週報171221



2017年最後の週報を書かせていただきます、花岡です。


まず最初に,12/16にマッシュアップアワードというハッカソンの決勝戦が開かれました。
マッシュアップアワードは渡邉研究室のメンバーが何度も出場経験があり過去には先生が準優勝をしたり、IoT部門での優勝経験があったりとかなり関わりのあるハッカソンです。

今年の決勝戦にはM1山浦さん,中原さんが制作に関わった、「Yaba Coin System」が決勝に進出しました。
さらに昨年度修士課程を卒業したOBの小宮さんが所属する「GROOVE」チームのみなさんも決勝に進出していました。

結果はYaba Coin Systemが学生部門賞、GROOVEが最優秀賞を受賞しました。
2チームともおめでとうございます。

最優秀賞「GROOVE」チーム:撮影,,山浦さん


最優秀賞「GROOVE」チーム:撮影,小宮さん





さて本日は2017年最後のゼミが開かれました。

本日のゼミには16日のマッシュアップアワードで審査員をしてくださっていた村上 友章さんがお客様としていらっしゃいました。先輩たちの作品を非常に高く評価してくださり、さらにうちの研究室に興味を持ってくださって見学にいらっしゃいました。
僕たちの研究内容を熱心に聞いてくださり、コメントをいただいたりと僕たちにとってはとても参考になるいい時間が過ごせました。ありがとうございました。


ゼミの見学にいらっしゃった村上さん



ところで肝心の研究はというと、、、

年明けの論文提出に向けてM2の先輩方は論文を執筆しています。

僕たちB4も年が開けると2月に最終発表があるのでその発表に向け最後の追い込みという感じで皆それぞれの研究を進めています。

またM1の先輩方も中間発表に向けてそれぞれの研究を詰めています。

クリスマスや年末年始が近づいてきましたが、今年はそんなことよりもやらなければいけないことがたくさんありそうです。


以上花岡がお送りしました。



週報171214



こんにちは。学部4年の水落です。
12月も半ばとなり、最近は特に凍えてしまうような気温が続いています。

しかしそんな肌寒さとは裏腹に、街ではクリスマスに向けた暖かい色の灯がたくさん点りだしました。
冬の澄んだ空気のおかげで、柔らかい光がよく見えます。




さて、今回の週報は、ノーベル平和賞、私の研究の進捗についてご報告させて頂きます。


1, ICAN、ノーベル平和賞授賞

12月10日、非政府組織「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)がノーベル平和賞を授賞致しました。広島、長崎の被爆者の方々約30人が参加し、記念のパレードが行われました。
授賞に際し、ICANの運動をリードされた、サーロー節子さんの受賞講演がありました。
サーロー節子さんは、私たちの研究室とも関わりの深い広島女学院高校の生徒でもあった方です。

(ノーベル財団ホームページ)

サーローさんのお話は、核兵器の恐ろしさ、それを根絶することの困難さ、大切さを説いた講演となっていました。
浅い表現とはなりますが、私は本当に豊かな時代に生まれ、何不自由なく現在も生活しています。戦争や核兵器の歴史や怖さも、授業で学習しました。しかし「昔の時代のこと」と、どこかで一線引いてしまっている自分の存在を否定することはできません。

サーローさんの演説全文を読んだ際、教科書とは全く違った、詳細で、鮮明で、まるで昨日のことのように正確な当時の描写、恐ろしさが綴られていました。
経験をしてきたサーローさんだからこその言葉であり、同時にこれからの社会で生きていく私たちに向けてのメッセージでもあるように感じました。


"今夜私たちがオスロの街をたいまつを灯して行進するにあたり、核の恐怖の闇夜からお互いを救い出しましょう。どのような障害に直面しようとも、私たちは動き続け、押し続け、この光を分かち合い続けます。この光は、この一つの尊い世界が生き続けるための私たちの情熱であり、誓いなのです。"
(NHK NEWS WEB(サーロー節子さん ノーベル平和賞授賞式 演説全文)より引用: https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1210_setsuko_thurlow.html)


私はこの研究室に配属されなければ、ここまで戦争や核についての話に触れることはなかったように思います。
知ったからといって何が出来る訳でもないですが、「知らなかった」よりかは、何が世界で起きているのか、何が起きてきたのかを知ることが大切だと感じました。
まずは今日1つ、私たちの街とは違った意味を持つ灯が、世界では点っていたことを知ることができて良かったと思います。




2, 災害用自動販売機ナビゲーション

次に、私の研究についてお話しさせて頂きます。
今年の6月頃から本格的に開始した「災害用自動販売機ナビゲーション」の研究も、いよいよ大詰めの段階となりました。

皆さんも一度は災害用自動販売機について見たり、聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。かく言う私も見たことはありますが、実際に使用したことはありません。
なので、もしも災害時に災害用自動販売機が利用できるとしても、冷静にその筐体を操作できるのか、そもそもどこに設置されているのだろうか、と言う不安があります。
そこで考案したものが上記の研究テーマとなります。
各自治体が保持している災害用自動販売機の位置を確認し、取り出し方などを事前に把握しておくことのできるアプリケーションとなっています。

また、本アプリは各自治体ごとに制作する必要はなく、指定形式のデータでさえあれば、どの地域でも活用することのできることを目標に制作しています。


「知らなかった」より「知っておく」こと。
繰り返しとはなりますが、自分の住んでいる地域にさらに理解を深めることによって、いざという時に行動できる選択肢も増えるのではないでしょうか。

アプリケーションの骨組みは作り終わり、後はUI設計や動作テストと、地味ですが重要な作業が残っています。
今週のゼミで、コンペに出しては。という提案も頂きましたので、それも踏まえてもう少し頑張ります!



今年の私の週報は今回で最後となります。
皆さま良いお年をお過ごしください。
以上、水落でした!

週報171207


こんにちは。

12月になり、焦りを感じています。
学部4年の山本隼也です。

焦りの原因はいくつかあるんですが、

まずは自分の卒業制作です。論文に挑戦しているので、どうデータを取るのか、伝わる言葉にするのか苦闘中です。



私は「デザインにおける気になる箇所」の指摘を容易にすることを目的としたWEBアプリの制作を行っています。

気になる箇所をマウスで選択するとヒートマップ等で強調


先週のゼミでは「気になる」を端的に言うと何になるかを相談しました。
「気になる」には複数のニュアンスがあり、言葉の選択に迷っていたのです。

研究室のメンバーからは関心、着眼、傾注、留意などいくつかヒントをもらえました。
言葉の選択だけでも無数にあり、日本語の難しさをひしひしと感じています。

このように初歩から苦戦していますが、論文にすることで制作物をよりよいものにできると思っています。


今週のゼミではデザインのどの要素が気になったのかをフィードバックするためのボタンのデザインを提示し、意見をいただきました。デザインにはいくつか要素があり、その代表的なものをこちらでピックアップして、アイコンにすることで、フィードバックを促進する狙いがあります。


上の各アイコンが何を意味するのかわかりますでしょうか?






左から色、線、平面形状、立体形状、空間、質感、文字を表しています。分からなかったのなら私のデザインスキルが不足してるのだと思います。

デザインの質感が良いなと思ったら右から2番目のボタンを選ぶと言うものです。

ゼミでは色と質感のアイコンが目立ちすぎている・空間のアイコン・質感のアイコンがわかりづらいといった意見がありました。

多くの人が一目で理解できるアイコンを目指したいと思いますが、難しい...

研究室やコースのみなさんに協力いただきながら、良い制作物・論文を手がけていきたいと思います!




焦りの他の原因は、WEBサイトの制作をいくつか掛け持ちしていることです。

他大学からの依頼や所属コースのサイトなどがあるのですが、特に卒業制作展のWEBサイトは今年中とのことで、急がなければなりません。

卒業制作展のWEBサイトは例年、ネットワークデザインスタジオで制作しており、私たち4年が制作します。

公開までもうしばらくお待ちください。





以上、山本でした!次週は水落くんです。







週報171130



みなさん、お久しぶりです。
冬に向けて脂肪を蓄えつつあるB4の福山です。

段々寒くなってきたかと思っていたら、もうすぐそこに2018年が迫ってきていました。
卒業制作を仕上げる時間が日々無くなっていくのを感じつつ、パソコンと格闘しています。




今週のゼミ





今週も通常通りゼミが行われました。


私は相変わらず観光を手助けするためのアプリを制作しています。
毎週進捗状況を発表しているのですが、今週は謎のエラーと格闘していたおかげであまり進展がありませんでした。

先生や先輩方から励ましてもらい、自分の不甲斐なさを痛感しているところであります。
来週には、エラーを乗り越え成長した姿をお見せしたいです!





特攻の島、自動色付け写真について


さて、今回は研究室の本棚に置いてある「特攻の島」という漫画について紹介していきたいと思います。





何故いきなり漫画の紹介?と思われるかたもいると思うのでこちらの写真をご覧ください。




この写真は、渡邉先生が11月20日にTweetした写真です。
以下、Tweetを転載させていただきます。




この写真を見た瞬間に、特攻の島を思い出しました。何故なら、特攻の島は人間魚雷「回天」に搭乗する隊員達、いわゆる回天特別攻撃隊を取り扱った漫画であるからです。


現在8巻まで出版されています。(研究室には、お分かりの通り5巻までしかありません。)私は全巻読ませていただきました。
特攻の島の作者は、佐藤秀峰さんで他の代表作は「ブラックジャックによろしく」「海猿」などがあります。


特攻の島は、実際に回天に乗って特攻を控えている隊員達や、開発者や特攻の指示を直接下す上層部など、回天に携わる人たちの関わり合いや心情をリアルに描かれています。
また、機材トラブルや戦況により出航はしたものの出撃できなかった人たち、取り残された人たちの葛藤も事細かに描かれています。


私が生まれてすぐに亡くなった祖父は、神風特攻隊に所属していたのですが、出撃する前に終戦を迎えて帰ってきたと祖母や母からいろいろ話を聞かされてきました。

特攻はご存知の通り、爆弾を積んで体当たりし自爆するという戦死を前提とした、帰る事のない攻撃です。


今まで私は、祖父の気持ちを、「出撃しなくてよかった。帰ってこれてよかった。」と一方的に決めつけていました。


しかし、当時祖父は自分の想像のはるかに上回る葛藤を抱いていたのかもしれないと、漫画を読んで初めてもう一度考え直しました。
特攻の島には、「早く出撃させてくれ。」「先にいった仲間に早く追いつきたい。」などな心情が描かれていました。

このように私が考えていた祖父の考えや気持ちを見つめ直す事は、自動色付け写真や特攻の島と出会う事がなければ、しなかったと思います。



私に祖父のことを顧みるきっかけを与えてくれたのは特攻の島でしたが、自動色付け写真は、多くの人に今と繋がってることを実感させ、その写真の当時のこと顧みるきっかけを与える役割にはちょうどいいのではないでしょうか。



次回祖母の家に帰った時には、祖父の写真を祖母や親戚と自動色付けして、祖父の思い出話などをたくさん聞きたいと思います。






次回の週報は、山本くんです。よろしくお願いします。

【特別編】広島で始まったカラー化の取り組み 週報171123

 東京では紅葉が見ごろを迎えています。
 銀杏並木の葉は、黄緑色から黄色に向かう最中で、グラデーションが秋を形作っています。風がそよぐと落ち葉はフワッと舞い、歩けばカサカサした音が聞こえてきます。
 沖縄では体験できない秋を堪能しています。
 M1の與那覇です。


 そんな季節に広島に研究調査に行く機会を得ました。


映画「この世界の片隅で」の片渕須直監督(右)と濱井徳三さん


 目的は、広島女学院の高校生たちが始めた戦前・戦中の写真をカラー化する取り組みを調べるためです。11月上旬に首都大でのワークショップに参加した一人、Nさんが渡邉先生の色付け技術を学び、スタートさせていました。


平和記念公園で実家のあった場所を訪れる濱井さん(右)と広島女学院の学生

 カラー化をしている白黒写真は、濱井徳三さん(83)が保管していた戦前、戦後の家族の写真です。濱井さんのご家族は、原爆によって亡くなられ、濱井さんは「原爆孤児」となりましたが、写真には家族のピクニックの風景や濱井さんの自宅だった理髪店の様子などが残っています。


 実は、調査に行く前、Nさんとのメールのやり取りで、こんな一文がありました。


 「濱井さんの大切な形見の皿時計を見せて頂いたのですが、その皿時計が、店内を写した写真に写っていることが判明しました!!!」


 新聞記者の私としては、記者魂が疼きます。 
 色付けをするプロセスの中で、写真に写り込んでいる物が分かったこと、そしてその物が未だに残っているのは奇跡に近いことです。


 また、私の出身地である沖縄の戦争では、時計に関する住民の証言をほとんど読んだことがありませんでした。
 直感的に、広島では時計は身近なものだったのかもしれないという仮説が立ち、広島の時計産業について調べ始めました。
 
 しかし、東京で資料を探してもたどり着きません。そこで、戦前から続いていると思われる時計店に一軒一軒電話。話をきいているうちに、少しずつ広島の時計産業の歴史の輪郭が浮かび上がってきました。


下村時計店本店



 1泊2日の短い出張の合間に唯一話を伺えたのが下村時計店です。原爆が投下された時、本店は爆心地から約620メートルにあり、建物が一部残りました。現在もその跡地に店を営んでおり、当時の市民にとって時計がどんな存在だったのか、記憶の限り伺えました。
 


 さて、肝心の実物の時計。平和記念資料館の協力を得て、約2万点の収蔵品が眠っている倉庫へ。濱井さんが寄贈した時計を見せてもらえることになりました。
 
平和記念資料館の倉庫に保管されている濱井さん寄贈の時計


 時計を囲んで濱井さんに話を聞かせてもらううち、ところどころ私にとって違和感がありました。
 その一つに、いくつか事前に読んだ濱井さんの証言の綴られ方と比べると、話の流れに滑らかさがなかったことです。
 どうも、表面的な語り方ではなく、もっとゴツゴツしたような物を感じました。
 
 気になって別室で再びじっくり話を聞かせてもらいました。
 だんだんとわかってきたのは、形見の時計は、濱井さんの人生の捉え方を節目節目で変えたきっかけになっていたことです。時計を軸にして話を聞き進めたからこそ分かった気がします。
 色付けをする機会がなければ、なかなか浮かび上がらなかったことかもしれません。
 原爆投下後も残った時計としてではなく、一人の市民の人生を見守り続けた一方、翻弄したものでもありました。
 
濱井さんの人生を変えた皿時計




 広島の原爆を語るとき、投下された8月6日午前8時15分の「点」で捉えてしまいがちです。
 ヒロシマアーカイブも、その時間をピンポイントで表現しています。


 ですが、色付けの取り組みをしているNさんと話していると、モノクロの写真をカラー化をすることで、8時15分に続く何年も前の広島がイメージできるようになっていました。家族が映る写真、一人一人の何気ない生活がそこにあったことを作業を通して実感しているようです。
 
 このあたりももっとヒアリングをしているので、調査にまとめようと思います。 


広島国際映画祭の祝賀会
 

 現地ではちょうど開催中だった広島国際映画祭にも出席。
 ロングランで上映されている映画「この世界の片隅で」の片渕須直監督、Nさん、濱井さんと「色」について意見を交わすことができました。

 モノクロの世界をアニメ化する時、監督はどうやって色をつけたのか。
 ニューラルネットワークの色付けをどうみているのか。
 高校生の取り組みをどう考えているのか。

 直撃インタビューも調査結果にまとめます。
 もったいぶろうと思うので、公開はまた今度。


 濃密で、怒涛の広島出張でした。



〜今週の注目ゼミ生〜
 こちらは「核廃絶!広島中高生による署名キャンペーン実行委員会」のメンバーにワークショップをしているM1秦那実さん。
 広島と女子高生に食い込んでいる秦さん、頼もしいです。
 

 
 次回の週報は、B4の福山くんです。よろしくお願いします。

週報 171116

こんにちは。B4の渡邉康太です。

研究室に所属してから半年が経ちました。
4月に新しいニックネームを募集していましたが、永遠に「わったー」のようです。


今回は11/13〜11/15に行ってきた徳島出張の話をしていこうと思います。

皆さんは徳島県那賀町という地域をご存知でしょうか?
知らないという方は「ドローン」「町おこし」の2つのキーワードで検索して見てください。必ず上の方に出てきます。
リンク : 徳島県那賀町ドローン推進室

法律と安全上、ドローンを人口密集地で飛行させることは困難です。那賀町では人口減少問題を逆手に取り、ドローンによる活動を推進しています。


那賀町の紅葉景色

さらに、美しく豊かな自然は空撮と相性抜群で、飛行スポットを積極的に提供しています。それらの飛行スポットをまとめたマップが「那賀町ドローンマップ」です。

自分は那賀町ドローンマップのデジタルコンテンツ版制作を進めています。
そのためのデータを収集するために空撮スポットをいくつか巡ってきました。

この動画は温泉旅館前で撮った空撮動画です。
「四季美谷温泉」として那賀町ドローンマップに掲載されています。
ドローンならではの視点で景色を楽しむことができ、壮大な自然をPRするにはうってつけです。



ドローンを飛行させる時に周辺の情報は重要です。
ただ、紙媒体のドローンマップでは掲載情報を最低限に留めなければなりません。
デジタルコンテンツ版では紙媒体のマップを補う形で情報の拡張ができたらと考えています。その1つとして360°画像やパノラマ写真も収集しています。

自分自身、実際に空撮スポットを訪れた時のギャップは大きかったです。
「えっ」と声が出てしまうような階段も降りました。ただ、辿り着いた先の景色には実際に行かないと味わえない感動がありました。
空撮スポットに訪れやすくする下見の役割を制作コンテンツで実現できるかどうかも研究のポイントです。


ドローンは猫も引き付けます

また、那賀町に住むドローンユーザの方々からお話を聞くことができました。
お歳を召されてからドローンを始めた方。
ドローンが流行る前から続けている方。
ドローンユーザと言っても様々なエピソードを持っています。
いずれにせよ活動的な方が多く、ドローンはパワーのある人を引き付けているのかもしれないと感じました。

正直お伝えしたいことはまだまだありますが、長くなるのでこの辺で失礼します。

今回の調査にご協力いただいた方々に感謝を申し上げます。
次回の出張はヒアリング中心です。貴重なお話が聞けることを楽しみにしています。


もう1つ報告があります。

自分が制作に携わっていた動画をCOP23で使っていただきました。
この動画はツバルのとあるプロジェクトを説明するために制作したものです。
ツバルと言えば海面上昇に悩まされている国として聞いたことがあるのではないでしょうか?
ツバル国代表団員の遠藤秀一さんがプレゼンテーションを行なっています。


Google Earthを使って土台をつくり、動画編集ソフトで細かいところの表現を行なっています。大変な作業でしたが、kml、3Dモデリング、動画編集など様々なスキルに触れることができ良い経験になりました。

新しいことに挑むことは労力がかかりますが、それだけ自分を成長させてくれます。また、自分にしかない強みとなります。

上手くいかないことも多く出てきますが、恐れず「次はもっと上手くやる」という気持ちを持って挑んで欲しいです。

それでは寒さに負けぬよう頑張って!


週報 171109

こんにちは!研究生のシンテンカです。
今日も暖かい研究室で楽しくゼミを参加しました。

まずは先週土日のワークショップのことをシェアしたいと思います。
昔から日本の青春ドラマを見て、日本の高校生たちに憧れていました。特に制服が可愛くてとても羨ましいです。
これは学内散歩の写真です。


ちなみにこれが中国のダサすぎる制服です。👇

そして广岛女学院の生徒たちが可愛くて元気です。今日はその時のチームメンバーからのメールを届いてきました。日本の女子高生と仲良くになれるなんで、まさか夢みたいなようです。

本題に戻ると、今回のワークショップの中ほんとによかったと思ってるのは、普段会えない人と会って、普段言えないテーマについて話し合って、みんなそれぞれの平和を願っている気持ちを伝えました。




今年の春広島の原爆資料館から出た後会ったある被爆者のおじさんの話「昔は外国の言葉がわからないし、世界中の人々が一緒に交流機会も少ないので、戦争になりました。これから皆んなが話し合い、譲れ合い、お互いに仲良くなっていつか平和を訪ねてくれます。」
渡邉先生のレクチャーからも、情報をSHARINGすることが今の時代におけるデータの意義だと考えます。


今自分も出来る限り頑張っていきたいと思って研究方向をまた変えましたー。平和学習における戦時中の人々の感情についての理解促進するために、当事者や第三者の証言からグーグルアースでデジタルアーカイブを作って、日本と中国の学生が一緒に平和学習できる場を設けたいです。これからも、世界中の平和を願っている人々、出会いのとや交流機会を設けていきたいです。
高校生の皆んながまだまだ若いので、彼女たち今後の活躍を期待しています!

今週のゼミは充実なので、終わったのは16:30時です。研究生、B4M1それぞれ自分の研究について発表しました。みんなが順調に研究を進んて論文を書き始めようとしているので、これから苦戦するかもしれません。今日も体調不良で休んでいる人もいました。最近、ますます寒くなりましたので、体調管理には是非お気遣いください。

代わりに論文を書いてくれるAIを望むことは、ないものねだりですが、学校の防災訓練は本当に改善してほしいです。

これは福井くんの分野ですね!

以下は番宣です。
「福井くんの初テレビデビュー」

13日(月)650700
朝の番組ZIP!ZAWAZAWA
ぜひご覧ください!

はい、以上です!
変な日本語すみません。

次回与那覇さんの美しい言葉を楽しみにしてください!

週報 171102





B4の花岡です!!

年度末が近づいてきて卒業制作と卒業論文に追われる毎日を過ごしています。
僕は相変わらずファッションコーディネートに関する研究をしており日夜ファッションを研究している方の著書を読む日々が続いております。


昨日から首都大学東京南大沢キャンパスでは大学祭が行われていますが、私たちネットワークデザインスタジオでは今週もいつも通り通常のゼミが開かれました!!!


本日のゼミにはメディアアーティスト、妄想イベンテーターなどのお仕事をされている市原えつこさんがお越しくださいました。

冒頭のとてもインパクトのある動画のセクハラインターフェイスでおなじみの市原さんですが、他にも様々な作品を作られていてその作品について色々お話押していただきました。

中でも私たち研究室の中で好評だったのがこちらのデジタルシャーマンプロジェクトという作品です。




この作品は市原さんが提案する新しい弔いの形です。
家庭用ロボットのペッパーくんに死後49日間死者の魂を憑依させ流というものです。
あらかじめ読み込んでいた口癖や仕草、顔のデータを利用して作成したデータを読み込ませる形となっています。
動画でもわかるように死者の死後49日目には魂が昇天して行ってしまうという演出も組み込まれており死者との再会の嬉しさの最後には消えてしまうという少し儚い一面も持っています。

市原さんはもともと某Y社にてデザイナーをされていたそうなのですが現在はフリーランスのアーティストとして活動されております。

本日の講義では作品フリーとして活動していく際の自己PR手法やコンペで賞を取れるコツなど実際にアーティストとして活動している市原さんならではのお話も聞くことができました!。


講義の後は研究室のみんなと一緒に自撮りまでしてくださいました。

市原えつこさん撮影

市原さん今週のゼミではありがとうございました。



さて話は変わりますが本日M1與那覇さんとM2早川さんがゼミを欠席しておりましたがそれにはわけがあります。

お二人の活動の一環である恋も選挙も情報戦という選挙活動と恋愛を結びつけた作品がマニフェスト大賞で優秀マニフェスト推進賞<市民部門>という賞をいただきました。
お二人は本日その授賞式のため欠席していたというわけです。

授賞式での様子


與那覇さん、早川さんおめでとうございます!


今週はこの他にも先生にみっちり研究に関して指導して頂いたりなど自分も色々なことがありました。2017年も残り2ヶ月となってきましたが年末までノンストップで頑張っていきたいと思います。


以上B4花岡がお送りしました!!



週報171026

こんばんは。B4の増田です。
気温の激しい変化にやられて、風邪を引いております。

皆様は暖かくして1日3回食事を摂り、風邪を引かぬようご自愛くださいませ!

風邪には蜂蜜とヨーグルトが効きますので、
朝食などでヨーグルトの上に蜂蜜をかけたものをいただくと良いかもしれません。
鍋で温野菜をいただいたり、湿らせられるマスクで喉を潤すのも手です。

…私自身がすぐに実行すべきですね。早速実行しようと思います。

新たな台風が接近していますし、気温も天気も変化が激しいですね。
まだまだ油断できません。
どこまで私たちを痛めつけるのでしょう?

…自然の力には抗えませんので、おとなしく受け入れます。


さて、今回の週報では私の研究の進捗についてお話させていただきます。
その前に、一つだけご紹介したいものがございます。



こちらは、福井さんです。
研究室に着いた瞬間、「福井さん?!」と驚きました。
私もいつか、これだけ立派なものを作っていただけるような発表者になりたいものです。


では、本題に移らせていただきます。
 私は「女性アイドル」を研究対象とし、
文化人類学寄りの研究をさせていただいております。

自分の興味が向くままにやらせていただいておりますので、
この素晴らしい環境に日々感謝しています。

これまではテーマが「女性アイドルの現実と虚構」でしたが、
 紆余曲折して調査していく間に一つの切り口に出会いました。
「メディアの変遷に伴うアイドルの変容」です。

 メディアの変遷を軸として、大まかにアイドルの変容を書かせていただきます。 ________________________________________
【メディアの変化に伴うアイドルの変化】

 ■テレビが普及
・テレビ番組を舞台に活動するようになる
 →テレビの中で「完璧なアイドル」を演じることに徹する

■ネットが普及
・自由な自己表現の場で活動できるようになる
 (TwitterなどSNSを利用することで、個々の広報が活性化する)
 →アイドル自身の内面、文章の表現力などもアイドルとして大切な要素になる

■ARが普及
・ライブにARを足すことで、付加価値を与える
・ARアイドル(2.5次元アイドル)が誕生する

■VRが普及
・360°ライブ配信ができるようになり、
自宅にいながら実際にライブを見るような感覚を得られるようになる
・VRアイドルが誕生する

■AIが普及
・AIがアイドルのスタッフに起用される

■シンギュラリティ(=技術的特異点)が発生
・2045年にどのようなアイドルが生まれるのか、予想してみたいと考えております。
 _______________________________________

こうまとめて見ると、
ここ10年でメディア(アイドルを取り巻く環境)とアイドルは相当変化しています。

「アイドル×AR,VR,AI」はアイドル好きの方でないと
ご存知でない場合が多いと思いますが、
今後は知名度・質共に伸びてゆく分野だと思います。

 メディアの急激な変化に伴い、アイドルの活動範囲·手法が広くなりました。
 クリエイティブなアイドルにテクノロジーの力が入っていく時代、
 どのようなアイドルが生まれるのでしょうか?
 調査しているだけでもワクワクします。

 ワクワクする研究に出会えるなんて、本当に幸せ者です。

 では、今夜もアイドルソングを聴きながら調査します。
 私にとっての一番の薬は、アイドルの存在なので!

【号外 週報171022】アジア地域の防災リーダーたちと学んだウルルン滞在記

こんにちは!M1の福井です。10月に入って急に寒くなったり猛烈な台風がくるなど近年は私たちの想像をはるかに超える気候変動や災害が発生しています。今回、号外版ということで私が先日約2週間参加してきた防災教育育成プロジェクト「HANDs!プロジェクト2017」について書きます。

HANDs!プロジェクトって?

HANDs!のプロジェクトとは、hope and dreamの頭文字をとったものである。アジア9ヵ国(フィリピン・インドネシア・タイ・インド・マレーシア・ミャンマー・ネパール・カンボジア・日本)から防災や環境に関して普段から取り組んでいる21~33歳までの合計26人(以下、フェロー)が、防災教育・環境問題・復興問題について考え、次の時代の"防災"を背負って立つ人を育成するプロジェクトである。
今回は、第1期としてフィリピン(5日間)と日本(5日間)を訪れ、フィリピン研修ではデザイン思考・システム思考などプロジェクトの立ち上げ方やプロトタイプの作成、日本研修では東日本大震災の被災地を訪れ、学校現場での防災教育のあり方や地域コミュニティの作り方などを学ぶ研修であった。第2期は、来年2月に行われるインドネシア研修(1週間)が行われる。参加するフェローたちは、この2回の研修を経て、アクションプランを作成し、来年1年間かけてアクションプランを実行するものとなっている。

中学生たちと共に学んでいったフィリピン研修

フィリピンの首都マニアから1時間以上車を走らせてついた先が、今回の研修地マキリン山。フィリピンは熱帯地域であり、降り立った時から、日本でいう6月の梅雨以上の湿気がありジメッとしたところで、1日に1回スコールといった短時間の激しい雨が降る。フィリピンは排水処理が整備されておらず、この雨によって浸水したり山の方では、土砂崩れが発生するなど災害の被害も多い地域である。
フィリピン研修では、主に「デザイン思考」「システム思考」「風・土・水の人」の作り方を学習し、フェローたちだけでなく、PHSA(フィリピン芸術学校)というデザイン・ダンス・文学などを専門に学ぶ中学2年生たちも一緒に参加し学んでいった。

それぞれの関係者を巻き込んでいく「風・土・水」の理論
 風の人:新たなアイデアやイベントを運んでくる「種」を生むNPOなど
 水の人:風が運んできた「種」を地域に根付かせる学校の先生など
 土の人:その種を大きくするために必要な地域住民の人たち
世界や社会など全体を俯瞰していきながら課題解決する「システム思考」
個を中心に考えていき課題解決する「デザイン思考」

それぞれのアドバイザーからのレクチャーを受けながら、フェローたちと生徒たちをミックスさせたグループを作り、「防災教育・環境問題・食の問題」の3つの中から自分たちで課題を選択し、プロトタイプを作っていく。プロトタイプ作成にあたり、地域の現状や課題を出していく「ブレインストーミング」、「フィールドワーク」を行うなど1つずつステップを踏んで行っていった。

私の班は、防災教育で生徒たちがより楽しく、そして記憶に残るような防災教育プログラムをゲーム要素を取り入れて作成した。
「みんな、防災には興味は持っているけど、いつも同じことばかりやっていて、つまらなくて記憶に残ってないとおもう」(一緒なグループにいた生徒の声)
この発言は印象的だった。日本の学校現場でも、地震や火災に揃えて避難訓練が行われているが、毎回同じ内容の繰り返しでリアリティもない。日本では、災害が多く発生しているなかで生徒たちが避難訓練のなかで何か得ることがないと意味がないとおもう。そのなかで、防災の知識を学びながら、質問に答えてポイントを貯めていくといったゲーム要素を取り入れたプロトタイプを作成した。実際、成果発表会が行われたが、この作品に対するアドバイスや効果・検証のところまで本研修で実現できなかったことは非常に残念であった。この作品を使って、生徒たちがどのように感じるのか聞きたかったところである。

フィリピン研修は朝から夜まで、レクチャーを聞きながら活動を行ってきた。全て英語でのレクチャーは内容を理解することに苦しんだが、フェローのサポートもあり内容を理解しながら進めることができた。また、フェローたちだけでなく生徒たちの意見も驚かさせるものもあったり、進んでプロトタイプ制作に励んでくれるなど様々な面で刺激を受けた研修であった。


子供向け防災教育プログラム「いざ!カエルキャラバン!」

フィリピン研修が終わり、次は日本研修へ!
日本研修は、東京では子供向け防災教育プログラム「いざ、カエルキャラバン!」の視察を経て、東日本大震災で大きな被害をもたらした仙台・石巻の被災地を訪問し、津波の被害に遭ったなかで、生徒たちが学校の屋上に避難した仙台市立荒浜小学校を見学するなど地域の人々のコミュニティに視点をあてた研修であった。

「いざカエルキャラバン」は主に神戸で活動されているNPO法人プラスアーツの子どもを対象にした防災教育プログラムである。今回、代表の永田さんから設立経緯やどのようなプログラムを行っているのか講義を受け、実際に豊洲で行われているイベントの視察を行った。視察を行い感じたことは、NPOのスタッフ運営を行うのではなく、事前に地域の方はじめレクチャーを行い、地域の方が運営を行っていることである。スタッフが事前に丁寧にレクチャーを行うことで、どこの地域でも実施できるような仕組みとなっている。プログラムは、AEDの講習や瓦礫に挟まった人を救出する方法など、子どもたちでも取り組めるような内容となっている。また、様々なプログラムを体験することでシールをもらい集めたシールをおもちゃと交換でき最後にオークションに参加できるなど、子どもたちにも楽しんでもらいながら、防災を学べる仕組み作りとなっている。外国のフェローたちも子どもたちにまじり、一緒にプログラムに参加していた。普段から知っていることではあるが、言葉だけで教えられるのではなく、体を使って体験させることでより理解も深まるのではないかと感じた。この「いざカエルキャラバン」は日本だけでなく、カンボジアやインドネシアなど海外も実践されており、それぞれの国でカエルキャラバンを活用した防災教育が行われている。

津波の被害を今も残している仙台市立荒浜小学校

仙台へ移動し、東日本大震災で津波によって家が流された地区を訪れ、そのなかで生徒や避難した地域の人たちが、校長先生の指示で全員学校の屋上に避難したことで助かった仙台市立荒浜小学校を訪問した。震災から6年がたった今でも、この学校は行政によって当時の状況を残したままになっている。この学校は、海から700mのところにあり、地震発生から1時間後に津波がやってきたのではと推測されている。学校は、4階建てであり津波は2階の天井付近まできたといわれている。1階は、津波によって車や瓦礫などが流されてきた写真が掲示され、教室もそのままの形となっている。4階には、校長先生や地域住民の方の当時の証言や津波様子などを映像を見ることができる。外国のフェローたちの中には、映像を見て涙を流す様子も見られた。この学校では、地域住民の方の強い願いもありこの学校を残そうという動きが見られました。多くの方に見てもらえるよう、当時の震災の記録も残しつつデザインされた施設である。
「震災で被害にあった建物を壊すのではなく、被害の記録を残していくことで後世に繋げていくことも防災なのではないか」(外国のフェローより)
被害にあった建物は壊されることも多いが、荒浜小学校のように地域住民の方の願いによって残されている建物など、このような建物は非常に大切なものであり、これからを生きていく私たちに語り継いでいかなければいけないと感じたところであった。

被災地の現状

自分にとって、初めての被災地訪問は想像を超えるものであった。石巻市では、津波によって多くの建物が流された。今回、訪問した石巻市の漁港付近を地元の方に案内していただいたが、漁港の付近は震災前は住宅や病院があったそうだ。しかし、津波によって流されこの地区は震災慰霊公園が作られるところや今後も土地活用が決まってなかったりといった問題も起きている。この地域は6mの津波がきたこともあり、海岸付近には7mの防波堤が作られており、石巻の綺麗な海岸風景を市内からは遮ってしまっているなど、津波によって大きく町が変わってしまうことを感じた。写真にあるように、港から少し離れた高台にマンションが建てられ、屋上には津波避難ビルと同じように津波がきた時に避難する場所となっている。震災から6年が経つが、現在も復興は進んでいるが地域に応じて問題もあり、なかなか復興が進んでいない地域もあることを今回の訪問で知った。

世界観が変わった10日間



10日間2カ国で研修を行ってきたが、アジアの様々な専門家たちと一緒に意見交換しながら活動を共にできたことは、自分のなかで新しい発見や価値観が生まれた貴重な体験となった。10日間で様々なものを詰込んだ研修であったが、どうやってプログラムを作っていくか、ただやるだけでなく論理的にも考えながら行うといったプロセスを踏まえてやっていくことが大切だと考えさせられたものだった。今回教わったことを一旦整理し、あの時何をやったのか、何を伝えたかったのかきちんと整理することで、自分の今後の修士研究や様々な生活場面において生かして生きたい。
英語でのコミュニケーションは英語を理解することに必死で、議論に参加することも難しかった。これから日々勉強して、次回の研修の時には自分の意見も言えるよう頑張りたい。ただ、自分の思ってた以上に人に思いが伝わることもあり嬉しいこともあったが、改めて自分の英語能力を痛感させられた。そんななか、フェローたちは私に優しく教えてくれたりフレンドリーに接してくれた。本当に10日間通じて人気者であった。本当に感謝している、ありがとう!
また、フィリピンの生徒たちにも黄色い声援を5日間受けたことは、本当に誇りであり、自分がここまでモテたことは多分ないとおもう。研修は大変だったが、彼らがいてくれたことで毎日楽しい時間を過ごすことができた。別れるのが辛かったほどだ、このモテさが、日本に帰っていかせることができればいいのだが•••

何はともあれ、様々なことを学んだので、来年のインドネシア研修やアクションプランに向けて、また気持ちを切り替えてがんばるばかりです。


週報171019


こんにちは。B4の水落です。
夏が終わり、秋が来たかと思えばなんだか気温的には真冬のようで困惑しています。

秋のイベントと言えば日本では"中秋の名月"、海外では"ハロウィン"ですね。
実は中秋の名月は日本版ハロウィンと言われる要素もあり、
"お月見泥棒"といって、十五夜に限り子ども達は供えられているお団子をとって食べても
良く、各家を回ってはお団子を食べていきます。

今の時期はなかなか天気の都合的に名月を拝むのは難しそうですが、子ども達にとっては"月より団子"かもしれません。


さて、今週の週報ですが、研究室メンバーの進捗、私の研究についてお話させて頂きます。


1.HANDs! PROJECT

M1の福井さんに、HANDs!PROJECTでの経験を共有して頂きました。
このプロジェクトはアジア9カ国の方とフィリピンなどの被災地を訪れ、
課題などを考え、その解決策を来年から実行に移す防災に関したプロジェクトです。


各国の被災地を訪れ、今後の解決策を模索していく。
実際に様々な国の方々と話すことで、災害に対するリアルなお話も、そこに住む
人たちの考えも、日本に留まっていては絶対に経験することができない貴重なお話をして頂きました。




他に研究室メンバーの研究として、観光、ファッション、ゲーミフィケーションなど様々あります。最近の傾向としては配属された頃のゼミに比べ、先生のみではなく、メンバーからも指摘や改善案をお互いに積極的に発言しています。
ジャンルこそ違えど、どの進捗を聞いていても案外自分の研究に役立つことが聞けたりと、さらに有意義な時間になっていると感じます。

2.研究に関して

福井さんに防災に関するお話を聞き、私自身も災害に関する研究を行なっているため、
他の研究室メンバーより得られるものは多かったと感じました。

私は"自動販売機を利用した地域災害対策の提案"についての研究を行なっています。
特に災害時に無料で飲料を配布する機能を備えた"災害用ベンダー"に着目し、その災害用ベンダーと組み合わせたアプリケーションの開発に着手しています。

現状の災害用ベンダーに対する問題点として、
そもそもどこに災害用ベンダーがあるのか分からない。いざという時どのようにして
災害用ベンダーのサービスを受けることができるのか。
自動販売機についている液晶広告に災害時に情報が流されるが、"震度〇〇"などの一律した情報では地域ごとの対処の仕方が不明瞭である。

などに着眼し、解決案を模索しています。

また、実際に自動販売機を製造している企業にプレゼンをする機会を頂き、
提案に対する意見、自動販売機業界の動向など、貴重なお話をお聞きしました。


指摘を頂けば頂くほど、まだまだ至らぬ点ばかりです。
しかしその分やりがいもあるので、卒業までにきちんとした形で発表できればと思います。



最後に、11月には広島アーカイブのプロジェクトで活躍している広島女学院の生徒さん達が研究室のワークショップに参加しに来ます。
普段なかなか触れる機会のない大学生から、少しでも多く学び、また、楽しんでワークショップに取り組んで頂ければと思います。
近頃天気が崩れやすいので、東京までの道中お気をつけください。


皆様も寒暖差に体調を崩されぬよう、元気に後期も頑張っていきましょう。
以上、水落でした。




週報171012


みなさん、こんにちは。学部4年の山本です。

本日はライオン建築事務所の代表取締役 嶋田洋平さんをお招きして、お話を聞くことができました。

嶋田さんは建築士でありながら建物単体のデザインだけにこだわらない、将来を見据えたリノベーションまちづくりを行うなど、日本の各地でご活躍されています。

まずは建築や不動産業界における日本の現状をレクチャーしていただきました。
今、日本中で空間資源が有り余っている

不動産が資産としてうまく運用されていないことや、維持管理費が増大している、
このままでは自治体が機能しなくなる(特にインフラ、水道がまずい)など、私の地元山梨のデータも悪い例として出てきて、他人事にはできないなと思いました。

突然ですが、インフラの話で、夏休みに訪れたロシアを思い出しました。
極東のロシアの街を歩くと必ずと言って良いほど道路の状態が悪いです。都市部でもこの状態が普通です。


日本では普通だと思っていた舗装された道路が、他国では普通ではないことに気づき、かなり印象に残っています。
山梨はこれほどではありませんが、古い橋やトンネルが多いと思うので、本当に無視できない問題です!

嶋田さんは人口の減少や不動産を資産として維持できていない現状に目を向け、建物や空間に入れるコンテンツを含めて空き家をリノベーションしています。リノベーションは民間によりボトムアップで考えられ、まちづくりを成立させています。

その一つである北九州家守舎は江戸時代の文化である家守を参考に、ユーザーと不動産を繋げており、そのような活動は全国に広まっています。私は最新の技術に目が行きがちなので、大昔の文化が問題解決の糸口となるというのは興味深く感じました。もっと広い視野を持つようにしたいです。

また、プロジェクトを進める際、関係者が同じ方向を向くことができるデザインのプロセスを行なっており、私もですが、地方課題に目を向けた研究を行なっている方はさらに参考になったと思います。

はじめは情報デザインを専門とする渡邉研究室に建築事務所の方が来られるのを不思議に
思っていましたが、嶋田さんはこの研究室が目指そうとしていること、大切にしなければならないことを率先して取り組まれていると感じました。

嶋田さん、本日はありがとうございました。