデータの色彩表現
4インタラクティブな検索結果の追加とクラスタリング機能
5他グループの検索ワードの表示とアーカイブ機能
なお、本作品におけるスフィアの由来は、公共圏(Public Sphere)です。公共圏とは、人間の生活の中で、他人や社会と相互に関わりあいを持つ時間や空間、または制度的な空間と私的な空間の間に介在する領域を意味します。
本作品によって、既存するモノ・仕組みなどに対して、様々な生活圏を横断する技術や常識や概念を融合させて新たな価値や関係性や空間を生み出すアイディアの生産を助長することができると考えます。
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