「i-Kisho Kurokawa in Second Life」学生作品

黒川紀章「中銀カプセルタワービル」のコンセプトを、仮想世界に「トランスレート」して再構築するワークショップ。重力などの物理的制約が存在しない仮想世界で、メタボリズムの思想をどう解釈するのかがテーマとなりました。以下、首都大学東京システムデザイン学部3年生(当時)による5作品を紹介。

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清水要 作品説明1 作品説明2
各々の「生命力」を設定されたカプセル群がうごめいている。テレポート先のカプセルにおいて、ユーザは任意の壁面を小キューブで覆っていくことができる。



鈴木真喜子 作品説明1 作品説明2
装身具のようなミニカプセルを制作。身につけたユーザは、好みの場所で「中身」を展開し、カプセルを設置することができる。



中野陽平 作品説明
ランダムに動き回るカプセル群が、全体として直方体のかたちを成している。Second Lifeサーバのレイテンシが生じるとカプセルが飛び出す。



河原隆太 作品説明
カプセルに乗ってタワー内を昇降。アバターの移動に沿って黒川紀章の作品や写真が展開される。



小山未来 作品説明
カプセル群が黒川紀章の顔のかたちを成している。テレポート先のカプセルで黒川紀章の作品や著作、ウェブサイトを閲覧できる。



  • 制作:首都大学東京渡邉英徳研究室+アトリエテン
  • 原設計+企画協力:黒川紀章建築都市設計事務所
  • 企画:日経アーキテクチュア