週報171019


こんにちは。B4の水落です。
夏が終わり、秋が来たかと思えばなんだか気温的には真冬のようで困惑しています。

秋のイベントと言えば日本では"中秋の名月"、海外では"ハロウィン"ですね。
実は中秋の名月は日本版ハロウィンと言われる要素もあり、
"お月見泥棒"といって、十五夜に限り子ども達は供えられているお団子をとって食べても
良く、各家を回ってはお団子を食べていきます。

今の時期はなかなか天気の都合的に名月を拝むのは難しそうですが、子ども達にとっては"月より団子"かもしれません。


さて、今週の週報ですが、研究室メンバーの進捗、私の研究についてお話させて頂きます。


1.HANDs! PROJECT

M1の福井さんに、HANDs!PROJECTでの経験を共有して頂きました。
このプロジェクトはアジア9カ国の方とフィリピンなどの被災地を訪れ、
課題などを考え、その解決策を来年から実行に移す防災に関したプロジェクトです。


各国の被災地を訪れ、今後の解決策を模索していく。
実際に様々な国の方々と話すことで、災害に対するリアルなお話も、そこに住む
人たちの考えも、日本に留まっていては絶対に経験することができない貴重なお話をして頂きました。




他に研究室メンバーの研究として、観光、ファッション、ゲーミフィケーションなど様々あります。最近の傾向としては配属された頃のゼミに比べ、先生のみではなく、メンバーからも指摘や改善案をお互いに積極的に発言しています。
ジャンルこそ違えど、どの進捗を聞いていても案外自分の研究に役立つことが聞けたりと、さらに有意義な時間になっていると感じます。

2.研究に関して

福井さんに防災に関するお話を聞き、私自身も災害に関する研究を行なっているため、
他の研究室メンバーより得られるものは多かったと感じました。

私は"自動販売機を利用した地域災害対策の提案"についての研究を行なっています。
特に災害時に無料で飲料を配布する機能を備えた"災害用ベンダー"に着目し、その災害用ベンダーと組み合わせたアプリケーションの開発に着手しています。

現状の災害用ベンダーに対する問題点として、
そもそもどこに災害用ベンダーがあるのか分からない。いざという時どのようにして
災害用ベンダーのサービスを受けることができるのか。
自動販売機についている液晶広告に災害時に情報が流されるが、"震度〇〇"などの一律した情報では地域ごとの対処の仕方が不明瞭である。

などに着眼し、解決案を模索しています。

また、実際に自動販売機を製造している企業にプレゼンをする機会を頂き、
提案に対する意見、自動販売機業界の動向など、貴重なお話をお聞きしました。


指摘を頂けば頂くほど、まだまだ至らぬ点ばかりです。
しかしその分やりがいもあるので、卒業までにきちんとした形で発表できればと思います。



最後に、11月には広島アーカイブのプロジェクトで活躍している広島女学院の生徒さん達が研究室のワークショップに参加しに来ます。
普段なかなか触れる機会のない大学生から、少しでも多く学び、また、楽しんでワークショップに取り組んで頂ければと思います。
近頃天気が崩れやすいので、東京までの道中お気をつけください。


皆様も寒暖差に体調を崩されぬよう、元気に後期も頑張っていきましょう。
以上、水落でした。