南アルプス市ふるさと◯◯博物館「◯博アーカイブ」公開

博士前期課程2年の山浦です。

昨年より山梨県南アルプス市教育委員会文化財課と共同で研究・開発を進めておりました「ふるさと◯◯博物館」のデジタルアーカイブが、12月1日に公開となりました。


リンク:ふるさと◯◯博物館ポータルサイト

リンク:3D地球儀を用いたデジタルアーカイブコンテンツ「◯博アーカイブ」

この共同研究では、地域に残る「歴史資源」や住民たちの「記憶」を、渡邉研で培われてきたマッピング・ビジュアライズの技術を駆使して、地域内外に向けて発信するコンテンツの実現を目標としています。
この共同研究は、南アルプス市文化財課が展開する事業「ふるさと◯◯博物館」の一環としてスタートしました。


  • ふるさと◯◯博物館とは
市内にある歴史資源や歴史資源に集う人々をつなぎ、市全体を博物館と見立てたもので、町まるごと、まるまるが博物館という取り組みです。
地域から掘り起こされた「歴史」・地域の人々の「記憶」を集め、育み、発信することで未来へと繋いでいくものです。



このデジタルアーカイブは、 3Dのデジタル地球儀上に「歴史」・「記憶」の情報をマッピングしています。地図上のアイコンをクリックすると、詳しい説明や思い出の動画を見ることができます。今後、市内各地での情報の掘り起こしを進め、どんどんとアイコンが増えて、成長していく予定です。度々チェックしてみてください!

広島テレビ新社屋「記憶の解凍」展覧会 開催



東京大学 大学院情報学環 渡邉英徳研究室は、広島テレビ放送と共同で、人工知能(AI)技術でカラー化した戦前・戦後の白黒写真をもとにして対話の場をつくりだし、被爆の記憶を継承することを目的として、

展覧会「記憶の解凍」 ~カラー化写真で時を刻み、息づきはじめるヒロシマ~

を開催いたします。
私たちはこれまでに、数百枚の白黒写真をAI技術でカラー化し、さらに、被爆者との対話を重ねて色を補正することによって、過去の記憶を辿る旅を続けてきました。最新技術と、被爆者・若者たちのコミュニケーションが組み合わさることで、これまで凍りついていた記憶が「解凍」され、よみがえります。

入場は無料です。みなさまのご来場をお待ちしております。

展示概要
  • 会期:2018年11月23日(金・祝)~12月2日(日) ※10日間
  • 場所:広島テレビ新社屋エントランスロビー
    広島市東区二葉の里3丁目5番4号
    ※広島駅北口徒歩3分
  • 時間:午前10時~午後5時 ※11月23日は午後1時開場。
  • 入場:無料
展示チーム
  • 主催:広島テレビ放送、東京大学大学院 渡邉英徳研究室
  • 原案:庭田杏珠(広島女学院高等学校)
  • ビジュアルデザイン:秦那実
  • 会場デザイン:花岡大樹
  • 協賛:株式会社にしき堂、オタフクソース、広島ガス、広島管財、株式会社ロックサービス、アンデルセン、エネコム、中国電力、中電工、広島銀行、便利屋シンセー
  • 協力:広島女学院高等学校 生徒有志、ヒロシマ・フィールドワーク実行委員会、首都大学東京大学院ネットワークデザインスタジオ有志
  • カラー化技術提供:早稲田大学 石川博研究室
  • 後援:広島県、広島県教育委員会、広島市、広島市教育委員会、公益財団法人広島平和文化センター、平和首長会議、公益財団法人広島観光コンベンションビューロー

「記憶の解凍」国際平和映像祭2018にて学生部門賞を受賞



広島女学院高等学校2年生の庭田杏珠さんと,首都大学東京大学院2年の山浦徹也君が共同制作した映像作品「記憶の解凍:カラー化写真で時を刻み、息づきはじめるヒロシマ」が,9月22日にJICA横浜で開催された「国際平和映像祭(UFPFF)2018」の最終審査の結果,学生部門賞を受賞しました。受賞者は,ニューヨークの国際連合本部で11月に開催される「PLURAL+」の授賞セレモニーに招待され,作品上映とプレゼンテーションの機会を与えられます。

最終審査会にて

この作品は,2010年より渡邉英徳研究室と広島女学院高校が共同で取り組んできた「ヒロシマ・アーカイブ」の活動から派生したものです。昨年秋に首都大学東京で実施したワークショップにおいて,庭田さんたちは自動色付け技術を学び,それを活かした「カラー化写真をベースにした被爆証言の聞き取り」の営みをスタートしました。この活動を通して生まれたコンセプトが「記憶の解凍」です。

被爆者の諏訪了我さんにインタビューする庭田さん

この映像作品では,現在は広島平和記念公園となっているかつての繁華街,旧・中島本町で暮らしていた濱井德三さんの記憶,そして生徒さんたちとの交歓,未来への希望が,スライドショーと音楽で表現されています。庭田さんが原作・脚本,山浦君が映像化を担当しています。ぜひ,ご覧いただければ幸いです。

東京大学大学院への移籍のお知らせ

2018年4月1日より,指導教員の渡邉英徳は東京大学大学院情報学環の教授に着任いたしました。首都大学東京の客員教授も兼務します。これに伴い,渡邉英徳研究室も東京大学大学院に移籍いたします。首都大学東京での研究は,今後も継承する予定です。これまでご支援いただいたみなさま,本当にありがとうございました。



ほぼ日アースボールコンテンツ「昼夜の移り変わり」こぼれ話

ご無沙汰しております。修士1年の山浦徹也です。
約1年ぶりのブログ投稿です。

(画像は下記のリンク先記事からお借りしています)

先週の3月2日、ほぼ日アースボールの共同研究コンテンツ第二弾「昼夜の移り変わり」がリリースとなりました。
自分がメインで担当していたこのコンテンツは、地球の昼と夜がどう変化していくのか、季節によってどんな違いがあるか、アニメーションによって表現したコンテンツです。
↓詳細は是非こちらでご覧になってください。(ほぼ日さん記事)
コンテンツ紹介_010「昼夜の移り変わり」編

およそ半年かけて、どのような方向性・内容にするか、ほぼ日さんとやり取りを通して、色々と揉んできました。そこで、今回はそういったこぼれ話的なことを、少しばかり書いていきたいと思います。

まず、はじまりのアイデアダンプで自分が制作したのは、10秒ほどで昼夜が一周切り替わるコンテンツでした。あっという間の10秒…。
糸井重里さんが口にしたのは「もったいないね、もっとじっくり見てみたい」の言葉でした。
それはまさしくその通りで、早すぎると切り替わりの動きを追うだけで終わってしまうのですよね。
細かいところまで見てもらうにはどうするか。
様々な時間で試した結果、良い塩梅に見られるのは1分程度であるという結論に落ち着きました。
そこからさらにどういった表現ができるか、模索していく段階でいろいろなアイデアを試しては、消えていきました。太陽にまつわる詩を一緒に流してみたり、夜空にオーロラを浮かべてみたり…。
紆余曲折を経て、最終的に、四季で異なる昼夜の切り替わりを表現するコンテンツに落ち着いたわけでございます。
ほぼ日さんの尽力もあり、本当に良いコンテンツをリリースすることができました。

色々と書いてきましたが、百聞は一見に如かずです。
是非、ダウンロードして、実際に見てください。
地上を離れて、ずっと大きな視点から、くるくると回る地球のメカニズムを楽しんでいただけたら幸いです。

先にリリースされた共同研究コンテンツ第一弾「でこぼこ地球」も合わせて楽しんでくださいね!


VALON —オープンデータベースの災害用ベンダーナビゲーションアプリ—



こんにちは!
学部4年の水落です。

今回は私の1年間の研究のまとめと、卒業制作の作品について
ご紹介させて頂きます。




私は「災害用ベンダーを利用した災害対策の提案」の研究をずっと続けてきました。
私たちの周りには当たり前のように自動販売機が設置されていますが、世界でもここまで街中に自動販売機が設置されている日本はとても珍しい国です。

さらに災害用ベンダーというタイプの自動販売機もあり、災害時には無償で飲料を配布する機能を持つ自動販売機や、最近では発電機付き、応急セット付きのタイプなど、多くの災害用ベンダーがあります。

しかし私は自分の生活圏の災害用ベンダーの設置場所は把握しておらず、ましてや実際にどのようにして災害用ベンダーを操作するのか、といった事も理解していません。
事前に取ったアンケートでも、私と同じように多くの人が災害用ベンダーの設置場所や使用方法を知らないとの結果がでました。

そこで、
自分の生活圏の災害用ベンダーの設置場所を事前に把握し、いざという時に適切に操作ができ、その場に留まらざるを得ない人々の自助、共助の手助けができる。
この目的を設定し、"VALON —オープンデータベースの災害用ベンダーナビゲーションアプリ—"の制作を行いました。







次に、本アプリのUIや機能について説明します。

初めに、本アプリはオープンデータ(自治体が一般に公開しているデータ)をソースとしています。
よって本アプリは、どの自治体の災害用ベンダーであっても対応し、動作致します。






上図が各ソースデータの対応表となっています。


次に、マップUIについてです。
従来のiOSマップピンでは

1、ピンの密集が見づらい
2、ピンの差別化が難しい

といった問題点がありました。
以上を解決するため、マーカーアイコン、集合アイコンを採用しました。
これらの機能によって

1、ピンよりもサイズの大きいマーカーによって視認性の向上
2、ユーザーのマップ表示の仕方によって、近隣のマーカーが自動的にまとまる

といった解決を施しています。

また、各マーカー地点から遷移する災害用ベンダー解説画面では、
GoogleStreetView
災害用ベンダー使用方法解説画像
そのベンダーまでの既存ナビアプリを利用したルート検索機能

が実装されています。


実際に災害が起きた時ではなく、
例えば新しい街に引っ越してきた時、
例えば学校の授業の一環として、
例えば家族でいざという時の非難はどこにするかを話し合う時に、

普段の"何かあった時"の備えを助けることのできるアプリケーションになれればと考えています。




この1年間、ありきたりですが、長いようで本当に短く感じた期間でした。
市の方にご協力頂けたことや、大きな企業の方へのプレゼンの機会を頂いたこと。
挙げたらキリがありませんが、本当に多くの方々の協力の元成しえた研究だったと思います。
そして何より今までと一番異なったのは「誰かの助けとなれるような」というコンセプトです。今まで自分が制作してきたデザインなどは、どれだけカッコよく、綺麗に見せる事ができるか。端的に言ってしまえばそれらに重きを置いていたものが、

災害用ベンダーのアプリを制作する際、もちろんカッコよさも考えてはいましたが、どれだけ誰かの助けになれるか。
と考えながら制作した経験は初めてで、本当に学ぶ事が多かったと感じます。


後輩の皆さん、
物作りやデザインといった漠然とした領域において、
揺らがない自分の芯、のようなものは大切だと思います。
それがきっと皆さんらしさになると思います。

でもそれに固執しすぎて、他の分野や表現に手を出さずにいるのはとてももったいない
事なんじゃないかな、とも私は思います。

私自身、なんとなくカッコいいやつ作って卒業しよ。
と思っていたため、まさか防災関係の卒業制作を作るとは思いもしませんでした。
思いもしなかったからこそ、色々な発見もありました。

webやグラフィックが自分の芯だ!と決めつけて他の分野の事を見もしないのは、寂しい気もします。
逆に、色々な分野で色々な制作をしているにも関わらず、どんな作品にも自分らしさが出てきた時には、きっと沢山の人を魅了する作品となっているかもしれません。

偉そうに言いましたが、私自身の目標であったりもします。


先生、先輩方を初め、多くの方に大変お世話になりました。
本当にありがとうございました!

女性アイドルの現実と虚構の様相の変化 -メディアの変遷に基づく研究-

こんにちは,B4の増田です!

■卒業研究について
私は,「女性アイドルの現実と虚構の様相の変化 -メディアの変遷に基づく研究」
という研究をしました.


アイドルが好きなので
テーマをアイドルにすることは入学当初から定まっていたのですが,
「大好きなアイドルのために何ができるか」から出発して
現在のテーマに至るまで,B3の後期から約10ヶ月ほどの年月を要しました.

「アイドルのためにコンテンツを作りたい!」

「アイドルとはそもそも何なのか?」

「アイドルにおける現実と虚構の進化が気になる!」

「アイドル単体では全く分からないから,メディアの変遷と照らしあわせよう!」

…という経緯を経て,研究を進めました.


この研究により,アイドルを以下の6つに大別できると考察しました.


①アイドルという概念の再構成と大衆化
②バラエティー番組への出演に伴う アイドルのキャラクター化
③歌番組の退化に伴う ライブアイドルの誕生
④インターネットの普及に伴う ネットアイドルの誕生
⑤SNSの活性に伴う アイドルによる自己表現の多様化 ⑥AR,VR,AI技術の進化に伴う バーチャルアイドルの定着

です.

この6つに加え,先行研究や今後の展望を述べました.

https://drive.google.com/file/d/1dcFOwxB7qyoVum3DTpWd2C3pKo5uOcd7/view?usp=sharing

こちらから閲覧できますので,ぜひご覧ください.

(個人的には,ネットワーク研の一員として ネットワークについても
 研究できたことが嬉しいです…)


■後輩に向けて
B3の時に「私は切羽詰まった状態で提出日を迎えない!」と誓い
周りより早く卒業研究を始めても,
どんどん深堀りしたくなり 止まらなくなります.

私のようにギリギリにならないよう,取捨選択して生きてください.



そして,論文の場合はとにかく早めに文字に起こしてみてください.

テーマが定まらない場合は,とにかく文献を読み漁ったり
思いつきで何かを経験しに足を動かしたりすることが 後に功を成します.

共に頑張りましょう…

デジタルアースを用いたドローンマップ&アーカイブによる風景資産の活用

こんにちは!B4の渡邉康太です。
1年間の締めとして、卒業研究について紹介します。


卒業研究


「デジタルアースを用いたドローンマップ&アーカイブによる風景資産の活用」
このテーマで1年間研究・制作をおこないました。

ちなみに、皆さんは「ドローン」をご存知でしょうか?

知らないという方のために少し説明します。


一般的なドローン

ドローンとは無人航空機のことを指します。

定義を書くと長ったらしくなってしまうので割愛します(笑)

測量や農業、配達など様々な分野でドローンの活用・研究が進んでいます。

テレビでもドローンによる空撮映像がよく見られるようになりました。
これらに加えて、町おこしにドローンを活用する地域もあります。
その代表的な地域が徳島県那賀町です。

那賀町ではドローンを使って以下の取り組みをしています。

・ドローン体験会(11月に自分も参加させていただきました)
・林業への活用
・鳥獣被害対策
・実証実験
・那賀町ドローンマップの配布
・空撮アテンド


11月のドローン体験会 赤いマルの中にドローン

那賀町についてさらに詳しく!」という方は是非こちらもご覧ください。

那賀町ドローン推進室
2017年11月の週報(那賀町でのフィールドワークまとめです)
※クリックで各ページにとびます

自分は那賀町の取り組みの中でも「那賀町ドローンマップ」と「空撮アテンド」に着目しました。




那賀町ドローンマップには風景が綺麗で飛行可能なスポットがまとめられています。
紙媒体なので、誰にでも利用可能です。
一方で、周辺情報の詳細さ、ドローンに適した情報配置に課題が残ります。
これらの課題解決を通して、ドローンマップ&アーカイブによる風景資産の活用を検討します。


手法

周辺の地形やドローンの高度を表現するためにデジタルアース版ドローンマップを制作しました。
組み込んだ機能は主に3つあります。

1つ目は現地で撮影した全天球画像を球体外側に貼り付けて表示する機能です。

球体をまわしながら、周辺の状況を確認することができます。


上:元の全天球画像 下:全天球画像を貼り付けた球体


2つ目は地形強調です。

飛行スポットの起伏は、ドローンを操縦する際に重要な要素となります。
強調することで地形の特徴を掴みやすくします。


飛行スポット「わかすぎ天国」の地形強調度別

最後に高度に応じた空撮データ配置です。
空撮データの撮影位置を視覚的に伝達することを狙いとしています。

高度に応じた情報配置
那賀町の方々のフィードバックも取り入れながら改善し、本コンテンツの公開を目指していきます!


後輩のみなさんへ

現在、みなさんはSNSなどを通して多くの人との繋がりを持っていると思います。
遠く離れていても、ことばを聞き、ことばを届けることができます。

ですが、そんな時代だからこそ


「直接人と会う価値」


このことを大事にしてください。


自分はこの1年間で強く実感しました。

遡ること昨年の7月。
那賀町ドローン推進室の代表の方とドローンのトークイベントで直接お会いしました。
その時ほど「新しいことが始まるワクワク感」を感じたことはありません。
その時が無かったら、今ある那賀町の方々とのご縁も無かったかもしれません。

直接会わなければ得られないものは必ずあります。ソースは僕です。
そして、会うまでのきっかけはネット中に転がっています。
みなさんが行き詰まった時、そのきっかけから勇気を出して「直接会うこと」に繋げてみてください。
きっと面白い方向に転がります。


この1年間、多くの人と巡り会えたことに感謝します。ありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願い致します!

写真ベースの観光ナビゲーション&コミュニケーションアプリ

こんにちは!B4の福山です。

卒業研究について

今回は自分の卒業研究について紹介させていただきます。
私は『TRITTY-写真ベースの観光ナビゲーション&コミュニケーションアプリ-』の提案をさせていただきました。




現状として従来の観光情報を提供するものは、写真やその場所の情報などがまとめられてはいるが、欲しい情報に行き着くまでの導線が複雑であったり、自分の現在地からその情報までの現実での距離感がわかりにくい場合があるという問題点がありました。


また、観光客のニーズとして、情報の新鮮さやニッチさ、その地域特有の情報、位置情報、イメージが湧きやすいものであるか、体験者の声、旅の記録ができるというのが、観光庁などの調査のデータから示されています。


よって、今回提案したアプリケーションでは、ユーザが写真とその場所の情報、位置情報を投稿できるようにしました。その投稿された情報を元に、地図と写真がリンクして表示されるように画面を設計し、現在地と情報が一目でわかるようにしました。また、地図に情報を置くことにより、情報が時間と共に流れていくことがなくなるようにしました。



また、マイページに旅の記録を残せるようにし、一日その日何をしたのかを時間軸に沿って振り返りができるようにしました。



  

卒業研究の紹介は以上になりますが、卒業研究を行うにあたり、特にM1の先輩方に相談に乗ってもらったり、アドバイスや助力をいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!!!


後輩のみなさまへ

私は卒業研究を行うにあたって、改めてアウトプットとロジカルに物事を考える重要さと大変さに気付かされました。

これはwtnv研だけではなく、インダスの授業や全てに言えることが多いですが、特にゼミを通して他人の研究や先生からのフィードバックを受けて感じることが多かったです。
これらを気づけたことは、wtnv研だからでこそとひしひしと感じております。

ネットワークデザインスタジオでは、貴重な一年間を過ごせたと思います。
私は、これから修士として二年間首都大に在籍しますが、もっともっとたくさんの経験をしていき充実したものとしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします!

世界自然遺産を元にした配色パターンの作成とファッションコーディネートへの応用




こんにちは、B4の花岡です!

ついに卒展、研究発表も終わり今年度も残すところ学外展のみとなりました。


卒業研究について

「世界自然遺産を元にした配色パターンの作成とファッションコーディネートへの応用」
というテーマの研究を今年一年間行なっていました。

ファッションの分野ではアースカラー と呼ばれる色を始め自然物の中に潜む色が多く利用されています。

一方でファッションに利用される自然物の色はありきたり(草木の緑、空や海の青、大地や土のベージュ、茶色など)な色が多いです。しかしきちんと自然物に目を向けると以上のようなありきたりな色だけでなく様々な色が潜んでいることがわかりました。

この微細な色を抽出し配色を作成することで新しい形で自然物を用いた配色パターンを作成できるのではないかと考え今回の研究に至りました。

手法として参考にしたのが日本の平安時代に流行した「襲色目」です。
襲色目の配色は主に着物のレイヤードファッションに利用されました。
この手法では日本の四季の中に潜む自然物単体から色を抽出しており様々な種類の色が表現されていました。

そこで本研究では襲色目を参考にしPCによる画像補間を用いて配色を作成しました。
画像補間の手法にはニアレストネイバー法を用いてそれぞれの世界自然遺産に対し2色・6色・18色の配色を作成しました。

作成した配色は実際にファッションコーディネートへ応用され多くの場合で新鮮との印象を得られました。

作成した配色(一部抜粋)

これらの配色はtwitterで一つずつ投稿していますのでぜひご覧ください





作成した配色を利用したファッションコーディネート(一部抜粋)

皆様も配色を利用して是非ファッションコーディネートしてみてください!



ネットワークデザインスタジオについて


自分はこの1年間で考え方が鍛えられたと感じています。
今までなんとなくで作っていた作品に対して、いろんな意味や思想を込めたり、、
自分の作る作品の意味について真剣に考えることができるようになったと思います。


また初めて研究を行い右も左も分からない状態から一年間、先生や先輩方から指導を受けなんとか発表できる段階にまでは至りました。


あとB4は週報も書くので今まで苦手だった国語力が少しついた気がします・・・


この研究室に所属するようになって本当にインダスに入ってよかったし、この研究室に入れてよかったと強く感じています。
僕自身まだまだ未熟なことばかりですがこれからも能動的に様々なことに挑戦したいと考えています。


これからwtnv研に入ってくる皆さんへ

先生の作る研究室はいい意味で異常で楽しいです。
所属するメンバーが自分のテーマに向かって突き進んでいるし各々が目標を持って行動しています。
是非皆さんがっつりのめり込んで研究室生活を送りましょう

以上、花岡でした。















“drafty” ―ユーザが着目した箇所をヒートマップと色復元で伝えるSNS―



学部4年の山本です。今回は私の卒業制作についてお話ししたいと思います。

私は、卒業制作にて「ユーザが着目した箇所をヒートマップと色復元で伝えるSNS」を制作しました。

現在、WEBにて公開しております。サービス名は、風通しの良いデザインを広めたいという思いからdrafyと名付けました。

drafty
www.drafty.jp




このSNSのターゲットユーザは「デザイナ[Desiner]」と「デザイナが制作したものを利用するユーザ[User]」です。その二方を繋げ、デザイナがユーザ目線でデザインを考えるようになることに加え、ユーザがデザインプロセスへ参加することをねらっています。


従来のSNSとの違いは具体性のあるフィードバックを容易に行える点です。多くのSNSはいいね!ボタンやコメントでフィードバックを返すと思いますが、いいね!ボタンだと具体性がなく、コメントだと専門用語を知っておく必要があったり、冗長になるといった問題が挙げられます。



そこでユーザが画像上の着目した箇所をマウスでドラッグし、その箇所を強調して表示するとともに、他のユーザもそれを閲覧できるようにしました。コメントの吹き出しをクリックすることでそのユーザの入力が再現されます。デザインのどの箇所についてフィードバックをしているのかが視覚的にわかります。


またデザインのどのような要素に対してフィードバックをしているのか伝えるために、ボタンを押して専用の絵文字がコメントに含まれるようにしました。

色や質感といったデザインの要素を表したボタン

強調の表示には2種類の手法を用いています。一つはヒートマップというサーモグラフィやアクセス解析で使用されているデータ可視化の手法です。こちらはデータの強弱を段階で表示できます。

もう一つは画像をモノクロにし、指摘した箇所のみを元の色に戻すカラーリングです。こちらはデザインに使用されている色を強調することができます。2種類の表示はトグルボタンで切り替えができます。

誰でもコメントはできるようになっていますので、ぜひお試しください!



この1年間、卒業制作を通して多くのことに挑戦できました。ゼミでは自分の考えをまとめ議論し、中間発表ではポスターを作り、最終発表では論文やプレゼンを制作しました。


情報デザインの力がつねに求められ大変ではありましたが、先生や先輩方の助言、同期のみんなの刺激を受けて乗り越えることができました。制作するのは自分ですが、いろんな人に意見を求めたり、テストユーザとして使ってみてもらうことで新しい気づきがありました。これから卒業制作をされる方は、自分の中で完結させず社会にリリースすることを目標にすると研究が進むと思います。

ネットワークデザインスタジオ での1年間はあっという間でしたが新鮮で内容の濃い経験ができました。この経験を社会で活かしていこうと思います。

みなさん、1年間ありがとうございました!


政治・選挙に関する多面的な情報発信のためのWebコンテンツの研究

こんにちは,修士2年の早川聖奈です.
たぶんですが,3年ぶりの投稿です.

この3年間,わたしが取り組んできたことについてお話をしたいと思います.



突然ですが,政治や選挙に興味はありますでしょうか?

よく,「若者の政治離れ」が問題視されていますが,本当でしょうか?

わたし自身,選挙に行っても誰に入れればいいのかわからないし,なんだか難しそう.
そもそも政治家ってどこでなにしてるの?とずっと思ってました.

テレビでは,政治家のスキャンダルなどの情報ばかり.
本当にちゃんと活動しているの?と思ってました.


興味がないっていうよりは,政治って難しそうというイメージがついてしまって,
拒否してしまっていたのかなと思います.


ちょうど,そんなことを思っていた時に
大学での研究を見てくださった方が声をかけてくださり,取り組みがスタートしました.
(大学での研究について書いた投稿をみつけたのでよろしければご覧ください → こちら


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「政治・選挙に関する多面的な情報発信のためのWebコンテンツの研究」というテーマで研究を行い,マニフェスト選挙・劇場型選挙の2つの選挙タイプに応じた実践を行いました.

ターゲットは,自分のように「政治ってなんだか難しそう」と思っている若者です.

そんな若者たちに,少しでも興味をもってもらう「きっかけ」を作ることができたらと思っています.


マニフェスト選挙とは,近年一般的になっている 選挙立候補者の政策を比較して,投票先を決める選挙タイプです.

海老名市議会議員選挙の際に作成した「海老名市政策マッピング」

早稲田大学マニフェスト研究所との共同研究で「政策マッピング」というWebコンテンツを作成しました.地方新聞社・地域の青年会議所の協力のもと,今までに5つの選挙で実践を行っています.



また,劇場型選挙は立候補者がメディア戦略を利用し大衆化(アイドル化)してしまう選挙タイプです.


コンテンツ内のインフォグラフィックス


M1の與那覇里子さんとの共同制作で「恋も選挙も情報戦」というWebコンテンツを作成しました.朝日新聞社運営Webメディアwithnewsの協力のもと,東京都議会議員選挙の際に公開しました.


2016年から選挙権年齢が18歳に引き下げられたこともあり,若者の政治参画がますます重要視されています.
今後,多くの政治や選挙をテーマにしたWebコンテンツがでてくると考えています.本研究での取り組みが,若者の政治参画を促す一助になっていたら大変嬉しいです.


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先日,町田市議会の会議録を見える化したWebコンテンツ「議会マイニング」を作成し,公開しました.



わたしは最近まで議会の議事録が公開されていることを知りませんでした.
同じようにご存知でない方も多いのではないでしょうか?

せっかく公開しているのに活用されていないのは,とてももったいないと感じています.

研究でもお世話になった,早稲田大学マニフェスト研究所の有志として作成しました.
ぜひ,ご覧ください.→  議会マイニング in 町田

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後輩のみなさんへ


わたしの学生生活は,まさかの連続でした.

まさかWebの分野に行くと思ってなかったですし,
まさか大学院まで行くとは思ってなかったです.
苦手だった,政治の分野の研究をするとも思ってなかったです.
(論文書くのきつかったです笑)


本当に,まさかの連続です.
人生なにが起こるかわからないです.

その「まさかの出来事」を楽しむのが良いと思います.


わたしにとって,自分の知らない分野に飛び込むのはとても刺激的で楽しいことでした.
たくさんの人と出会って,たくさんの人と共同で作って
とても良い時間が過ごせたと思います.

一人で全部やろうとしなくて良いと思います.
むしろ,誰かと一緒にやったほうが,良いものが生まれると思うし,なにより楽しいです.


卒業するのは結構寂しいです笑
けど,社会にでてから,もっと自分の知らないことに触れることができて
刺激的な日々が待っていると考えると,とても楽しみでもあります.

ただ,後悔だけはしないように気をつけたいです.


アドバイスというよりも,わたしの表明になってしまいました…
最後まで読んでいただきありがとうございました!

フレキシブルなデータモデルに基づくデジタルアーカイブ構築システムの開発

こんにちは、M2の井上洋希と申します。今回は私の修士研究を紹介させていただきます。

私の研究テーマは、「フレキシブルなデータモデルに基づくデジタルアーカイブ構築システムの開発」です。

デジタルアーカイブ構築システムの画面(※画面は開発中のものです)

最近、社会ではICT技術の発展と普及によって、国立機関、企業、自治体はもとより、個人や有志に至るまで、様々なデジタルアーカイブが制作されています。渡邉研でも、「ヒロシマ・アーカイブ」を初めとする、様々なデジタルアーカイブを制作しています。

ところが、従来のデジタルアーカイブは、専門家によってトップダウン的に制作され、デジタルアーカイブの「利用者」と「作り手」の間には大きな壁が存在しています。

それに、「メタデータ」というデータの構造を設計するなど、デジタルアーカイブの構築には様々な専門知識が必要で、専門知識を持たずにデジタルアーカイブを作ることは難しいという現状があります。

しかし、ヒロシマ・アーカイブがそうであるように、近年、市民の手によって自らデジタルアーカイブの制作に関わっていくことが増えています。もはや、デジタルアーカイブの「作り手」と「利用者」の違いが薄れてきつつあるのです。

そこで私は、専門知識を持たずとも、誰でもヒロシマ・アーカイブのような、デジタルアーカイブが作れるシステムを開発しています。それが、「フレキシブルなデータモデルに基づくデジタルアーカイブ構築システム」です。

「フレキシブルなデータモデル」というのは、いろんな形をした様々なデータを、どんどんアーカイブに保存することができるように、システムを設計しているということです。これによってユーザーは、保存したいデータの構造が途中で変わったり、新しく増えたりしても、アーカイブを作り直すことなく、そのままアーカイブに保存することができます

ありがたいことに、現在このプロジェクトは、日本やアメリカの、自治体・学校・企業・NPOなど、国内外の様々な方面で反響を頂いております。昨年には研究室初の大学発ベンチャーを研究室のメンバーと共に起業いたしました。今後はこうした事業に取り組んでいく所存です。


後輩の皆さんへ

渡邉研では3年間お世話になりました。私にとって渡邉研の日々は、今までの人生で一番濃密な3年間であったように思います。

渡邉研は、あまりにも多様でユニークな研究室です。

一人ひとり取り組んでいることが全く違い、分野も様々。

様々な企業や自治体と毎月のようにコラボがあり、さながらベンチャー企業のよう。

なのに研究室としてまとまっている。

それは「ネットワーク」という名前に象徴されるように、「人と人が繋がる」という普遍的な価値を大切にしているからなのかもしれません。

世界を探しても、なかなかこういった研究室は少ないかと思います。是非、後輩の皆さんには、この研究室の良いところをどんどん活かして、自分の成長に繋げていってほしいです!

皆様、3年間ありがとうございました…!🙏

A Digital Multimedia Display of The Disaster Archive Using Open Source Platform for Sustainable Disaster Risk Reduction and Global Information (持続可能な災害リスク軽減とグローバル伝達のための オープンソースプラットフォームを用いた災害アーカイブのデジタルマルチメディア表現)



The Indian Ocean tsunami 2004 was estimated to cause more than 250,000 deaths and countless casualties. Although Aceh, which is in the most western part of Indonesia, has experienced numerous destructive tsunamis in recent history, when the 2004 tsunami struck, it led to devastating damage and human casualties. It seems, then, that 2004 tsunami happened regardless of any lesson learnt from past similar events. Information is the most important issue in Disaster Risk Reduction (DRR). The purpose of this study; to collecting data to pre and post tsunami 2004; to displaying attractively multimedia data for young generation; to build local community for continuing DRR activities and sharing global information.


Figure 1. Earth interface by Cesium open data source, github platform


The study areas of this study are sixth districts disaster affected area along the western coastal of Aceh. The method of this study: The first method is anthropological approach to collecting data by primary data collection from questionnaires and in-depth interviews and secondary data from previous research: The second method is technological approach to display multimedia data including making film and into develop digital archive to visualizing digital earth contents and linked comparison study between Japan and Indonesia: The third method is social approach to build community base DRR for sustainability disaster prevention education. We survey the precedent cases of related disaster digital archive construction and related studies to evaluate them. We prove the effectiveness of the use of open source software and the necessity of multimedia display.

The discussion of this dissertation describe as follows:

Chapter 1, discusses the general content of the research.
Chapter 2, discusses the previous study and relative study of the research.
Chapter 3, discusses the general method, evaluation and the result of the research.

Chapter 4, we develop a pluralistic digital archive by data collection of scientific - geological records, historical manuscripts related to earthquake - tsunami and interviews related local knowledge from past disasters. Developing method is mash-uping whole digitalized data into a digital earth interface for to display all materials at glance and to facilitate the cross referencing with landscape. And also, we conducted a comparative experiment to measure user’s learning level by using original materials and the digital archive. Based on the results of the experiment, we concluded that our method displayed better of knowledge to fill in the gap information from the past disaster for a young generation.



 
Figure 2. Aceh Paleotsunami Archive by overlaying scientific map into earth interface



 Chapter 5, we use film as multimedia for DRR education, which is needed to fill in the gap information from past disasters. Film is an effective medium to transfer knowledge of past disaster. The film is produced with a method to record in the two different locations and merge them into one film. First location is the scenes took in the laboratory to explain of a researcher’s theory to know the age of tsunami deposit using carbon dating. And second location is, the scenes took in the tsunami affected areas to know local knowledge. We uploaded it to YouTube for viewing by a wide range people all over the world and local people. And also, the film was selected as permanent exhibition display in a public tsunami education museum. We evaluate this situation as a good starting point to transfer knowledge.



Figure 3. The Aceh Paloetsunami film is linked to YouTube and SNS trough the open-source platform


Chapter 6, we use virtual disaster heritage because any major catastrophe will leave many relics, it seems to be important to sustainable disaster education for global community. Data collections of tsunami survivor’s testimonies are important to preserve the heritage of disaster and it serve as a Dark Tourism attraction. To accomplish this purpose, we visualized the data by using method described in Chapter 3. The archive shows the place of historical context of testimonies. To shows the other benefit of disaster heritage, we conducted survey in the disaster site, the heritage of disaster does not only include sorrow, but disaster education and improved the economics of communities surrounding historical sites. Its serve as a lesson for other disaster areas such as Japan, where many disaster relics has removed.

Chapter 7, we visualize data of Aceh rehabilitation and reconstruction from German Red Cross Housing Project in Aceh. Data collection of tsunami victims and housing’s photos are important to compare the landscape area of the housing location and its effects on damages and significant changes of housing condition. To accomplish this purpose, we visualized the data by using method described in Chapter 3. We analyse the data using this visualization and revealed the fact that building structures increased community disaster preparedness and enhancing economic growth. Base on the visualization data on the housing reconstruction process proved to be an effective way to document the lessons learned and disaster risk reduction for future use.

Chapter 8, we establish an online / offline community for to understand the threats within their territories, make efforts to share experiences, and mitigation strategies by-from-for the community for sharing global information of DRR. To achieve this purpose, we hold an annual workshop series and create social networks to engage, sharing, and spreading the knowledge. At the moment, the community has cited publications in online and printed media of local to international scale. And according to analysis of users’ behaviour, it is proved that the community has had a positive impact and attracted positive attention from audiences, more than 1,700 people reach the link and the information was spread up. From these results, we evaluate that the community is continuously growing up.



Figure 4. Code4Aceh promotes global information shown from the Analysis user’s behavior


Chapter 9, we compare tsunami disaster studies of Japan and Indonesia, to get a mutual understanding of the disaster experiences and practices between the two countries. The method is comparison of the pattern of evacuation during disaster, between Great East Japan Earthquake (GEJE) experiences and Aceh Earthquake on April 11, 2012. We use the same method described in Chapter 3. As lesson to learn of GEJE 2011 resulting people used escape building that has been designated for evacuation, but the tsunami is greater than predicted and many people died because of it. After the Indian Ocean tsunami 2004, on Aceh Earthquake 2012, the people of Aceh had a stronger intuition to save themselves to a higher place in the event of a major earthquake than evacuate to the escape building. Both experiences had compare and invaluable as global knowledge for DRR.

Chapter 10, we hold a workshop with local students participants to evaluate the archive, to test its attractiveness and its ability to inform young people about the past historical disaster. We set two steps in the workshop program, first step is using ordinary medias and second step is studying by our application. The result of questionnaire, it is proved that the archive had function of alternative media to get knowledge, lesson learn and sharing information as contribution for sustainability DRR and global information by a handy tools.

As overall conclusion, based on the result of each chapter are as follows:  We have contributed to anthropological data collection related to past disasters. We proved that our digital archive method is attractively digital earth interface to display multimedia data including film and comparison study between Japan and Indonesia.  And we established a DRR-based community as a better function to transfer information about disasters more accessible to the younger generation, especially by connecting them to the SNS. The pluralistic disaster digital archive will remind people around the world that local knowledge from the past disaster offers invaluable lesson for DRR and global information.



Figure 5. The Website is a Handy tool by Mobile Phone Application

And my perceptions for the future student who really want to study PhD (or others) in Japan. First, if you apply for PhD, make it sure that you already apply scholarship program before come, it is for your financial secure (whatever the story is). Then you have to prepare yourself for the most uncomfortable situation will you face. Read more about the culture’s background of Japan. How’s their life, their food, their passion etc. But it isn’t enough, you might have to consultation to the people who had experience about it. And when you are study in Japan and got bad situation with your friends, your colleagues, administration things, just talk and discuss to your supervisor. Even if the biggest of your problem is your supervisor itself, sometimes they didn’t notice and understand what the problem is. Discuss it with the properly ways, honestly and do your best. Reassure your supervisor that your study is a collaboration work. Prove it that you have value to help your supervisor and need his guiding too, to finishing your task and study. It is the hardest part of being PhD Student. But it is the only one and best way, while staying patient, keep calm and doing the best progress. Gather with your best friends and visiting religious events sometimes healing your soul.