週報20130801

おはこんばんちわなら。先日リヴァイ兵長風に髪を刈り上げた四年の山田です。

今回の週報では、先日開かれた学部四年生と院生による各研究の中間発表会の様子、および学生スタッフの一員として参加したオープンキャンパスの様子をお伝えしたいと思います。


まずは今週二日間に渡って開かれた中間発表会についてです。

これまでネットワークデザイン研究室では、私を含む学部4年生らが毎週交替でこの週報を担当してきました。

その中では皆それぞれの研究内容についてアツく語ってきたかと思いますが、今週は現時点での研究の成果やこれからの展望をポスターに集約して各々展示・発表するという、前期の集大成ともいえる週だったのです。

当日は自分のポスターの前で各研究室の先生方を捕まえては、自分がやろうとしていることについての熱意をプレゼンで伝える学生の姿でいっぱいでした。(上の写真は二日目の院生による発表の様子ですが、初日も同じ場所で行われ、学生はこの二倍くらいいました。)

四年生となった今やあまり接点のなくなった他分野の先生方にも自分の研究内容を聴いていただけるのは嬉しくもあり、かつ有意義な時間となりました。

また、こうして研究室の区別なく同学年が一同に介する機会も珍しいので、久しぶりに会う他の研究室の友人らと近況を語らいながら発表を見て回れたのも良かったです。何やらちょっとした同窓会のような気分でした。



また、その翌日に行われた院生による中間発表会では、同じくポスターセッションに加え、多数の先生方の前でのスライドによる個人発表が一日かけて行われました。

院生による質の高いプレゼンに対し、先生方の鋭い質問が飛び交うといった、程よく張り詰めた雰囲気の発表でした。

私が先輩方の発表を見てつくづく思うのは、研究にはそれなりの熱意が必要だということです。

研究においては、こうして自分が生きている中で新たに感じた疑問や問題意識を世に問いただす行為こそが重要ではないかと思いますが、研究をするためのモチベーションを維持するためにも、やはり現状に満足せずに問題意識を持ち続ける熱意が大切だと感じました。

私たち学部四年生の卒業研究に限ってはあと残り半期だけの話かもしれませんが、その期間の中でも成果に満足せず、常に研究者であり続けようと思いました。




さて、時系列としては逆の流れになってしまいますが、次は7月27日の土曜日に開かれた首都大学東京・日野キャンパスでのオープンキャンパスについても少しだけリポートしてみます。

この日は主にシステムデザイン学部の受験を視野に入れている高校生とその親御さんが集まりましたが、これが本当に驚くほどの大盛況でした。

私はこのインダストリアルアートコースの志望者を対象とした研究室ツアーの誘導員としてお手伝いしていましたが、このツアーだけでもおよそ300名以上の方々にご参加していただけたようです。

先生方からも、恐らく過去最多ではないかというお声が聞こえた程です。(写真が悪くて今ひとつ伝わりにくいですが、上の写真は午後一番のコースガイダンスの様子です。この後も人は増えました。また、午前はこの二倍以上の人がいました。)



この日は現役高校生から多くの質問や相談があり、否が応にも自分が着実に年を重ねていることを実感させられました。。。

「STAFF」と書かれたTシャツを着ている私たちに臆することなく声をかけ、こちらが話している間は背筋をぴんと伸ばし、少し緊張した面持ちでありながらも熱心に耳を傾けているその姿勢には感銘すら覚えました。いやぁ、若いっていいですね。

ちなみに私が受けた質問には「授業課題とサークル活動の両立について」「大学へのアクセスについて」「一人暮らしについて」などがありましたが、やはり特に多かったのは「受験科目について」でした。

「なつかしいなぁ、昔の自分もよく分からなくて不安だったなぁ」なんてことを心底思いながら、出来るだけ期待に沿えるよう自分なりにアドバイスをしました。

もうオープンキャンパスは秋の学園祭までないと思いますが、受験生の方でこういった質問などがあれば、いつでもキャンパスに来て学生を捕まえてみてください。きっと丁寧に答えてくれると思います。




と、こんな感じで卒研ばかりの前期日程を終え、晴れて夏休みに突入です!(いや、まだ試験期間中ですが……)

個人的にはこの八月にアメリカに住む伯母と姉のところへ二週間ほど遊びに行ってくるつもりです。

また、週報は(恐らく)引き続いて更新されると思いますので、夏休み中もお楽しみに!

以上、山田でした~