「戦前・戦中の報道写真を用いたストーリーテリング・デジタルアーカイブのデザイン」の研究プロジェクトがスタートしました。毎日新聞社・東京大学大学院渡邉英徳研究室・京都大学東南アジア地域研究研究所の共同研究であり,科学研究費助成金(基盤B)の採択課題です。
本研究では,社会に“ストック”されていた,戦前・戦中の特派員写真の希少資料を“フロー”化する情報デザイン手法を明らかにします。まず,資料のデジタル化と分析を行ない,メタデータを付与してデジタルアーカイブを構築。次いで,デジタルアースを用いたストーリーテリング型の可視化コンテンツを作成します。さらに紙面連動や大型端末によるワークショップの実践を通して,多面的な“フロー”の生成を試みていきます。
以下はプロトタイプのデモムービーです。
特派員・安保久武氏の足跡
業務/個人で撮影した写真の分布
5/18,東京大学情報学環の福武ホールにて共同研究発表会「時空を重ね 未来へ紡ぐ」を開催しました。発表会と研究内容についての詳細については,毎日新聞の記事をご覧ください。