「ストーリーテリング・デジタルマップ」学生作品(2021年度)


授業課題「ストーリーテリング・デジタルマップ」の作品リストを公開します。東京大学・教養学部(前期課程)総合科目「情報メディア基礎論」(2021年度Sセメスター 担当:渡邉英徳)の成果物です。ぜひ,ご覧ください。

この授業は,GISソフトウェアを用いて,オープンデータの可視化・ストーリーテリング型マップを作成する実践を通して,位置情報を含む情報メディアのありようについて考えていくというものです。最終課題では,オープンソース・ソフトウェア「Re:Earth」を用いて,3Dのストーリーテリング・デジタルマップを作成しています。

前半の課題「ArcGISを用いたオープンデータの可視化」作品を公開したところ,大きな反響がありました。7/19にオンライン講評会を実施し,宮坂学氏(元ヤフー社長,現 東京都副知事),東京都デジタルサービス推進部 高橋部長,情報学環の筧康明先生にご参加いただきました。

ArcGIS Onlineを用いたオープンデータの可視化・学生作品(2021年度)



授業課題「ArcGIS Onlineを用いたオープンデータの可視化」の作品リストを公開します。東京大学・教養学部(前期課程)総合科目「情報メディア基礎論」(2021年度Sセメスター 担当:渡邉英徳)の成果物です。ぜひ,ご覧ください。
課題内容:
  • S1ターム(4/13〜5/24)で取り組む
  • 自治体のオープンデータを「2種類以上」用いたマップを作成
  • マッピングに加えて「解析」を用いて,データどうしの関係を可視化
  • 完成したマップをウェブアプリケーションとして公開

(6/9) 東京大学 渡邉英徳研究室 公開ゼミのお知らせ


6/9(水)10:00より夏季大学院入試受験者向けの東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 渡邉英徳研究室の公開ゼミをZoomで開催します。参加希望のかたは,下記のフォームからお申し込みください。

「デジタルアーカイブ学会賞 学術賞(研究論文)受賞」のご報告

こんにちは。

東京大学 大学院 学際情報学府 文化・人間情報学コース 修士課程の大井将生と申します。

この度、デジタルアーカイブ学会 第3回学会賞 学術賞(研究論文)を受賞いたしましたことを謹んで報告させていただきます。

受賞論文:

「ジャパンサーチを活用した小中高でのキュレーション授業デザイン : デジタルアーカイブの教育活用意義と可能性」

大井将生, 渡邉英徳. デジタルアーカイブ学会誌. 2020, 4(4), 352-359.

学会からの授賞理由:

「ジャパンサーチの教育活用について実践をともなった検討を行うことを通じて、デジタルアーカイブの新たな利活用について論じたものである。対象者が自ら立てた問いに基づいて学びを展開することで、多面的・多角的な視座を育む学習デザインの一例を示している。ジャパンサーチのみならずデジタルアーカイブ一般に適応できる教育活用の実例と課題を示したこと、さらにコロナ禍の今年度にこの研究が公表されたこともあわせ、高く評価し、学術賞(研究論文)を授与する。」

詳細はデジタルアーカイブ学会のウェブサイトをご覧ください。



この度は素晴らしい賞を賜り身に余る光栄です。

デジタルアーカイブ学会長 長尾真先生、学会賞選考委員会の先生方をはじめ、関係の諸先生方に心より感謝申し上げます。

また、受賞に関わる研究におきましては、ご指導いただきました渡邉英徳先生をはじめ、実践校の先生方及び児童生徒、国立国会図書館の皆様等、多くの方のご協力、ご支援をいただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

受賞対象となった論文は、統合的分野横断ポータルであるジャパンサーチを活用し、児童生徒の「問い」に則して多様な資料を「キュレーション」する授業の開発と実践を通し、デジタルアーカイブの利活用のあり方について議論したものです。

情報化や多様性が進展する大きな時代の変化に加え、此度のコロナ禍により、学びのあり方も変革が求められています。本研究を通して、デジタルアーカイブは、そうした社会の要請に答え、児童生徒の学びを支援する重要な基盤となり得ると強く感じております。多様な資料を児童生徒の学び・考え・表現とともに未来に継承できるデジタルアーカイブをデザインすることで、未来を担う子どもたちの学びが豊かなものになるよう、研究と修養に努めたいと考えております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。






デジタルアーカイブ「忘れない:震災遺族10年の軌跡」を公開しました




2021年3月11日,私たちは東日本大震災から10年を迎えます。東京大学大学院 渡邉英徳研究室は,岩手日報社と共同で,震災から今日まで,被災者が歩んできた生活再建に至る物語をつたえる可視化コンテンツ「忘れない:震災遺族10年の軌跡」を公開しました。


忘れない:震災遺族10年の軌跡」は,2つのコンテンツで構成されています。

生活再建マップ

  • ご遺族へのインタビュー内容をもとに,被災後10年間の移動とできごと,住居種別・転居回数をデジタルマップ上で可視化したコンテンツです。
  • https://311stories.archiving.jp/

言語分析

  • ご遺族へのインタビュー内容を機械学習で分析,被災後10年間の住居種別・転居回数にまつわる困りごと・心理状態の変化などを可視化するコンテンツです。
  • https://311narratives.archiving.jp/


さらに,2016年に公開した「忘れない:震災犠牲者の行動記録」もアップデートし,同時に公開しています。犠牲者の実名を,ご遺族の許諾を得て地図上に表示しました。

忘れない:震災犠牲者の行動記録

  • 岩手県における犠牲者の,地震発生時から津波襲来時までの避難行動をまとめたデジタルアーカイブです。
  • https://wasurenai.mapping.jp/



以下のビッグデータ可視化コンテンツも併せてご覧ください。

東日本大震災ツイートマッピング

  • 震災発生後24時間以内につぶやかれたジオタグ付きツイートのデジタルアーカイブです。
  • https://tweet.mapping.jp/


東日本大震災「減災リポート」アーカイブ

  • 震災発生翌日までのウェザーニューズ「減災リポート」のデジタルアーカイブです。
  • https://311report.mapping.jp/


東日本大震災アーカイブ

  • 新聞記事,報道写真,テレビ報道,ジオタグ付きツイートなどをまとめた多元的デジタルアーカイブズです。
  • https://shinsai.mapping.jp/



東日本大震災から10年が経過し,私たち一人ひとり,そして社会全体で共有してきた災害の記憶は,徐々に薄れつつあります。過去の災いの記録と記憶を再表現し,未来につないでいくデジタルアーカイブを,次なる災害に備えるために,ご活用いただければ幸いです。

「デジタルアーカイブ利活用イベント」のお知らせ


こんにちは。
東京大学大学院 学際情報学府 文化・人間情報学コース修士課程の大井将生と申します。
研究テーマは「デジタルアーカイブの教育活用」です。
修士研究では、【児童生徒の「問い」とデジタルアーカイブ資料の接続・構造化】を実現するために、分野横断型統合ポータル・ジャパンサーチを活用した「キュレーション学習」を開発し、遠隔と対面を組み合わせたハイブリッド型授業を通年で実践して参りました。



本投稿では、上記研究成果の一部を報告させていただく機会をいただきました、オンラインイベントについてお知らせさせていただきます。このイベントでは、デジタルアーカイブの活用にフォーカスした報告が多様な立場から行われる予定です。詳細についてはウェブサイトをご覧ください。
  • イベント名:ジャパンサーチを使ってみた!~教育・研究・地域情報発信の現場から~
  • イベントの趣旨:本イベントでは、ジャパンサーチの機能の使い方を紹介するとともに、教育、研究、地域情報発信などさまざまな分野から実際の活用事例を報告していただき、ジャパンサーチの利活用可能性を探ります。
  • 日時:令和3年3月3日(水)15時から17時まで
  • 主催:国立国会図書館
  • 開催形態:オンライン開催(Web会議システム(Cisco Webex Events)を使用) ※接続方法は、参加マニュアルをご覧ください。
  • 参加費:無料
  • 申込方法:下記Cisco Webex Eventsの参加申込フォームから事前にお申し込みください。
  • プログラム:
    1. ジャパンサーチ利活用機能の紹介・デモ
    2. 国立国会図書館電子情報部電子情報企画課連携協力係
    3. ジャパンサーチ利活用機能の利用事例報告
    4. 小・中学校での調べ学習へのジャパンサーチ活用事例: 大井将生(東京大学大学院情報学環・学際情報学府渡邉英徳研究室)
    5. 博物館学芸員実習のキュレーション演習授業へのジャパンサーチ活用事例: 齊藤有里加(東京農工大学科学博物館 特任助教), 堀井洋(合同会社AMANE 代表社員)
    6. 大学研究室・ゼミ等における研究プロジェクトへのジャパンサーチ活用の可能性: 加納靖之(東京大学地震研究所地震予知研究センター 准教授)
    7. ジャパンサーチを用いた地域情報発信~「2020アーバンデータチャレンジ京都:ジャパンサーチ・タウン」実施報告: 青木和人(アーバンデータチャレンジ2020京都府ブロック)
    8. 質疑応答
  • お問い合わせ先:
    • 国立国会図書館電子情報部電子情報企画課連携協力係
    • 電子メール devent at ndl.go.jp