20160526

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原爆の記憶をデジタルで継承:「高校生平和会議」をアメリカで!クラウドファンディング開始

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デジタルアーカイブを活用した「日米・高校生平和会議」開催のためのクラウドファンディング開始のお知らせです。 

5月27日、オバマ氏が現役大統領としてはじめて、広島を訪問します。歴史的なできごとであり、世界の人々が願ってきた「核兵器廃絶」への原動力となるはずです。被爆地である広島・長崎から世界へと視野を拡げ、「人類と核」の在り方について、考えるための絶好の機会です。

 例えば「ヒロシマ・アーカイブ」に参画している広島女学院高の生徒たちは「オバマ大統領を私たちの高校に呼びたい!」という想いから「Project Obama」を立ち上げ、活動を展開しています。若い世代が、新しいかたちの平和活動をスタートしています。こうした若者たちのエネルギーは、インターネットを通して、世界につながっていきます。

   
私たちはこの機に、広島・長崎の高校生をアメリカに派遣し「日米・高校生平和会議」を開催したい!と考えました。会議の参加者は、日米の高校生、一般市民、そしてアメリカ在住の被爆者を想定しています。 会議では、原爆資料をまとめたデジタルコンテンツ「ヒロシマ・アーカイブ」「ナガサキ・アーカイブ」を活用します。

   
人々の興味を惹きつけ、理解をたすけるデジタルツールを軸にして、高校生と市民、被爆者が一つのテーブルを囲み、原爆と太平洋戦争の歴史について知識を深め、議論する場を提供します。 これらの会議開催にあたって、アメリカのボストン・ニューヨークに高校生を派遣します。

  • 開催日:2016年9月19日〜22日(予定)
  • 開催地:ボストンおよびニューヨーク(予定)
会議においては、以下の内容を実施します。

  1. 米国在住の被爆者による講話会
  2. ヒロシマ・アーカイブ、ナガサキ・アーカイブの体験学習
  3. アーカイブに資料を追加する体験学習
  4. 被爆者・学生・市民によるディスカッション
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会議をとおして、日米の若者と市民が同じテーブルに付き、デジタルツールを活用しながら、原爆被害についての理解を深めていきます。このプロセスを通じて、国際平和に貢献する若い世代が生まれてくることを企図しています。

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この「日米・高校生平和会議」開催のためのクラウドファンディングを、オバマ大統領の広島訪問前日のきょう、開始しました。このクラウドファンディングでは、高校生と大学院生チューターをアメリカに派遣するための旅費、現地でのワークショップ開催のための費用、在米被爆者の招待費などを募ります。



デジタルアーカイブによるあらたな平和学習・継承のかたち

「ヒロシマ・ナガサキ・アーカイブ」には以下に示す特長があります。

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  1. 「点の学び」⇒「面の学び」写真、証言などの資料を個別に閲覧していた、これまでの「点の学び」から、立体地図で全体像をながめつつ、原爆の実相に触れていく「面の学び」へ。アーカイブは、新たな平和学習・継承のためのツールです。
  2. 「行かないと学べない」⇒「いつでも・どこでも学べる」いつでも・どこでも、アーカイブを通して、世界中の人々が原爆の実相に触れることができます。この点に世界中のメディアが注目し、新聞やテレビで、大きく取り上げられました。資料館などに「行かないと学べない」原爆の歴史を「いつでも・どこでも学ぶ」ことができるようになりました。
  3. 「受け身の平和学習」⇒「主体的な平和学習」70年前の原爆投下に興味を持ってもらうことは、簡単ではありません。時代が移り変わるにつれ、これまで「受け身」で学んでいた、過去のできごとへの興味・関心は薄れていきます。アーカイブでは、若者たちが使い慣れたパソコンやスマートフォン・タブレットを使って「主体的」に歴史を学ぶことができます。
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私たちはこれらの特長を活かした「あらたな平和学習・継承」のかたちを提案しています。これらは「日米・高校生平和会議」においても活かせるコンセプトです。

ワークショップで「記憶のコミュニティ」を形成する

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「ヒロシマ・アーカイブ」「ナガサキ・アーカイブ」は、平和学習のツールとして大きな可能性を持っています。地元の広島・長崎では、アーカイブをもとに、被爆者と若者が手を取り合って活動する「記憶のコミュニティ」が生まれています。 広島においては、現地の高校生・被爆者、そしてアーカイブ制作者によるワークショップが継続的に開催されています。資料を閲覧する「受け身」の平和学習から、自らが主体となって記憶継承のいとなみに参加する「主体的」な学習へ、変化しつつあります。

昨年は、Makuakeのクラウドファンディングを実施し、集められた資金を活用して、長崎でワークショップを開催しました。高校生と市民、被爆者が一つのテーブルを囲み、アーカイブの活用について議論しました。

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「ヒロシマ・ナガサキ」からアメリカへ

オバマ大統領が広島を訪れる今年、私たちは、日本の高校生をアメリカに派遣したい!と考えました。若者による「日米・高校生平和会議」を、アメリカで開催し、原爆投下・太平洋戦争についての知識を共有して、理解を深めていこうとしています。

   
これまでに制作したアーカイブは、スター・トレック等で知られる日系人俳優、ジョージ・タケイ氏の番組「Takei's Take」で特集されるなど、アメリカでも注目されています。また、2016年5月にノースカロライナ州で開催された国際会議において展示発表し、好評を得ました。

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アメリカでのワークショップ開催に向けて、たしかな手応えを感じています。以下のハフィントン・ポスト記事もぜひお読みください。

今回のプロジェクトでは、日米の若者たちが議論を深め、特に若者たちによる原爆被害についての理解が深まり、国際平和に貢献する若い世代が生まれてくることを企図しています。 戦後70年の節目を超え、戦争経験者の記憶を未来に継承する必要性が問われています。また、オバマ大統領の広島訪問は、国内で生まれている新しいかたちの平和活動を、アメリカの人々に知ってもらえるチャンスです。 私たちの活動へのご支援のほど、よろしくお願いいたします。

20160519

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週報20160519

 はじめまして、研究生の福井です。今年3月に奈良の大学を卒業し、地理の分野からデザインの分野へ移ってきました! 研究生になって1ヶ月、新たな環境で様々なことを学び、試行錯誤しながらも充実した日々を送っています。
 
 今日は全体ゼミがありました。渡邉先生がボストンにおられるため、隔週で学年を持ち回りで指導してもらっています。本日は、B4・研究生の個別指導の日でした。
 さて、今回は私の研究内容である「デジタル地図表現方法の研究」について報告したいとおもいます。近年、地震・水害など様々な自然災害が発生するなかで、地域の被害予測を示したハザードマップが各家庭に配布されています。皆さんは、ハザードマップをみて自分の住んでいる場所の避難場所などを把握しているでしょうか?個人的な意見ですが、ハザードマップの認知度は低く活用が上手く出来ていない現状があると考えられます。そこで、ハザードマップに対する地図表現方法の研究をGoogleEarthを使用して行っていきたいとおもいます。
 対象地域は、私が所属しているNPO法人伊能社中で防災アーカイブのワークショップを行っている京都府福知山市を考えています。福知山市は、毎年豪雨災害の被害にもあっている場所であり、住民の方に安心して避難してもらうためにも見やすく正確な地図が求められます。また、災害時だけに使える地図だけでなく、通常時でも地域情報を載せることにより地域の人にリアルタイムに情報を伝えることができたらなという方向で考えています。
 まずは、地域の人たちが普段どんな時に地図を見ているのかなどユーザーの目線に立ってみることや、過去の先行事例をもとにどのように地図の情報が表現されているのかを考えていこうとおもいます。

まだまだデザインなどについて未熟ですが、この1年間で色々学習・体験しながら、オリジナルの地図を作っていけたらなとおもいます。







20160512

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週報20160512

はじめましてB4の原です。

今日はGW明けはじめてのゼミでした。

今回は、私の研究テーマを少し紹介させて頂ければと思います。

瀬戸内海で話題になっている「しまなみ海道サイクリング」はご存じですか?



広島県尾道市から愛媛県今治市の間にある島々とそこを結ぶ、日本で初めて海峡を横断できる自動車道です。

瀬戸内海の自然や島々のほのぼのとした雰囲気を味わえる世界的にも人気なサイクリングロードなのですが、その出発点・到着点となる私の地元の今治市内への流動が観光客の数に対し少ないのではないかと思い、その施策を考えようと思いました。

しかし「問題が問題じゃないかもしれない」、「地元の人はそれを求めていないかもしれない」など、外にいて想像できないことが多かったので、この連休を利用して、今治市に帰って、市役所の方や地元の方にヒアリングをしました。

既に行われている施策や観光客の傾向など様々なお話を聞けて、そこから見えてきた問題点が浮かび上がってきたので、そこを踏まえ研究をしていきたいと思います。

地元の今治市がより盛り上がるように、引き続きめりめり考えていきたいと思います。

次回の週報では具体的な施策の紹介ができればと思います。


それでは!

20160508

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週報20160505

Geoテクトレンドが詰まったFOSS4G NAカンファレンス

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博士後期課程2年の田村です。今回、FOSS4Gというカンファレンスに参加してきたので、はじめて週報を書きました。

5月2日〜5月5日にかけて、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ローリーにてFOSS4G NA 2016が開催されました。FOSS4G NAは、”The Free Open Source Software for GeoSpatial”というオープンソースの地理情報技術に関するRegional Conferenceです。とくに北米は地理情報技術の最先端を走っており、FOSS4G NAはオープンソースな地理情報技術の最新トレンドを得られる場所です。今回は、その中で興味をもった発表を紹介します!

①ポストGoogle Earthの”Cesium”の盛り上がり

Cesiumとは、WebGL技術を用いたバーチャルなデジタル地球儀エンジンです。Cesiumは渡邉研究室のアーカイブシリーズに使われています。Cesiumは「渡邉研究室と言えば、Cesium!!」というくらい研究室にとってコアツールでかつ、渡邉研究室が日本のCesiumerの生産地になっています。このCesiumはGoogle Earth APIが昨年12月に廃止が発表されて以降、ポストGoogle Earthとして世界的に注目されてきました。

FOSS4G NAでのCesiumチームの力の入れようは凄いものでした。展示ブースにはゲーム台を展示し、他のブースを圧倒するほど力が入ってました。初日のDinner MeetupもCesiumが3Dをテーマに設けるほどで、新しい3Dコミュニティができそうなくらい盛り上がりがありました。


Kenya Tamuraさん(@kenyat1989)が投稿した動画 -

Cesiumに関する発表では、私が把握しているだけで8本ありました。とくに多かった話題は、Cesiumの「3DTiles」という3Dモデルに関してでした。「3DTiles」の発表の要点は、いかにオープンデータを用いて、Google Earthのような3Dモデルをつくるかです。2Dの地図データは網羅されてますが、3Dのデータはそれに比べてまだ網羅されていません。今後、「3DTiles」の技術開発も進み、3Dのデータも充実されていくと思います。Google Earth APIが廃止されたいま、Cesiumの3D表現の発展に期待です!!

②Webマップの技術的なホットスポットは"Vector Tiles"!!


私の守備範囲ではないのですが、Mapboxを中心とした"Vector Tiles"の話題は立ち見が発生するほどの盛り上がりでした。"Vector Tiles"の話はフロントエンドだけでなく、GeoServerの"Vector Tiles"対応などバックエンドの話もありました。

そもそも"Vector Tiles"とは何かというと、ESRIジャパンのサイトに(日本語で)詳しいことが書いてあります。

ベクター タイル レイヤーは、Web アクセスが可能なベクター タイルのセットとこれらのタイルの描画方法に対応するスタイルを参照します。ベクター タイルは画像タイルと似ていますが、データのベクター要素を保存する点が異なります。ベクター タイルをクライアント側で描画することで、ベクター タイル レイヤーをマップの目的に応じてカスタマイズでき、動的かつ対話的なカートグラフィが実現します。タイル アクセスのパフォーマンスとベクターの描画を組み合わせることで、タイルはどのような解像度のディスプレイにも適合します (解像度はデバイスによって違いがあります)。- ArcGIS Online ヘルプより -

 簡単に言うと、これからのデジタル地図はニョロニョロとより動的に動くようになるということです。FOSS4G NAで3本の"Vestor Tiles"に関する発表を聞きましたが、どれもわかりやすかったです。とくに、"Vector Tiles"についてざっと概要を掴みたい場合には、下にまとめている2つ目の"WTFGL: a beginner's guide to the future of open source web mapping"がオススメです。

Mapbox Vector Tile Specification 2.0
WTFGL: a beginner's guide to the future of open source web mappingスライド
Vector Tiles with GeoServer and OpenLayersスライド

③"GeoNode"をさらに強力にした"GeoSHAPE"

"GeoSHAPE"とは、地図データのCMSである"GeoNode"をベースとしたGISデータの管理・共有システムです。GeoNodeとの違いは、データバージョン管理機能("GeoGig")などのツールと連携しています。FOSS4G NA2016では、"GeoSHAPE: FOSS GIS Collaboration Platform with Web & Mobile Clients"というタイトルで発表がありました。



この発表はお目当のプレゼンのひとつでした。"GeoShape"は、"GeoShape"に実装されている"MapLoom"でWebブラウザから遠隔で情報編集できるだけでなく、"Arbiter"を使って現地調査で情報入力もでき、"GeoGig"によって編集の競合が起きても大丈夫でバージョン管理もできるという代物です。私は災害発生時にいち早く被災地の状況を把握するクラウドソーシングシステムとして、GeoShapeを実装するのが良いのではないかと考えていす。 
近々、GeoShapeを実装できるようになることを目標にしてます。

④GISデータのGitバージョン管理ツール"GeoGig"の台頭


"GeoShape"にも使われている"GeoGig"ですが、こちらは一昨年からウォッチしていたサービスです。"GeoGig"とは、地理空間情報版Gitのようなもので、地理情報に関わるデータのバージョン管理ができます。バージョン0.9のベータ版まで"GeoGit"という名前でしたが、昨年の7月ごろにver1.0がリリースされ、"GeoGig"という名前になりました。この"GeoGig"に関して、昨年開催されたFOSS4G Seoulではそこまで盛り上がっていなかったところ、FOSS4G NAでいよいよ表舞台にでてきました。FOSS4G NAでは、QGISとの連携ワークショップも開かれました。
その背景には、"GeoGig"と連携するツールがでてきており、ようやく実用になってきたのかなと思います。

⑤Droneの処理もコマンドひとつで"OpenDroneMap"

誰でも簡単にDroneで空撮できる時代が来ました。地理・測量屋にとっては自分で撮影した空撮画像を処理して、GISデータとして使いたいところです。しかし、Droneの処理は難しい・処理重い・ソフトが高価という誰でも簡単に手をだせるものではありません。そういう状況の中で、オープンソースとして空撮画像を処理するソフトウェア  "OpenDroneMap"の開発が進められています。


FOSS4G NAでは、"Open the classroom window for... DRONES!"という発表にて、各ソフトウェアでの処理比較をおこなった事例が紹介されました。"OpenDroneMap"の特徴は、'python run.py'というコマンドひとつで、オルソ化空撮画像、ポイントクラウド、3Dサーフェスモデルなどを各データ形式を自動で出力してくれるところです。ただ、スペックの高いPCを用意しないといけない点や、処理結果の画像にムラができるなど開発の余地がまだまだあります。

それでも今後の開発に期待です!日本語でOpenDroneMapインストールの資料をQiita!に投稿してます。興味のある人はそちらも参照してみてください。

最後に


最後に、渡邉先生も"Hiroshima Archive and disaster digital archives series”というタイトルで、アーカイブシリーズを紹介しました。ハフィントン・ポストの記事にもまとめてあります。渡邉研究室のアーカイブは Cesiumというオープンソースのデジタル地球儀アプリケーションが使われてます。Cesiumの開発は、Google Earth APIがなくなったいま、Google Earth APIに変わる強力なWeb地球儀としてオープンな界隈で進められています。Google Earth APIに変わるツールに関する話題は、FOSS4G Seoulの時より関心が高いものでした。そうした背景の中、渡邉先生の発表は、Google Earthから移行したコンテンツとして最も精巧につくられており、その表現力はGoogle Earthを超えているとも言え、多くの聴衆に” Amazing!!”と言わせる内容でした。
いつかFOSS4Gの国際カンファレンスで同じように"Amazing!!"と観衆に言わせる発表ができるようになりたいと思います。この4日間は、とにかく新しい刺激の連続でした。
FOOS4G NAの次は先生のいるハーバード大学に移動します!!

20160430

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週報20160430

はじめまして!B4の中原です!

遠隔ゼミも三度目になり、かなり慣れてきました。さらに、今回のゼミは研究室のOBでリッチラボ株式会社に勤めている高田健介さんに来ていただいて、アドテクノロジーについての講義をしていただきました。RTBの成り立ち、広告主と代理店、DSPなどの貴重なお話を聞くことができ現在のWEB広告業界の一端を知ることができました。
とてもありがたいことに、僕の研究内容も広告の研究を考えていて、WEB広告やデジタルサイネージについて現在の情勢を調査し、新たに画期的な手法を考えることを目標としています。なので、高田さんのお話を参考に今後の調査を進めていこうと思います。


来週はGWということもあり、先生のいるアメリカに、はGWはなさそうですが、ゼミはお休みになります。僕も実家の栃木県に帰省しようと思っているので、田舎でじっくり研究について考えてきて、連休明けのゼミで進捗を発表できるようにしたいと思います!
みなさん、よい連休を!それでは、失礼しました

20160422

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週報20160421

はじめまして、学部4年の秦です。よろしくお願いします!

昨日は2度めの遠隔ゼミが行われ、B4を中心に研究進捗の報告をしました。
私自身も既に卒業制作について考え始めていますが、まだまだ完成イメージがぼんやりとしていて、不安がかなり大きいです。先生にご指導いただきながら不安や疑問を解消していきたいと思っています。
次に週報を担当する頃には自分の研究について詳しくお話できるようにします!頑張ります!

同期のメンバーの研究について話を聞いていると、それぞれ個性あるテーマで進めていこうとしているようで、似ている点もあるように感じました。今までの大学3年間の生活では、他の人の作品の制作経過をじっくり聞く機会がなかったので、みんなが真剣に話をしている姿さえ新鮮に思えます。
これから研究や制作をすすめていく中で、たくさん意見交換できるような仲になるのが目標です!

それでは、失礼致します。

20160414

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週報20160414

初めまして、今年から学部4年の山下悠介です。先週の初めてのゼミで渡邊先生がボストンへ旅立ってしまったので、今日から東京とボストンによる遠隔ゼミがスタートしました。

僕たちは午前11時からゼミが開始なので、渡邊先生は前日の午後10時からゼミを行ってもらいました。お疲れのところありがとうございます!
B4の僕たちは、本格的に渡邊先生のゼミを受けるのが初めてなので、目的、手法、検証、結論からなる4文の書き方に沿った説明ができるように、時間をかけてゼミを行ってもらいました。途中僕たちはお昼休憩を、先生は夜食のヨーグルトを食べながら日本時間で午後5時頃まで、ゼミを行いました。ボストンの時刻は午前4時。先生、お疲れさまでした。遠隔のゼミは、skypeとslackを使いながら行ったので、距離を感じさせずにスムーズにゼミを行うことができました。

ゼミの後は、先輩たちを中心にゼミの歓迎会を開いていただきました。買い出しに行って、お菓子とお酒を買い、研究室で談笑しながら飲みました。
以前、アーバンデータチャレンジで賞を取った際にいただいたTOYODA BEERを山浦くんが自宅から持ってきてもらったところ、BEER好きのキム先生がBEERをもらいに研究室まで遊びに来ました。また、山浦くんは、手作りの紅茶のタルトも持ってきてくれたので、研究室のみんなで美味しくいただきました。

初めての研究室、かつ渡邊先生も不在で不安だらけだったのですが、優しい研究室の先輩や、最新のITテクノロジーによって不安は解消されました。
これから、卒業研究や、プロジェクトなどで忙しくなるとは思うのですが、それを上回るほどの期待とワクワクを感じることができました。これからの研究室生活が楽しみです。


20160406

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「UNISEC Earth|手作り人工衛星デジタルアーカイブ」 公開

UNISEC Earth|手作り人工衛星アーカイブ
首都大学東京システムデザイン学部の渡邉英徳研究室(インダストリアルアートコース)・佐原宏典研究室(航空宇宙システム工学コース)・大学宇宙工学コンソーシアム(University Space Engineering Consortium, UNISEC)は、大学・高専学生による手作り衛星(超小型衛星)と缶サット(超小型の模擬人工衛星)の成果をデジタル・アース上にまとめたデジタルアーカイブ「UNISEC Earth|手作り人工衛星デジタルアーカイブ」を公開しました。

■UNISEC Earth|手作り人工衛星デジタルアーカイブ
http://unisec.info/

以下の2つのコンテンツが用意されています。各々は画面内のボタンで切り替え可能です。PC・スマートフォンのウェブブラウザに対応しています。

■手作り人工衛星デジタルアーカイブ
三次元のデジタル・アース上に手作り人工衛星の姿と軌道をインタラクティブに可視化しました。衛星のアイコンをクリック、あるいは左上のメニューから選択することで、各々の詳細情報をみることができます。さらに衛星のアイコンをダブルクリックすることで、自動追尾を開始します。
http://satellite.unisec.info/

デジタル・アース上を飛翔する人工衛星
人工衛星を自動追尾

■「缶サット」マッピング
世界中で活動している「缶サット」製作チームについての情報を、デジタル・アースにマッピングしました。アイコンをクリックすることで、各チームの写真や紹介動画、衛星についての説明資料などが表示されます。投稿システムも用意されており、今後も、新たな情報が随時投稿されていきます。
http://cansat.unisec.info/

世界中の「缶サット」製作チームの情報を表示
関東近辺の「缶サット」製作チーム

この事業は文科省・宇宙航空科学技術推進委託費の支援によるNPO法人大学宇宙工学コンソーシアムの事業の一環として行われており、制作に当たっては、首都大学東京・渡邉英徳研究室の「ヒロシマ・アーカイブ」(2011年7月発表)などの「多元的デジタルアーカイブズ」の技術を応用しました。

「手作り人工衛星アーカイブ」制作メンバー
  • 小宮慎之介、佐野大河(首都大学東京大学院 システムデザイン研究科 インダストリアルアート学域 博士前期課程2年)
  • 渡邉英徳(首都大学東京 システムデザイン学部 インダストリアルアートコース 准教授)
大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)について
大学・高専学生による手作り衛星やロケットなどの実践的な宇宙開発活動を支援することを目的とする特定非営利活動法人(NPO)です。2003年2月にNPO法人として認定され、現在は50大学・高専から70団体が参加し、学生会員は900名を超えています。2010年から国際活動にも力を入れ始め、2013年には世界各地のUNISECローカルチャプター(現在13カ国に設置)の横断組織となるUNISEC-Globalが設立されています。

20160314

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デジタルアーカイブとジャーナリズム/ジャーナリズム・イノベーション・アワード最優秀賞 #jcej

沖縄戦デジタルアーカイブ
ジャーナリズム・イノベーション・アワード2016」(主催:日本ジャーナリスト教育センター)が講談社にて3/12に開催され,首都大学東京 渡邉英徳研究室,沖縄タイムス,GIS沖縄研究室で共同制作した「沖縄戦デジタルアーカイブ 〜戦世からぬ伝言〜」が最優秀賞を受賞しました

一次予選で総数307票のうち23票を獲得し,一位通過.決勝プレゼンテーション後に行われた決戦投票でも一位となり,最優秀賞に選ばれました.他のファイナリストは,日本経済新聞社の「データディスカバリー」,朝日新聞デジタル部の「築地 時代の台所」,読売新聞社の「検証・戦争責任」,宮崎てげてげ通信の「2015年テゲツー!で最もよまれた記事は?」,そしてステルスマーケティング問題を追及して話題となった山本一郎さんの作品でした.

写真:The Page記事より
なお昨年のアワードでは,渡邉英徳研究室の「台風リアルタイム・ウォッチャー」が最優秀賞,沖縄タイムスの「地図が語る戦没者の足跡」がデータジャーナリズム特別賞に,それぞれ選ばれました.表彰式の壇上で,沖縄タイムスの與那覇里子記者と「これはご縁なので一緒にやりましょう」と意気投合し,共同制作に至ったものです.

この例をはじめ,近年,新聞社とのコラボレーションの機会が増えています.長崎新聞社(ナガサキ・アーカイブ),中国新聞社(ヒロシマ・アーカイブ),朝日新聞社(東京五輪アーカイブ東日本大震災アーカイブ),沖縄タイムス(沖縄戦デジタルアーカイブ),そして岩手日報社(震災犠牲者の行動記録マップ)といった実績があります.月刊「Journalism」に寄稿した記事でも触れたように,私たちがナガサキ・ヒロシマから継続的に取り組んできた「多元的デジタルアーカイブズ」の手法と,ジャーナリズムは相性が良いのかもしれません.

多元的デジタルアーカイブズでは,掲載する資料をダイジェスト化せず,デジタル地球儀に「そのまま」載せています.その際に,資料の元となった「ひと」の顔写真を,アイコンとして用いています.このことによって,資料の「内容」の一部を摘まず,そのままのかたちで伝えるとともに,各々の「関係」と「量」をともに俯瞰する手段を提供することができます.さらに顔写真のアイコンは,人々の息づかいを表現するとともに,各資料を識別しやすくします.

ヒロシマ・アーカイブ
こうしたアーカイブの特徴は,広い「面積」を活かして紙面を「構成」することができる,新聞本来のかたちと似ています.新聞は近年デジタル化し,PCのディスプレイやスマートフォンの画面が主要なインターフェイスとなりつつあります.紙面に比べると「面積」が小さいため,各記事の「関係」は示しづらい.いきおい,記事のダイジェストである「見出し」を並べ,「量」を示す傾向にあります.その結果,各々の記事の関係や文脈を示しづらくなっているように思われます.私たちの手法は,こうした弱点を補うものとして捉えられているのかも知れません.

さて,ブースにいらしたBuzzFeedの古田大輔さんには「データの出自と文脈をウェブサイトできちんと記述した方が良い」というご指摘をいただきました.然りだと思います.例えば「沖縄戦デジタルアーカイブ」においては,記者と戦争体験者の信頼関係にもとづいて,密度の高い証言の収録と,戦時下における行動軌跡の再現が実現しています.「震災犠牲者の行動記録マップ」についても,同じことがいえます.しかし,前述したデジタルアースのインターフェイスに,こうした「信頼関係」が十分に表現されているとは,必ずしも言えません.

この信頼関係の構築が,ジャーナリズムの礎となっているはずです.これは,研究者と研究対象のありようにも似ています.私は講演などにおいて,口頭で,あるいは「アーカイブ活動」をとらえたテレビ映像の紹介を通して,この信頼関係に言及してきました.しかし,アーカイブにダイレクトにアクセスするユーザに,この点を伝えることは難しい.今後は,デジタル・アースの向こう側にある「人々のつながり」も,インターフェイス上に表現する必要があるのかも知れません.日々,模索していきたいと思います.

20160309

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震災犠牲者の行動記録マップ「忘れない」公開


首都大学東京 渡邉英徳研究室と岩手日報社は共同で、東日本大震災から5年を迎える2016年3月、岩手県における震災犠牲者の「地震発生時」から「津波襲来時」までの避難行動をまとめたデジタルアーカイブ「忘れない~震災犠牲者の行動記録」を制作しました。



2011年3月11日午後2時46分、そして津波襲来時にどこにいたのか、犠牲者の所在を遺族に取材し、データを集めました。

本コンテンツでは、居場所が詳細に判明した犠牲者1326人について、被災地の震災直後の立体的な航空写真・地図と組み合わせ、避難行動を可視化しています。さらに、ご遺族の了解を得た犠牲者687人については、氏名と当時の行動も閲覧できます。なお、被災直後及び1974-1978年の空中写真レイヤには、国土地理院のタイルデータを利用しています。

岩手日報社は、震災犠牲者一人一人を紙面で紹介するプロジェクト「忘れない」や、災害から命を守るための連載「てんでんこ未来へ」を展開しています。今回は、その集大成として、犠牲者の避難行動を詳細に分析・可視化しました。このことにより、犠牲者の声なき声を可視化し、一人でも貴い命を失わないよう、震災の教訓として後世に残していくことを企図しています。

制作にあたって、渡邉英徳研究室が「ヒロシマ・アーカイブ」「ナガサキ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」「沖縄戦デジタルアーカイブ」などで培ってきた「多元的デジタルアーカイブズ」の技術を応用しました。オープンソース・ソフトウェアを活用し、PCとスマートフォン・タブレット端末からも閲覧することができます。

さらに紙面ではアーカイブを活用して避難行動について分析し、「避難所を過信せず、少しでも高い場所へ」などの提言を行い、デジタル技術との融合で紙メディアの可能性を広げていきます。