20110127

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卒業制作(阿久津)

阿久津です。
昨日発表が終わりまして、ホッとしているところです。
今回は私の卒業制作を紹介させて頂こうと思います。

多分・・今回でこのブログを書くのも最後です。
堅苦しいプレゼンのようでなく、個人的な想いを加えながら書きたいと思います。



「ジェネツイ~インターネットサービスを利用した世代間意見共有コミュニティ」





おじいちゃんにもっともっといろんな話聞いておけばよかったなぁ~

亡くなった祖父に対して、そう思ったのが今回の卒制テーマに決める最初の一歩でした。


世代が違うと家族でさえ、なかなか深い会話をしない・・
それは私だけじゃないんじゃないか?

実際に、核家族化・高齢化・地域社会の変化・インターネットを含め様々な技術の進歩などにより、時代が変わる中で「人と人のつながり」特に「異世代間での交流」は減少しています。
(アンケートによる調査結果も出ています)

世代が違えば、体験してきた事・生活習慣・考え方・異世代に対する想いなど、当然のことながら違うのです。
違うからわからないと割り切ってしまうのではなく、それを少しでも共有出来たら。
それは刺激的だったり、心が温まったり、ちょっとへこんだり、元気づけられたり、
いろんなことを感じられるのでは?
また、そんな『異世代の声』をちょっとのぞくだけでも、何か世代間交流への一歩きっかけになるんじゃないかと考えました。

こうして制作したのが「ジェネツイ」です。(前置きが長くなりました)

■ジェネツイとはtwitterを利用した世代間の意見を共有するコミュニティです。

twitter上でプログラムにより自動的にツイートしてくれるbotというものを制作し、それによって様々な世代の方を声(つぶやき)を発信しました。

今回は年代ごとにbotを4対制作。
sedai1020_bot/sedai3040_bot/sedai5060_bot/sedai708090_bot



このbotを作るにあたり
「他の世代に伝えたいこと」というテーマで10代~90代の老若男女にアンケートを取りました。
また高齢者の声を集める為に、老人ホームなど高齢者の集まる場所に足を運び様々な方のお話をインタビューしました。
それを年代ごとに整理し、それぞれの年代のbotに取り込んでいます。

そしてアンケートでの言葉を元に制作し→公開、更に誰にでも投稿してもらえる仕組みを作りました。
①twitterでハッシュタグ#sedaiを付けてツイートしてもらう。
②オリジナルwebサイトからの投稿(観覧・投稿含めアカウント登録不要。twitterユーザー以外にも参加してもらうよう)

投稿された言葉は投稿者の年代のbotに取り込みます。
twitterでの投稿は自動的に取り込むよう、yahoo pipesやtwitter feedなどを用いています。

こうして「異世代のつぶやき」をのぞくことと、「異世代へつぶやく」ことを繰り返すことで、意見共有のサイクルが生まれ、コミュニティが形成されればと考えています。

実際に公開してから多くの方にbotをフォローして頂き、投稿して頂きました。
ありがとうございました!!

オリジナルwebサイトはこちらから


インタビューなどを通しいろいろな世代の方とお話しする中で、異世代の方の体験談や意見がとても新鮮で私自身すごく刺激を受けました。
本制作を通し、一人でも、誰か一人でも、
「昔はこんなことがあったんだ」「この世代でこんな風に考えている人がいるんだ」と自分とは異なる世代に関心を持つきっかけとなればと考えています。


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ここからは来年度の卒研生へのメッセージです。

一年本当に早いです。あっという間です。
卒制はテーマを決めるまですごく悩むと思います。
決まってからも制作で悩むことがたくさんあると思います。
そんな時は、一人で悩まず、ちょっと隣に座っている友達に相談してみて下さい。
客観的な意見をくれたり、自分では思いつかないような方法を教えてくれたり、きっと助けてくれます。
それに、渡邉研究室には素敵な(個性的な)院生の先輩達がいます^^

楽しみながら一年間過ごしてください!


(阿久津)