ネットワーク演習課題:「東京五輪アーカイブ Plus」


みなさんはこれまでの課題を通して、Google Earth、iOS用ARアプリライブラリ、Second Lifeなどを活用したネットワークデザインを行ってきました。最終課題では、渡邉英徳研究室×朝日新聞社が共同研究として取り組んでいる「東京五輪アーカイブ1964-2020」の、未来に向けた発展形を提案してもらいます。

資料として「朝日新聞フォトアーカイブ」の東京五輪特集の写真、そして過去の五輪特集記事を用いてください。その他、さまざまなデータを組み合わせて構いません。
また、提案するアーカイブのプラットフォームは、これまで講義で扱ったものを含め、各自のスキルに合わせて、自由に選んで構いません。アプリケーションとして実装する部分と、今後の提案として企画書を作成する部分とを組み合わせてもOKです。

なお、プレスリリースハフィントン・ポストの記事にもあるように、このプロジェクトではコンテンツだけではなく、記憶を継承する運動体「記憶のコミュニティ」の形成も企図しており、現在、工学院大学附属高校の生徒たちが、当時の五輪関係者インタビューを進めています。みなさんもぜひ、こうしたコミュニティ形成、社会実装のありかたを提案してください。
■スケジュール:
  • 12/12 課題説明
  • 12/26 オンラインで中間提出・利用写真申請。冬休み期間中にバージョンアップ可
  • 01/09 中間講評
  • 01/23 最終提出、講評会は都心で開催する予定

週報20141127


こんにちは。夕暮れに黄昏れている佐野です。
何でこんなとこでPCで作業をしているのか。
研究室を追い出されて居場所がなくなったわけではありません。
今日は学部4年で学外展に向けた撮影をしに行きました。その際の写真です。


以前も学外展について紹介がありましたが、毎週のミーティングで少しずつコンセプトや方針が定まってきました。
現在、ポスターやWEBに使われる写真や動画の撮影を進めています。





今日撮ったのは一部で、これから何回かに分けて撮影していく予定です。
これらがどう展示や広報に活かされるのか楽しみにお待ちください!

展示会の情報を改めて載せます。


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ネットワークデザインスタジオ学外展

■場所
 ICHYS GALLERY
外苑前駅から徒歩5分。

■日時
2月13(金) - 16(月)
※レセプションパーティー 13(金)夜



インダストリアルアートコース学内展

■場所
首都大学東京日野キャンパス

■日時
2月6(金) - 8(日)



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卒業制作について、現在自分は「一日の風景を自動で記録し保存するアプリケーション」の制作を進めています。





リリースはもう少し先になりますが、自身の移動経路を振り返るライフログアプリとして、旅行やドライブ・サイクリング、日常生活等で使っていただけたら嬉しいです。

移動中何気なく視界に入っている景色でも、それを見るものとして改めて眺めると、いつもとは違った発見があったりします。その日の景色を切り取り、画面に表示することで見えてくるものをどう表現するか、ギリギリまで試行錯誤しながら最後の制作をしていきます。







さて、毎週学部4年で更新していた週報ですが、今年度はこれで最後になります。
これから各々の研究発表や制作展に向けてラストスパートして行きますのでどうぞよろしくお願い致します。

上記の制作展にもぜひお越し下さい!





以上佐野でした。


週報 20141024

こんにちは。B4の早川です。

先日国内最大規模のアプリコンテスト
Mashup Awards 10 (以下MA10)の決勝が行われました!
今回のMA10での、受賞作品をご紹介したいと思います!

Civic Tech部門賞
台風リアルタイム・ウォッチャー


渡邊先生が制作したこちらの作品。
秋頃の台風や大雨の際に大活躍しました!
ぜひ、こまめにチェックして台風や大雨などの災害に備えるのに利用して頂きたいです。


Geek Girls部門賞 (ガチギークガール部門)
Babeem


D2の原田真喜子の作品です。
駅での妊産婦さんの声と一般ユーザの声をマッチングさせるコンテンツです。
お子さんが2人いる原田さんならではの作品となっています。


Geek Girls部門賞(プログラミング未経験女子部門)
ガチエット / ゆるエット

こちらは研究室の学生ではなく、先生が授業を担当しているB3の学生の作品です。
来年、渡邉研に配属になるのか楽しみですね!




オープンデータ部門賞(試作部門)
横浜市立体マップ by LOCAL GOOD YOKOHAMA

私が6月頃からプロジェクトに関わっている、「LOCAL GOOD YOKOHAMA」のGoogleearthコンテンツです。
地元横浜のコンテンツで賞を頂けたのがとても嬉しく思います!

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卒業研究も『ローカルスポット(地元の人がオススメする場所)を活用した観光支援コンテンツの制作』ということで「横浜」についてのコンテンツを制作しています。

今まで横浜といえば、ただ「自分が住んでいる場所」でしかなかったのですが、
「LOCAL GOOD YOKOHAMA」のプロジェクトを通じ横浜に対しての地元愛が強くなりました。

多くの方は横浜といえば「みなとみらい」や「横浜中華街」のイメージですが、他の地域にも美味しいお店や素敵な場所はたくさんあります。
多くの方に使っていただいて、横浜に遊びに来てもらえるような作品になるように制作頑張りたいと思います。

私も知らない横浜を発見できるのではないかとわくわくしています。




Mashup Awards決勝に2作品進出しました #ma10


国内最大規模のアプリコンテストMashup Awardsの決勝に、渡邉研の作品が2作品進出しています。決勝進出作品のリストはこちら
後者はD2原田真喜子さんの作品です。渡邉研史上、教員と学生の対決は初です。楽しいことになりそうです。決勝戦は11/19、渋谷ヒカリエにて開催されます。みなさま応援いただければ幸いです。


また、4年早川聖奈さんがGoogle Earthコンテンツ開発を担当した「横浜市立体マップ by LOCAL GOOD YOKOHAMA」も、オープンデータ部門賞(試作部門)を受賞しました。

週報20141110


お久しぶりです。篠浦です。
早いものでもう11月ですね!本当に早い。

卒業研究の発表会がB4は1/28、M2は1/29,30に予定されています。
気がつけば3ヶ月切っております…、少しずつ焦りが出てきました。

そして先週長濱くんも紹介していました卒業制作展ですが、日程が決まりました。
インダストリアルアートコースの学内展は2/6〜8@日野キャンパス、wtnv研の学外展は2/13〜16@ICHYS GALLERYです!さあ手帳を開いて予定を書き込みましょう!笑
ICHYS GALLERYは外苑前駅が最寄りで、青山通り沿いの明治神宮のイチョウ並木通りがちょうど正面にあるギャラリーです。私も内覧に行ったのですが、おしゃれでとても素敵な場所でした。学外展の準備もどんどん進めて行きます。




さて、私の前回の週報では新宿駅のアンケートを実施しました。ご協力いただいた方、ありがとうございました!
ここで少しアンケート結果を見ていきたいと思います。

まず Q. 新宿駅のどのような場所で迷いますか。(自由回答)という質問。
  • 西口から東口(逆も然り)に行くとき
  • 地下から地上に行くとき
  • JRからメトロに行くとき               などなど
以上の3つの回答が特に多かったです。共通して地下が迷いやすいみたいですね。


そして Q. 新宿駅構内で目的地に向かう際、何を目印にしていますか。(自由回答)という質問。
  1. 案内板 76(迷う30迷わない46)
  2. お店 13(迷う2迷わない11)
  3. 構内図 6(迷う5迷わない1)
  4. 階段の位置 4(迷う1迷わない3)

案内板やお店を目印にしている方が多いようです。意外だったのは構内図を見ている人が少ないこと。そして見ている人はほぼ新宿駅で迷うと回答しています。構内図見にくいのですかね…。


私は新宿駅構内の3DCGモデルを制作し、新宿駅で『迷い』が少しでもなくなればと考えております。
このアンケートを基にどのようなコンテンツにするか詰めて行きます。現在はこんな感じです。





お店の画像を今マッピング中なのですが『新宿駅っぽく』なってきました。
残り2ヶ月一気に完成に向かっていきたいと思います!


以上、篠浦でした!








週報20141102


こんにちは。
B4の長濱です。

11月に入り、今年もあと二ヶ月となりました。学部生の卒業制作も追い上げの時期に入っていきます。

やはり一年間という期間をかけて一つのものを完成させるというのは厄介なもので、予定を覆すようなことが多々起こります。
卒制のことだけでなく、研究室で関わった様々なプロジェクトなど、研究室で過ごす中で得られたものを最大限活かせるようにしたいものです。



さて、9月末あたりから、インダストリアルアートコースでは卒業制作展の実行委員が発足しました。ネットワーク研からも僕を含めて3人がメンバーとして名を連ねています。

その実行委員での仕事は基本、首都大の日野キャンパスで開催する「学内展」やカタログ制作のことなのですが、ネットワーク研では毎年、学内展とは別に研究室単体での「学外展」も行っています。そして、そちらの学外展の計画も10月から始まりました。

去年は渋谷のギャラリー・ルデコで開催した学外展。
今年もギャラリーの決定からということで、先週の火曜日に何人かのメンバーで、都心にあるいくつかのギャラリーを内見してきました。



この先、学外展のテーマやコンセプトの決定、そして広報のためのビジュアル制作と仕事が続いて行きますが、学内展と違って学外展では研究室独自の色を出す事ができたり、分野が同じぶん一貫性のあるテーマで展示会を作る事ができるので、今から楽しみです。


以上、長濱でした。


週報20141026

こんにちは。B4のこんだです。夏休みあけてから初の投稿になります。
休みの間もあちこちで日本酒の研究をしておりました。(ただ飲んでただけじゃないよ…)





前回、チャートで日本酒の味わいをビジュアライズするというお話をさせていただいたと思うのですが…

なんとですね、10月20日に元サッカー日本代表の中田氏監修でそのようなアプリがリリースされたんです。チャートを用いたテイスティング機能や、自分の好みに合わせてレコメンドしてくれる機能などがあり、日本酒好きにはとても嬉しいアプリです。

興味ある方ぜひインストールしてみてください。
コレクションするのが好きな人なんて特にオススメです。

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リリースされたときは正直焦りましたが、逆にこれを好機ととらえ、このアプリを比較対象に自身の研究をすすめていきたいと思います。


週報 20141019



今週の担当は早川です。 


今月24日に、6月ごろからずっと参加させていただいているプロジェクト 『LOCAL GOOD YOKOHAWA』がバージョンアップします!





LOCAL GOOD YOKOHAMA


サイトにはクラウドファンディングやスキルマッチングの機能がつき、 アプリケーションなども作られるようです。
 私が担当しているGoogleearthコンテンツにもたくさん新しい機能や情報が増えています。



 Googleearthは一足お先にバージョンアップしているのですが、
具体的になにができるようになったかと言うと…

 ・地域の課題を見ることができる
・Twitterやサイトから投稿した情報をGoogleearthに載せることができる
・LOCAL GOOD PLAYERのインタビューをツアー機能でみることができる

です!




 Twitterからは「#cocohama」というハッシュタグを付けてツイートしていただくとGoogleearthに自動でマッピングされるようになっています。また、『LOCAL GOOD YOKOHAWA』から課題を投稿するということも既にできるようになっています。
横浜内に限りますが、「街灯が壊れている」「保育園が少なくて困っている」などの課題を発見したらぜひ投稿をお願いします。
今後は、Twitterやサイトからの投稿を分析し地域ごとの課題をみることができるようになっていく予定です! 


たくさんの方が力を合わせてこのような素敵なコンテンツを作っていて、 自分が制作に携わっているプロジェクトが素敵なものになってきているのがとても嬉しく思います。

 これからも新しく機能がついたり改善されたりと、どんどん素敵なコンテンツになっていくと思いますので ぜひチェックしてみてください!



 さて、ここで私の卒業研究のお話を少しさせていただきます。 


前期では、『ローカルスポット(地元の人がオススメする場所)を活用した観光支援コンテンツの制作』というテーマをもとに研究を行っていくと決めたのですが、コンテンツについて考えていくうちに迷走してしまいました。

 私は観光のとき、お店や地元の方に「どこかオススメありますか?」と聞くことが多いです。
それは「自分で調べても見つからないような特別感」と「地元の方が言うんだから間違いないという信頼」からです。

ですが、いろいろ考えていくうちに 「本当にそのような情報に需要があるのか」 「味や場所などはそれぞれ人の好みによるのではないか」 と思い始めた次第です。
 そんなこんなで迷走してしまったのですが 少しアイデアもあるので、もう少し構想を練っていきたいと考えています。

 この時期に、テーマが確実ではないということにかなり焦りを感じますが
ユーザーに使ってよかったと思ってもらえるようなコンテンツを制作できたらなと思います!



週報20141013

お久しぶりです。
B4の木村汐里です。

長い夏休みも終わり、後期が始まりましたが....
今週は大学生の力を活用した集落活性化事業の一環で新潟県魚沼市横根地区に出張に行ってきました。


今回の出張は夏休みの間行われたの2回の出張での(7月の終わり、8月の中旬)
フィールドワークを経て、横根の人とのワークショップを行ってきました!


一日目 横根アーカイヴ(記憶保存)の作成
    町の人に昔懐かしい横根の写真を持ってきていただき、
    一緒におしゃべりしながら場所を探してマッピング!






二日目 写真でお気にいりの場所を残そう!
    町の子供達を誘って横根の町の好きなところを写真に取ってもらい、
    横根を世界に発信するお手伝いをしてもらいました!




どちらのワークショップも、町の人が沢山集まってくれて
楽しく有意義な時間を過ごすことができました!

ずっと横根を支えてきた50代ー80代の世代。
横根を無邪気に走り回る元気な小学生。

町の人とより近くでふれあえばふれあうほど横根の町が好きになりました!


高齢化率が50%を超え、人が減ってきてしまっている横根ですが、
おいしいお米と、おいしい野菜や果物、広大な景色。
そしてとっても優しくて素敵な横根の方々。

横根をすこしでも多くの人に知ってもらえるような素敵なコンテンツを作っていけたらなとおもいます。










「東京五輪アーカイブ 1964-2020」を公開しました



渡邉研×朝日新聞社との共同研究として取り組んできた「東京五輪アーカイブ 1964-2020」が本日、公開されました。これまでに制作してきた「多元的デジタルアーカイブズ・シリーズ」デザイン手法の集大成です。

朝日新聞の記事、朝日新聞フォトアーカイブに収蔵された写真、東京都公文書館のオリンピック関連資料、そして高校生たちによる当時の五輪関係者インタビューなどを閲覧できます。また、インターフェイスを工夫し、左上のカーソルをクリックするだけで、簡単に操作できるようになっています。

「東京五輪アーカイブ 1964-2020」については、10/10(金)の朝日新聞朝刊で、別刷りのカラー特集が組まれる予定です。また、本日より東京都庁舎で開催されている「1964年東京オリンピック・パラリンピック50周年記念事業:50周年記念パネル展」にて、プロモーション映像が上映されています。

お楽しみいただければ幸いです。以下、プレスリリースより。

首都大学東京 渡邉英徳研究室と朝日新聞社は、1964年東京五輪から50年を迎える今年、共同で報道写真アーカイブ「東京五輪アーカイブ 1964-2020」の制作をスタート、本日10月8日から公開しました。

首都大学東京システムデザイン研究科の渡邉英徳研究室渡邉研究室のホームページや朝日新聞デジタルの特設ウェブサイトからご覧いただけます。 64年大会当時に朝日新聞社が撮影した5000枚超のストックから厳選した写真を、デジタル地球儀「Google Earth」の三次元地形や建物モデルに重ね、この半世紀における日本人の暮らしや東京の街並みの変遷を可視化し、今に伝えます。


「ヒロシマ・アーカイブ」(2011年7月発表)、「東日本大震災アーカイブ」(2011年11月発表)など、渡邉研究室が制作した「多元的デジタルアーカイブズ・シリーズ」の技術を応用、過去記事や東京都公文書館など公的機関の資料も駆使し、日本中が興奮した50年前の遠い記憶と、高度経済成長の懐かしい槌音を未来に届けるプロジェクトです。

このプロジェクトでは、ユーザー参加型のアーカイブを志向しています。たとえば、高校生や大学生の有志を募り、当時の代表選手や関係者へのインタビュー取材を依頼し出稿してもらうなど、世代を越えた記憶の継承に取り組みます。また、「五輪」をテーマにした「調べ学習」の授業の成果を、楽しいコンテンツに仕立ててアーカイブに掲載し、研究発表の場として活用することもできます。2020年大会にまつわる最新情報も織り交ぜつつ、今後6年の歳月をかけながら、アーカイブは進化しつづけます。




制作メンバー
  • 渡邉英徳,井口香穂,木村汐里,佐野大河,長濱啓輔(首都大学東京)
  • 朝日新聞フォトアーカイブ
  • 有山裕美子,纓坂誠,石橋樹,岩澤佳生,菅野友彦(工学院大学付属高等学校)

週報20141002

こんにちは。B4の佐野大河です。
長いようであっという間だった夏休みが終わり今週から後期のゼミか始まりました。


後期一回目となる今回は、B4院生博士の人全員混ざってそれぞれの研究の報告をしました。
夏休みの間は各々で研究を進めていましたが、やっぱり周りの人たちの話を聞くと気持ちが切り替わります。それと同時に徐々に焦りも...。また修士の人達は論文を視野に入れ始めていてその話をしていたりと、まだイメージを全然掴めてない自分は「2年後自分に書けるのかなー」とぼんやり考えたりもしてます。

自身の研究についてですが、最終的な制作物としてスマホアプリを作る予定なのでその勉強、必要になってくる技術の習得をしているところです。次にまた自分が週報を書くときぐらいには、その中身を詳しく紹介できるようにしたいと思います。




話は変わりますが、夏休みということでこの2ヶ月皆さんいろんなことがあったようで。
ゼミのプロジェクト以外にも合宿や旅行、イベントへの参加などそれぞれ充実した夏休みを送ったようです。

そんな中、一番めでたい出来事が!
この夏休みの期間中M1のグリズバさんがご結婚されました!!
おめでとうございます!!!


みんなから花束とプレゼントを受け取った新婚のグリズバさんです。


というわけで、後期一回目のゼミは幸せな雰囲気でスタートしました。
これから数ヶ月、いろいろと忙しくなりそうですが頑張って行きましょう!




以上佐野大河でした。

「虚を捨て、実を探そう!」首都大学東京×宮城大学合同ワークショップ2014

「東京五輪アーカイブ 1964-2020」より東京都の広報資料の表紙写真。実は裏焼きだったことがわかる。

首都大学東京×宮城大学合同ワークショップ2014
課題:「虚を捨て、実を探そう!

昨今「虚」が次々に露呈し、真実の「真」を追究するよりも先に、「実」が私たちの生活に大きな重みを与えていることを実感せずにはいられないような状況です。論文の「捏造」、報道機関の「誤報」、ソーシャルメディアにおける議論の「勝ち負け」、そして(ビッグ)データの解析結果である「エビデンス」。虚実取り混ぜたさまざまなものたちが、我々の行動に影響を及ぼしています。

もはや「虚」と「実」の二項対立ではなく、虚が「うつろ」なものとなり、そこには定着できなくなって「稔り」を求めて動き出してきているような、そんな印象もあります。

本課題のプラットフォームとなるセカンドライフは、登場時には「仮想現実空間」の代名詞となっていたサービスです。「仮想現実」=「ヴァーチャルリアリティ」。そもそもは「現実世界における本質的な部分を提示する技術」という意味でした。即ち、ここでは「虚」が「実」をつくりだすのです。

また、自乗するとマイナス1になる「i」は、「Imaginary Number」=「実在しない架空の数」の略です。しかし、皆さんが良く知っているように「虚」数は、とても「実」用的なものです。例えば電子工学などは、虚数なしには成り立たないことでしょう。

今回は、2008年から続くセカンドライフ課題の最終回となるものです。ここまでに述べた状況・背景を踏まえて、課題を「虚を捨て、実を探そう!」としました。

各チーム、この課題について議論を深め、独自のテーマを設定し、その設定したテーマにふさわしい空間をつくりあげてください。(中田千彦,渡邉英徳)

課題についての詳細

  • チームは首都大メンバーと宮城大メンバーの混成とする予定です。詳細については調整後、連絡します。
  • チーム内のコミュニケーションに際しては、Second Lifeはもちろん、SkypeやGoogle Documentなどを活用してください。
  • 宮城大学での講評会は11/25を予定しています。首都大での講評会は調整後、連絡します。
リファレンス、参考文献については以下を参照のこと。その他「LSL」で検索すると、さまざまなドキュメントが参照できます。

10/10開講:gacco「デジタルアーカイブのつくり方 ~ビッグデータ・オープンデータを紡いで社会 につなぐ~」

全国の大学の授業を無料で受けられるウェブサービス「gacco」で,10月10日より「デジタルアーカイブのつくり方 ~ビッグデータ・オープンデータを紡いで社会につなぐ~」が開講されます.これまでの活動を網羅したものになります.ぜひ,ご参加ください.



ga009: デジタルアーカイブのつくり方 ~ビッグデータ・オープンデータを紡いで社会につなぐ~

講座内容
注目を集める「ビッグデータ」。「データ」はどのように社会に活用されていくべきなのでしょうか。「ヒロシマ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」他、多数の事例をもとに、データと社会の関わりを考察します。

前半の講座では、まず、デジタル地球儀「Google Earth」に、さまざまなデータを重ねあわせ=「マッシュアップ」して可視化してみます。次いで、この手法を発展させた、南太平洋の孤島ツバル、広島・長崎原爆、東日本大震災などのデジタルアーカイブ=「多元的デジタルアーカイブズ」について解説します。さらに、この「多元的デジタルアーカイブズ」をつくる、社会における運動体「記憶のコミュニティ」について論じます。

後半の講座では、まず、流行語ともなっている「ビッグデータ」と「オープンデータ」について概説します。次いで、東日本大震災発生時のビッグデータや、自治体・公共機関のオープンデータをGoogle Earthにマッシュアップした事例を示しながら、データをどのように捉え、どのように社会に活かしていくべきなのかを議論します。最後に、前回の東京オリンピックのデジタルアーカイブなど、現在進行中のプロジェクトを紹介し、本講座のまとめを述べます。

第1週
  1. マッシュアップとデジタルアーカイブ
  2. 「Google Earth」は「もうひとつの地球」
  3. さまざまなデータを可視化する
  4. ツバルは「気の毒な国」?
  5. ナガサキ・ヒロシマ・震災のアーカイブ
第2週
  1. 「多元的デジタルアーカイブズ」と「記憶のコミュニティ」
  2. 既存のデジタルアーカイブとその弱点
  3. 「多元的デジタルアーカイブズ」の概念
  4. 資料集めの困難と技術の寿命
  5. 「記憶のコミュニティ」の果たす役割
第3週
  1. ビッグデータとオープンデータ
  2. ビッグデータの時代
  3. オープンデータの時代
  4. 「震災ビッグデータ」の可視化
  5. 「人力オープンデータ」と社会の枠組み
第4週
  1. データを紡いで社会につなぐ
  2. 越谷、広島、新潟、バンダ・アチェのアーカイブ
  3. 東京オリンピック1964のアーカイブと将来像
  4. データを紡いで社会につないで…
講師・スタッフ紹介
渡邉 英徳

情報アーキテクト。情報デザイン、ネットワークデザインを研究。「ナガサキ・アーカイブ」「ヒロシマ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」などを制作。沖縄県事業「沖縄平和学習アーカイブ」では総合監修を担当。講談社現代新書「データを紡いで社会につなぐ」などを執筆。

1996年 東京理科大学理工学部建築学科卒業(卒業設計賞受賞)、1998年 同大学院修士課程修了、2013年 筑波大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。2001年より株式会社フォトン代表取締役社長(現スーパーバイザー兼取締役)。2008年より首都大学東京システムデザイン学部准教授。2013年より京都大学地域研究統合情報センター客員准教授を兼務。

前提条件
講座内で取り上げるコンテンツを閲覧するために、Google ChromeおよびGoogle Earthプラグインをインストールしたパソコンを各自で用意すること。

課題内容
毎週のショートエッセイと、最終レポートを課します。
  1. 毎週(各単元)、ショートエッセイ(800字)を課し、受講者間での相互採点を実施
  2. 最終レポート(1600字)を課し、受講者間での相互採点を実施
修了条件
得点率70%以上

参考文献
講談社現代新書
『データを紡いで社会につなぐ―デジタルアーカイブのつくり方』
著:渡邉 英徳
(講談社 2013年11月刊行)

週報20140810


お久しぶりです!B4篠浦です!
前期最後の週報になります気合い入れていきます!オッス!!


先日中間発表がありました。B4、M1はポスターセッション、M2、Dの方はプレゼンテーションでした。
私たちB4は自分たちのポスターの前に立ち、他の研究室の生徒や先生を捕まえて、現時点での研究成果や今後の展望などを熱くプレゼンしました。
普段会わない他の研究室の友人の意見を聞いて新たな刺激を受けたり、また逆に研究内容を聞いて面白いことするな〜負けられん!と思ったり、、、とても有意義な時間になりました。


(写真を取り忘れまして、他の研究室のプレゼンの様子です笑)


これまで週報ではB4が毎週交代で卒業研究について書いてきて、皆その内容を熱くプレゼンしていましたが、あれっ私だけ週報で語ってない!と気づきました笑
なので少々語らしていただきます。

私の卒業研究のテーマは「3DCGモデルを用いた駅構内における現在位置把握の支援」というものです。
みなさんは新宿駅で迷うことはありますでしょうか。
新宿駅は5社局が乗り入れているため駅構内が複雑な作りになっていますよね。駅構内図の見にくさたるや。
私の友人は"新宿駅で迷わないことはない"というほど『新宿ダンジョン』にはまってしまうそうです。
私はその理由を空間認識不足なのではないかと考え、新宿駅構内の3DCGモデルを制作しています。
そして使用してもらうことで空間認識を養い、現地に行ったときに迷いにくくなればなと思っています。

新宿駅は情報量が多いので3DCGモデルを作るにあたりどの要素を取捨選択するか、つまり普段みなさんが何をランドマークにしているかの回答を集めています。
もしよろしければ1〜2分で終わるのでアンケートにご協力お願い致します!
新宿駅利用のアンケート


まだまだ慣れないソフトを使い先行き不安な研究ですが、後期が始まるまでに形にできればなと考えています。乞うご期待!笑


以上シノウラでした!(篠浦は相変わらず一発で変換できません)











週報20140805 横根の話


こんにちは。B4の長濱です。

渡邉研では7/31から8/2にかけての三日間、新潟県魚沼市にある横根地区へと出張旅行に行ってきました。


今回の出張は、新潟県の地域活性事業の一環です。首都代の他にも、全部で8つの大学の研究室が集落に行き、調査を通して集落を活性化させる提案を行います。

7月末・8月中旬・8月末と、全部で三回の日程のうち、今回は第一回目ということで、横根という土地を知る事、横根の方々に自分たちを知ってもらう事、そして横根地区をより活性化させる為に何ができるか、その提案のヒントをできるだけ沢山拾ってくる事を目的として視察をしてきました。


到着してまず感じたのは何より自然!
ずっといると当たり前になってしまいますが、こんなに広い空、こんなに遠くまで見える景色というのは、都会にいてはまず感じることのできないものです。


初日は公民館で渡邉先生から、地域の方や新潟県の職員の方々へ講演をしたのち、横根地区を少し歩き回りました。炎天下で体力を奪われ続けましたが、おかげで良い写真をたくさん撮ることができましたよ。






二日目以降はさらに、特産品の直売所やハーブ香園、重要文化財の目黒邸など、地区やその周辺にあるスポットへと足を伸ばし、地元の方がいればその都度話をお聞きする、といった形で視察を進めました。中には生まれた時からずっとここに住み続けている人も多く、雪国であるこの土地のことについて様々な話を伺うことができました。






この他にも、手仕事手ほどき館という今回泊まった宿(なんと国登録の有形文化財!囲炉裏や縁側があって日本の夏を思いっきり感じられました)や、美味しいご飯(魚沼のお米はふっくらしていて最高でした)など、魅力は数多くあったのですが、やはり文章ではなく、実際に体験してみないとわからないものだという事も実感しました。

文章だけでは伝わらないこの魅力を、いかにして伝えていけば良いのか。
その課題を、横根の人々と協力して考えていきたいと思います。




週報20140724

こんにちは。
B4木村汐里です。

今週は8月のはじめの中間発表に向けて、B4からD2までが集まってポスターやパワーポイントの添削を中心にゼミがすすみました。

B4の私たちはA2のポスターにいまの卒業研究の状況についてをまとめて発表します。言葉をなるべく分解してキーワードにしたり、表やグラフで表現したり。わかりやすく簡潔に伝えられるように試行錯誤中です。

今の私の状況はというと、
テーマを”WEBコンテンツによる地域における世代間交流の促進”に決め、ポスター作りと並行してアンケートを始めました。

”渋谷”という街がどのようなイメージをもたれているのか...
住んでいる人に限らずに多くの人からまずは集めていきたいと思っています。
(どんどんと増えていく回答に改めて人と人のつながりを感じていたり...)

2〜3分で答えられるアンケートになっていますので
是非お時間のあるときに答えていただけるとうれしいです。

『”渋谷”に関するアンケート』 http://urx.nu/akOf



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話は変わりますが、来週の木曜日から
新潟県の集落活性化事業で新潟県魚沼市横根地区にいってきます。
横根地区は57世帯、124人が暮らす小さな集落。
東京で生まれ、東京でずっと育ってきた私にとってはすごくすてきな経験になりそうでとてもわくわくしています。

町の人と喋ったり、街のハーブ園に行ったり....
二回・三回と続く出張を通じて良いワークショップやコンテンツ制作ができればなとおもいます。

最後に横根の写真を一枚。

暑い日が続きますが、熱中症には気をつけていきましょう(^^)

以上、木村でした!










週報。また日本酒の話。


こんにちは!4年生の譽田です。
週報の担当がまわってきたのでまた卒制の日本酒の話しまーす。


この時期は全員卒業制作テーマを決定しなくてはなりませんので、ああでもないこうでもないと色々言葉を考えた結果、『日本酒の味わいのビジュアライゼーション』に決定しました!

じゃあ具体的に何つくるのと。今日はその話をしていきますね。



私のターゲットは、日本酒が大好きな方ではありません。むしろそうではない方々が日本酒を好きになるきっかけをつくりたいなーと考えています。


たとえば日本酒を買おうと思って、なんの知識も無い人が酒屋さんに行き、たくさんの日本酒からどうやって1本選ぶのでしょう?


『甘口がいいけど、甘口って書いてあるやつたくさんある!どれ買えばいいのかわからない!』とか、『甘口書いてあったから買ったのに、前に飲んだ別の銘柄で辛口って書いてあったものより辛かった…』なーんてことが起きちゃいますよね。


私がやりたいことは、簡単な図にすると次のような感じです。


こういうのがあると
『初心者だからさっぱり甘そうなBを買ってみよう!』
『あ、前にAを飲んでちょうどいい甘さだったけど、香りがしつこかったから、同じ甘さでさっぱりしたBを買ってみようかな?』
『Aは甘すぎたから、Cくらいがちょうどいいのかな?』
となるわけです。


こういった手法はワインで先例があり、味わいの分布図を売り場においただけで売り上げが5倍にのびたそうですよ。

上の分布図は『香りの強さ』と『甘さ辛さ』だけですが、もっと他の要素も入れられたらなあと思っています。


なんとなく、私の研究テーマの概要お分かりいただけましたでしょうか?



オススメの日本酒や居酒屋などございましたら、コメントで教えていただけると嬉しいです!

ではまた次回週報で進捗ご報告しますね!




週報20140710

こんにちは、4年の佐野大河です!


先日の台風一過で一気に夏らしくなってきました。
暑さで無駄に気持ちが高まる一方、水分補給等を心かげないと本当にぶっ倒れてしまいそうです。


それと同時に前期の終わりもだんだんと近づいてきて、中間発表もすぐそこに来ています。
自分の卒業制作に対する焦りはありますが、他の人たちがどんなことをやっているのか知れるという意味で少し楽しみでもあります。けどやっぱり焦ります。





そんな自分の卒業制作について話します。

現在自分は「移動ログからその日通った場所の写真を返してくれるコンテンツ」を制作していて、
ひとまず簡易なものが出来たので紹介します。





iPhoneの位置情報機能を利用して一定時間ことに自動的に自分の現在地を取得します。そしてそれぞれの位置情報にあてはまるGoogleのストリートビュー画像を貰って並べています。

上の写真はとある日自分が自転車で走った道の一部を切り抜いたものです。
他の人が見てもただのどこにでもある道だと思います。けど自分が通った道をこうして一覧にして眺めるだけでも結構楽しくて、 いつも使っている場所でも新鮮な気持ちで見れます。

また、何気なく視界に入った景色をあらためて見る事で、その時のことを鮮明に思い出せる気もします(このときはただ移動してただけですが)。


観光など行った先で、その日の何気ない時間を思い出すきっかけにならないか、とか
ただ純粋に移動する事の楽しみ、つまりは散歩やサイクリングといったもの促進させるコンテンツにならないか、とか

いろいろと考えを巡らせています。


まだまだ悩み中ですが、
自分の制作したものをしっかりと他人に説明できるように
あれこれ考察しながら手を動かしていこうと思います。





以上、佐野大河でした!

「人間センサー」で災害状況をすばやくつかむ:「台風リアルタイム・ウォッチャー」公開

7月、台風が多発するシーズンに入りました。先週も台風第8号が発生し、沖縄や長野をはじめ、大きな被害が発生しました。私たちの研究チームは、気象庁が発表する台風情報と、多数の人々が発信する災害情報をマッシュアップしたウェブサービス「台風リアルタイム・ウォッチャー:台風情報と「減災リポート」のリアルタイム・マッシュアップ」を公開しました。 人間は、とてもすぐれた"センサー"でもあります。周囲の状況をすみやかに捕捉し、発信する能力を持っています。今回の試みは、こうしたボトムアップの、いわば「人間センサー」で、トップダウンの観測情報を補完しようとするものです。
 
台風リアルタイム・ウォッチャー」では、国立情報学研究所(NII)の北本朝展さんによる「デジタル台風:台風画像と台風情報」そして株式会社ウェザーニューズのサービス会員「ウェザーリポーター」が提供する「減災リポート」のデータがマッシュアップされています。 以下の北本さんのツイートにあるように、「減災リポート」のデータは、これまでオープンデータ化されていませんでしたが、今回、特別にAPI経由で提供していただくことができました。
「デジタル台風」と「減災リポート」のデータは1時間ごとに収集・更新されます。さらに気象庁発表の台風情報が30分毎に反映されます。「減災リポート」のデータは、投稿時にユーザが付与するカテゴリで色分けされています。また、ウェブサイト上には過去72時間のデータがアーカイブされており、タイムスライダーで遡れるようになっています。さらに過去のデータもすべてサーバに蓄積されます。
 
「減災リポート」のデータは、前々回の記事で解説した「東日本大震災マスメディア・カバレッジ・マップ」と同様、地面から鉛直方向に時間軸を設定し、時空間的なビジュアライゼーションを施しています。これによって、各地における災害の推移がわかります。 その一例として、沖縄のようすを以下に示します。下から上に向けて時間が経過しています。台風通過前後で、アイコンの色が「緑(災害に対する備え)」→「赤(強風被害)」→「青(水害)」と変化していることがわかります。
 
その後、NHKニュースでも報道されているように、沖縄では以下のようなできごとがありました。
気象庁は、7日から8日にかけて沖縄県に発表した特別警報を9日未明までにすべて解除しましたが、その後、雨が強まったとして改めて大雨の特別警報を発表しました。こうした対応について気象庁は「台風は遠ざかりつつあり、勢力もやや弱まったため、台風に伴う特別警報は解除したが、解除した段階ではその後の大雨を予想できていなかった」と説明しました。
「台風リアルタイム・ウォッチャー」に投稿された「減災リポート」は、こうした状況をよく再現しています。 さらに、台風中心はまだ遠くにあるにも関わらず、恐らく梅雨前線に対する刺激によって、新潟付近で豪雨による災害が発生していることも見て取れます。水害を示す青いアイコンが新潟に密集しています。トップダウンの台風情報のみからは、こうした災害を感知することはできません。
 
このように、今回の台風第8号について、私たちの試みはある程度の成功をみたといって良いと思います。ただし、例えば長野・南木曽町の土砂崩れの兆候や報告は、このマッシュアップに表示されていません。全国すべての場所に「ウェザーリポーター」がいるわけではありませんし、人口稠密(ちゅうみつ)地帯に偏っているかも知れません。恐らく、災害状況報告の数は人口密度に依存しています。この点をどう改善するかは、今後の課題です。 さて、私たちのチームはこれまでに「マスメディア報道の空白域をビッグデータで可視化する」試みを続けてきました。今回の台風第8号襲来にあわせて、何か有用なサービスを提供できないだろうかと考え、7月7日の夜中につくりはじめ、翌8日の朝に公開しました。公開時の私のツイートを以下に示します。
このツイートと、知人へのメール以外に積極的な宣伝はしておらず、サービスは、あくまで実験的に公開したものでしたが、7月8日〜10日の間に、約30万ページビューのアクセスがありました。アクセスログ(PDF版)をこちらに公開しています。新聞、ニュースサイトでも多数報道され、「NHK NEWS WEB」「TBS 報道特集」などのTV番組でも紹介されました。私たちはこうした大きな反響をまったく予測しておらず、驚かされました。
 
ユーザのかたがYouTubeに投稿された説明動画を以下に示します。プラグインのインストールからはじめて、使用方法を丁寧に説明してくださっています。他にもGIGAZINEの記事をはじめ、詳細な使い方がウェブ上で広まっていったことも、今回の試みにみられた特徴です。
 
このように多数のアクセスがあり、ユーザコミュニティが自然にできあがっていった理由はいくつかあると思います。台風襲来直前のタイミングであったことはもちろんですが、私は「コンテンツのデザイン」と「リアルタイムのアップデート」に鍵があると考えています。 「台風リアルタイム・ウォッチャー」には、アーカイブズ・シリーズ震災ビッグデータの可視化コンテンツに用いられてきたインターフェイス、システムデザインのノウハウが活かされています。私たちはこれまでの仕事を通じて「入り交じる情報をひと目でつかみやすく」×「大量のデータを軽快に」ユーザに提示するための手法を蓄積してきました。こうした手法をそのまま、今回使うことができたのです。
さらに、台風の状況の変化やタイムライン上の反応を見つつ、アップデートを施していきました。例えば30分ごとにデータを自動更新する仕組みを実装した流れを、このやりとりに見ることができます。
チームには、NHKスペシャル「震災ビッグデータ」の阿部博史ディレクターも参加しており、報道現場の視点から生まれたリクエストがどんどん届きました。台風アイコンのわかりやすいデザイン、台風中心位置に自動ズームする機能などは、阿部さんからの要望に応えて実装したものです。さらに、ウェザーニューズ社の宇野沢達也さん、中神武志さんともやり取りしながら、仕様を随時アップデートしていきました。 

こうした、状況に応じて即時更新するスタンスは、「通行実績情報マッシュアップ」などの東日本大震災発生直後の取り組みで身についたものです。また、かつて首都大・渡邉研の学生たちが手がけた「計画停電MAP」のことも思い出しつつ、作業に取り組みました。つまり、いま手元にあるデータと人的リソースで何とかする、というやり方です。こうした活動のあり方は、災害など「リアルタイムのアップデート」が必要な局面の、少なくとも「初動」には有効かと思います。 

反面、万が一制作者が倒れたらあとを継ぐものがいなくなるという難点もありますし、そもそも大量のアクセスが想定されるシステムを、個人ベースで運営することは難しいです。実際この一週間、私は半徹夜状態でした。「NHK NEWS WEB」出演時にも述べたように、個人のクリエイターの「初動」を受けて、自治体や大企業が本格的なシステムを運用していくような、社会的な枠組みが必要だと私は考えています。東日本大震災発生直後、「通行実績情報マッシュアップ」や「計画停電MAP」と同趣旨のサービスが、GoogleやYahoo!によって提供されていった経緯は、先行事例になると思います。 

「台風リアルタイム・ウォッチャー」は、今夏〜秋に掛けて運営していきます。さっそく台風第9号のデータが反映されはじめました。日頃の備えにご活用いただければ幸いです。

週報20140703



こんにちは。

B4の木村汐里です。
気温もあったかくなってきて、夏ももうすぐそこ。
もうすぐ四年生の前期も終わってしまうと思うと焦りを感じている今日この頃です。

今週。七月一発目のゼミは
朝日新聞社さんと共同で進める
”東京オリンピック”プロジェクトの
アイディアダンプ会が開催されました。

2020年に向けて
東京オリンピック1964の資料をつかったり、インタビューをしたり...
6年後の未来にむかってどうつなげて行くのか。


ゼミ生全員がひとりひとり、思い思いの企画をプレゼンをしました。

長い期間続いて行くこのプロジェクト。未来にむかって、思いがつながる素敵なアーカイブになるといいな〜と思います。






私の卒業研究はというと。
色々調べながら、あーでもないこーでもないと悩んだりしてやっと自分なりに目指す形がみえてきました。


”世代間の交流”とくに”高齢者との交流”をテーマに、今回は私の地元でもある”渋谷”という街に焦点を当てて進めようと考えています。


”同じ街なのに...”
時代を超えて、変わらないようで、変わったみえ方だったり、変わったようで変わらないもの。そんなところに注目して、いろんな世代からアンケートを取り、コンテンツにしていきたいとおもっています。


それによって改めて街への愛着に繋がったり、世代間の相互理解が生まれたり。結果的にそこにコミュニケーションが生まれるようなそんなものを作りたいなと考えています。


悩んで回り道しながらも、自分のあしを使ってコツコツと。
納得のいく卒業研究にしていきたいと思います。








最後に!写真は
アイディアダンプ会の様子です!