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TOKYO 2021「慰霊のエンジニアリング」展への出展

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「ピース・ニッポン・プロジェクト」日本を未来に伝えるプロジェクトのデジタルアーカイブ・システム公開

東京大学大学院情報学環の渡邉英徳研究室は、映画監督の中野裕之が理事を務める一般社団法人ピース・ニッポン・プロジェクトと共同で、日本の風景を未来に伝えていくデジタルアーカイブ・システムのデジタルマップ・インターフェイスを本日、公開しました。さらに、SNSに写真を投稿することにより、デジタルアース上にマッピングされるサービスをスタートいたします。




2018年に中野裕之監督が制作した映画「ピース・ニッポン」は、東日本大震災以降、日本で撮影された美しい風景の映像アーカイブをもとに構成され、好評を得ています。こうした美しい風景は、写真家や観光客により、日常的に撮影され、記録されつづけています。しかし、普段生活している何気ない場所や、地元だけの名所・商店街などは、注目されません。ひとたび激甚災害が起こると、こうした風景は永遠に失われていきます。

そこで私たちは【日本アーカイ部】と称し、「日常のなかにある風景」の投稿を広く募集するために、簡単に写真を投稿できるシステムを構築しました。また、写真の撮影地が自動的にデジタルアースにマッピングされ、個別の写真の撮影場所を確認できるインターフェイスを用意しました。また、すでに写真・映像のアーカイブを保有している自治体・企業については、専用の投稿アカウントを用意します。既に、広島県福山市が投稿した写真がアーカイブされています。

同時に【日本美景部】と称し、中野裕之監督とスタッフをはじめ、ドローンのパイロットや写真家などプロフェッショナルの協力を得ながら、もっとも美しいタイミングで風景を撮影し、アーカイブしていきます。
公開日: 2019年7月24日主催:一般社団法人PEACE NIPPON PROJECT、東京大学大学院情報学環 渡邉英徳研究室協力: 福山市、特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)、京都駅ビル開発株式会社、ピースデリック有限会社、アクアジオグラフィック株式会社、Edo Wonderland 日光江戸村、ヘキサメディア株式会社、合同会社 日本空撮、株式会社プレスメディア社、株式会社SKEN企画事務所、田中空撮、SahaEntartainmentアーカイブ監修: 東京大学大学院情報学環 教授 渡邉 英徳アーカイブシステム構築: ダーウィン・エデュケーション株式会社サイトデザイン・制作: 株式会社シーエスレポーターズ

「SHINOBAZU WONDER 12」明治アーティストたちの離合聚散 開催中

東京大学大学院情報学環吉見俊哉研究室・渡邉英徳研究室・凸版印刷株式会社は,共同研究成果の発表イベント「Shinobazu Wonder 12 ー明治アーティストの離合聚散ー」を開催します。

会場
旧平櫛田中邸・アトリエ(〒110-0002 東京都台東区上野桜木2-20-3)会期
7月13日 (土) 12:00-17:007月14日 (日) 11:00-17:007月15日 (祝) 11:00-16:00入場:無料

本展では、明治時代のしのばずエリア(上野と本郷を中心とする御徒町・湯島・谷中・根津・千駄木地域)に居を構え、芸術活動に身を投じた個性豊かなワンダーアーティスト12名をご紹介いたします。
上野という美術の戦場(博覧会、展覧会、競技会など)で表現を競い、時に新たな理想を掲げて独立し、「離合聚散」しながら芸術活動を続けた彼らの軌跡をデジタル技術(Liquid Galaxy および AR)を交えてお見せします。しのばずエリアで紡がれた彼らのネットワークや芸術との格闘にまつわる物語を、展示やまち歩きを通してご体験ください。あなただけの「ワンダーアーティスト」を見つける仕掛けを用意して、会場でお待ちしています。どうぞお見逃しなく!

会場で奥原晴湖の作品のほか、本展開催期間中、東京国立博物館総合文化展にて奥原晴湖、加納夏雄、横山大観の作品もご覧いただけます。明治の作家が歩いた道程に思いを馳せながら巡ってみてはいかがですか。

7/13 (土)
13:00-13:30 Liquid Galaxy実演① 不忍今昔物語:不忍弁天島事件簿15:00-15:30 Liquid Galaxy実演② 不忍今昔物語:マネーとアート、と人生7/14 (日)
13:00-13:30 Liquid Galaxy実演③ 不忍今昔物語:骸骨ぞろぞろ15:00-17:00 "Shinobazu Wonder" ARまち歩き(定員に達しました)7/15 (月・祝)
13:00-13:30 Liquid Galaxy実演⓸ 不忍今昔物語:東京大学がやってきた15:00-15:30 Liquid Galaxy実演⓹ 不忍今昔物語:アーティストたちのお引っ越し主催
東京大学大学院情報学環吉見俊哉研究室・渡邉英徳研究室・凸版印刷株式会社 共同研究「しのばず文化情報活用プロジェクト」連絡先
shinoba…

イベント「デジタル時代における戦争体験の継承」を共催します。

東京大学大学院 渡邉英徳研究室は,イベント「デジタル時代における戦争体験の継承」(Yahoo!ニュース主催)を共催します。

日時: 2019年8月8日 18:30〜
会場:ヤフー本社17階「ヤフーロッジ」(定員100人)
入場:無料
主催:Yahoo!ニュース
共催:東京大学大学院 渡邉英徳研究室

お申込みはこちらから

戦後74年が経過し,「戦争体験の風化」が大きな社会課題になりつつあります。

あの時,何が起きていたのか。戦場,空襲といった「戦火」の体験に加えて,市民の体験をもとに,市民の生活に戦争がもたらしたものを見つめることにより,私たちの日々の暮らしが戦争によってどう変わり,何を奪われていくのかについて,実感が深まります。

メディアや研究機関,あるいは若者たちが,デジタルツールを駆使して戦争体験をあつめ,伝え,アーカイブする動きが各地で始まっています。また,アニメやコミックなど,若者が親しみやすい表現で,戦争を伝える試みも,ひろく支持されています。

こうした動きは,デジタル時代だからこそ生まれてきたものです。今回のイベントでは,この動きと力を結びつけ,大きな流れを作りたいと考えています。そのために,NHK,沖縄タイムス,ヤフーなどのメディア,そして市民ベースのボトムアップな活動で,戦争体験の収集・継承の活動をしている人々が一堂に会し,取り組みや成果を報告します。

登壇者
宮坂学(前 ヤフー株式会社 代表取締役社長(予定))NHK「あちこちのすずさん」スタッフ輿那覇里子(沖縄タイムス 記者)渡邉英徳(東京大学 大学院情報学環 教授)庭田杏珠(広島女学院高等学校 生徒)進行:宮本聖二(Yahoo!ニュース プロデューサー/ 立教大学大学院 教授)プログラム

第一部:メディアの取り組み
ネットメディア:宮坂「デジタルによる戦争体験の継承」テレビ:NHK「あちこちのすずさん」新聞:與那覇「沖縄戦デジタルアーカイブ」第二部:市民の取り組み
研究者:渡邉「ヒロシマ・アーカイブと「記憶のコミュニティ」」高校生:庭田「カラー化写真と対話による「記憶の解凍」」第三部:会場との対話

会場では,「記憶の解凍」(庭田杏珠× 渡邉英徳)によるパネル・映像を展示します。

令和元年度 被爆体験継承事業 企画展「ヒロシマの記憶を伝える 〜町と人々の暮らし〜」

広島市立中央図書館で開催される「令和元年度 被爆体験継承事業 企画展「ヒロシマの記憶を伝える 〜町と人々の暮らし〜」」に,「記憶の解凍」(庭田杏珠 × 渡邉英徳)として出展します。

新作のカラー化写真12点と,「ヒロシマ・アーカイブ」・「記憶の解凍」ムービーを展示します。また,7/21(日)には詩人のアーサー・ビナードさんと庭田・渡邉の対談・鼎談も行なわれます。みなさま,ぜひご来場ください。

チラシのPDFはこちらです

被爆体験継承事業 企画展「ヒロシマの記憶を伝える 〜町と人々の暮らし〜」
開催期間:令和元年7月6日(土)〜9月1日(日)会場:広島市立中央図書館 2階 展示ホール(広島市中区基町3番1号)主催:広島市立中央図書館協力:東京大学大学院渡邉英徳研究室、ヒロシマ・フィールドワーク実行委員会、広島平和記念資料館、広島市公文書館、広島市郷土資料館関連イベント「ヒロシマの記憶を伝えること」
日時:7月21日(日)13:00〜15:00内容:渡邉英徳(東京大学大学院情報学環教授)とアーサー・ビナード氏(詩人)の対談,庭田杏珠さん(広島女学院高等学校3年生)のプレゼンテーションなど

モノクロ写真のカラー化技術を用いたメディアと読者の対話を促すコンテンツ制作の研究

36歳,M2の與那覇里子です.  社会人学生として学んだ2年間の集大成を一部ですが,ご紹介します.
 タイトルは,「モノクロ写真のカラー化技術を用いたメディアと読者の対話を促すコンテンツ制作の研究」です.

なぜ,この研究をすることになったのか.
 ニュースの流通網は,新聞の戸別配達が大きな役割を担っている一方で,ネットの登場は,ニュース配信の仕組みを大きく変えました.  それぞれの持つメディアで情報を発信していたマスメディアは,Yahoo!やLINEに配信をはじめ,ユーザーがツイッターやフェイスブックなどのSNS,ブログなどにアップし,拡散されるようになりました.  地方紙で記者として携わる筆者としては,地方の情報を全国に直接届けられるようになり,チャンスが増えたと思う一方で,地域特有の文脈や情報が含まれているとなかなか読んでもらえないというジレンマを感じていました.  例えば,沖縄には,あの世の正月「グソーの正月」がありますが,見出しで取ったとしてもほとんど読まれません.  また,記事への書き込みは,ディスコミュニケーションが多くあるのが現状です.
 そこで,幅広い読者に沖縄のニュースへの理解を促すことを研究の目的にしました.
 そのために,次の3つのアプローチを取ります. 1)沖縄のニュースに興味・関心を持ってもらうコンテンツを制作 2)地元特有の文脈への理解促進 3)メディアと読者の前向きな対話を生み出す


どんな方法で目的を達成する?
 興味関心を引くために,飯塚らの開発したモノクロ写真をカラー化したAI技術を活用することにしました.

x  マスメディアは,読者に興味を持ってもらうため,イマーシブ型のリッチコンテンツを制作していますが,CG,凝ったUI,インフォグラフィックなどが盛り込まれ,記者がすぐに作れるものではありません.  飯塚らの技術であれば,1クリックで色をつけることができます.  エンジニアでない記者も扱うことが可能です.
 ただし,課題もあります.  AIは230万枚の写真から,着色について学んでいますが,正しい色ではないため,人の手による補正が必要です.  そのため,私の記者という職能を生かし,取材によって色を補う手法をとります.
コンテンツ制作
1)戦前の沖縄のモノクロ写真を活用
 写真については,朝日新聞が1935年に沖縄で撮影したモノクロ写真を使います.写真には,生き生きとした表情…

シリアスゲームを通したデジタル・アースアーカイブ作成による児童の地域理解促進

ご無沙汰しておりました。
首都大学東京大学院ネットワークデザインスタジオ修士2年 山浦徹也です。
この投稿では、自分の修士研究についてご報告します。

自分は児童の地域理解を促進するためにシリアスゲームを通してデジタルアース・アーカイブを作成する学習プログラムを開発しました。
 2017年からネットワークデザインスタジオおよび東京大学渡邉研究室では、山梨県南アルプス市と共同研究を進め、市民に向けて、市内の歴史・伝統文化をまとめたデジタルアース・アーカイブを開発・活用方法を検討してまいりました。
この共同研究を進める中で、児童を対象にしたデジタルアース・アーカイブの活用について検討し、総合的な学習の時間を用いて活用を進めることになりました。
そこで、自分は児童の学習意欲やモチベーションを高め、より深い学びを実現するためにシリアスゲームを用いてデジタルアース・アーカイブを作成するプログラムを開発することにします。
シリアスゲームとは、エンターテインメント性のみに特化せず「社会問題の解決」を目的に開発されるゲームのことです。近年では、地域社会を題材として現実世界を取り扱ったシリアスゲームが開発されており、モチベーションの喚起・継続、題材の地域に特化した学習体験を実現するといったメリットがあります。また、デジタルアース・アーカイブには、様々な情報をデジタル空間上にマッシュアップして表示することで、多角的で直感的な学習を実現し、記憶定着に効果的です。
シリアスゲームの先行事例、デジタルアース・アーカイブのもたらす学習効果について調べ、以下のような指針に基づいてゲームを開発して行くことにします。

主体的な学習態度と興味関心の創発挑戦と達成感を伴う経験の積み重ね時空間情報と紐づけて直感的な理解と記憶定着を促進
 今回は、南アルプス市立櫛形西小学校の6年生20人を対象にゲームを行います。 この指針と対象地域である南アルプス市や児童の特徴、カリキュラムを踏まえてゲームを開発します。企画・実践にあたっては文化財課の保坂太一さんと6学年担当教諭の倉崎正行先生に協力していただきました。
6年生の町歩きのカリキュラムとして設定されていた事前学習、現地学習、事後学習の全3回の授業時間にてゲームを実践し、デジタルアース・アーカイブを作成しました。  まず、事前学習では地域の文化・歴史を題材としたク…