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Showing posts from September, 2012

東日本大震災ビッグデータワークショップに参加中 #shinsaidata

現在,GoogleとTwitterが主催している「東日本大震災ビッグデータワークショップ」に参加中です.

「東日本大震災ビッグデータワークショップ - Project 311 -」 では震災発生から1週間の間に実際に発生したデータを参加者に提供いたします。参加者はそのデータを改めて分析することによって、今後起こりうる災害に備えて、どのようなことができるかを議論し、サービスを開発することができます。

私が昨年の震災直後に利用させていただいたHONDAの通行実績情報をはじめ,多数の企業からデータが提供されています.9/19のオフィスアワーでは活発な議論が交わされました.参加メンバーによって,既に幾つかのプロジェクトがスタートしています.私は現在,以下のプロジェクトに参加しています.


■(マス)メディア・カバレージ・マップ

震災直後のTV放送や新聞記事に含まれていた地名を抽出し、地図に時系列でマッピングすることで、マスメディア報道が網羅していた / 網羅できなかった地域を可視化する。現実の被災状況や、支援を必要としていた地域など、ボトムアップで提供された情報とマッシュアップし、差異を浮かび上がらせる。

こちらは私がリーダーのプロジェクト.NHK,朝日新聞などから提供されているデータを用います.これまでマッピング系の仕事を手伝っていただいてきた@pcaffeineさんと進行中,近日公開の予定.


■Project Hayano:SPEEDI&通行実績情報マッシュアップ

原発から放出されたヨウ素のプルームのシミュレーション及びSPEEDIのデータと、今回提供されるデータをかけあわせた分析を行い、次の災害に備える。



こちらは早野龍五先生(@hayano)がリーダーのプロジェクト.主にTwitter上でやり取りしながら進めています.2011年3月15日~16日に掛けてのSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の予測データと,通行実績情報や混雑情報,ジオタグ付きツイートなどをマッシュアップしたコンテンツを公開しています.上の画像は,3月15日夜に予測されたヨウ素プリュームと,その日の通行実績が重なってみえているところです.

このように,現時点ではこちらのプロジェクトのほうが先行しています.スキャンデータをベジェで綺麗になぞったりせず力技でオーバレイ化したり,通行実績情報…

ラジオ出演のおしらせ(文化放送「くにまるジャパン」)

9/18 朝,文化放送「くにまるジャパン」に生出演します.

○日時: 文化放送「くにまるジャパン」(10時05分~10時30分の間)で25分程度
○コーナー名: 「アクティビスト・ジャパン」

ツバル・ビジュアライゼーションプロジェクトから,ナガサキ - ヒロシマ・アーカイブ,東日本大震災アーカイブなどの活動について話す予定です.(wtnv)

「START ON AIR!」- VRによる近未来航空機体感プロジェクト - 公開

今年度のはじめから"IAプロジェクト演習"で取り組んできた、航空宇宙システム工学コースとのコラボレーションでの制作である「START ON AIR!」が公開となりました。

START ON AIR! 公式サイト



START ON AIR ! は、航空宇宙分野の学生たちの創る、近未来の飛行体験を可視化したプロジェクトです。

Blended - Wing - Body(以下BWB)と呼ばれる次世代の旅客機の性能や、その運用によって変わることなどを、羽田 - 香港間のフライトの中でプレゼンテーションしていきます。
3DCGでモデリングされたBWBをどうしたらかっこ良く、かつその良さを分かりやすい形で皆さんに伝えられるかをみんなで工夫してまとめてあります。

航空宇宙システム工学コースとのコラボということもあったので、相手の伝えたいことや情熱を持っていることを引き出すことから始め、それをいかにコンテンツにしていくかという工程が大変でした。

Google Earthのコンテンツはもちろん、ウェブサイトやアクセス直後に流れるムービー、そのBGMに至るまですべてを制作しています。







このコンテンツは、情報を単純にビジュアライズするだけではなく、そのビジュアルを実スケールの3Dモデルとうまく組み合わせることで、プレゼンテーションの要素が大きくなっています。
様々な情報を、実際の航路に合わせて紹介することで、分かりやすく伝える工夫をしています。
3Dモデリングと合わせて、BWBの新しい性能にもぜひ注目してもらいたいです。


[ START ON AIR! ]
公式ウェブサイト:http://air.mapping.jp/
OPムービー:http://youtu.be/Q0AQ-y-wCXU


このプロジェクトは,平成24年度首都大学東京傾斜配分研究費:部局競争的経費B「バーチャルリアリティをもちいた、航空宇宙輸送機による未来交通の実スケールビジュアライゼーション」によって進められています.

「陸前高田の一本松」のパノラマ画像を追加しました

本日,保存に向けた伐採作業がおこなわれている「陸前高田の一本松」にて,昨年12/23におこなわれた「一日だけのライトアップ」のようすを捉えたパノラマ画像(inforanger 311提供)を「東日本大震災アーカイブ」に追加しました.Gigapanの情報をご提供いただいた古橋大地さん,ありがとうございました.


インターフェイスの右上のプルダウンメニューから「陸前高田の一本松」を選んでズームし,オレンジ色のアイコンをダブルクリックすると表示されます.白いアイコンには通常のフォトオーバレイが関連付けられています.昨年の記事でも紹介した,村山嘉昭さん撮影の「皆既月食と陸前高田の一本松」などの画像を閲覧することができます.(wtnv)


「3.11 FNN東日本大震災アーカイブ」の映像レイヤーを追加しました

FNNが公開している「3.11 忘れない FNN東日本大震災アーカイブ」の映像を「東日本大震災アーカイブ」のレイヤーに追加しました.オレンジ色の球体をクリックすると,映像を閲覧することができます.




映像は,東北地方から関東地方までの広い範囲にマッピングされており,朝日新聞社提供の証言,バイノーラル録音された被災者証言,パノラマ画像と三次元フォトオーバレイなど,これまでのレイヤーと相互参照することが可能です.FNNのアーカイブは随時更新されているので,映像があらたに追加されるたびに反映していく予定です.(wtnv)

学生の制作したARアプリ三点をご紹介

3,4年生対象の「ネットワーク演習実習」の課題「オルタナ東京」にて,学生たちが制作したiPhone用ARアプリ三点をご紹介します.


ガクメシ」:東京都内にある大学の学食を地図にマッピングし,さらにARで閲覧可能にしたアプリ.それぞれの学食のウリを知ることができます.地図上で位置を確認するだけではなく,現在地点からの距離と方角を把握することもできるので,散歩しながら学食探訪できるかも.外部サイトと連携するなど,資料集めに手間の掛かっている労作.ポップで有用なアプリになっています.



SEKIGAHARA AR 第一幕 布陣・対峙」:実際の関ヶ原の戦いの資料をもとに,戦況の変化,戦場のようす,武将や兵士たちの心境などを,地図とTwitterライクなインターフェイスで閲覧することができます.さらにARモードでは自身を取り囲む武将のすがたを眺めて,戦場の雰囲気を味わうこともできます.元々のライブラリのカスタマイズに掛けた労力と,アプリとしての完成度がすばらしい作品です.



きもちの停留所」:八王子市内のバス停と“元気がでる”名言を対置したアプリ.「辛いときや悲しいとき、無理して一歩を踏み出そうとせずこのアプリを使ってみてください。今立ち止まっている場所があなたのきもちの停留所です。切符をタッチすることできっとあなたが求めている言葉が見つかるはず」.空中にそっと浮かべられたことばの切符を手にして,こころの目的地に向かうきっかけが生まれます.センチメンタルな佳品.


ARアプリ制作課題は,今年はじめて取り組んだものです.使用したARライブラリのつくりが簡潔であることも手伝って,成果物は上記のように,バリエーション豊かなものとなりました.関ヶ原アプリはObjective-Cのプログラミングで大幅にカスタマイズされていますが,その他の二作品は,ほぼkmlと画像素材の置き換えのみで制作されています.プログラミングに習熟していない学生でもこうしたアプリを制作し,実際に配布できるレベルまで仕上げることができるということがわかります.この課題は来年度以降も継続しつつ,さらに発展させていきたいと考えています.なお,この課題に用いたARライブラリは,ヒロシマ・アーカイブARアプリのために,ゴーガ社によって制作されたものです.(wtnv)

「東日本大震災アーカイブ」の紹介ムービーを更新しました

資料の追加にともない「東日本大震災アーカイブ」の紹介ムービーを更新しました.朝日新聞社提供の証言,二宮彰さん提供のパノラマ画像,フォトオーバレイ等を網羅したものです.証言については,近日中にさらに約100件が追加される予定です.(wtnv)

「沖縄平和学習アーカイブ」ARアプリ公開(iOS, Android)

6月に沖縄県より公開された「沖縄平和学習アーカイブ」のスマートフォン用ARアプリがリリースされました.iPhone,Androidに対応しており,六カ国語バージョンが用意されています.以下のリンクから無料でダウンロード可能です.

iPhone版:App StoreAndroid版:Google Play このARアプリの公開により,Google Earth版での事前学習,スマートフォン版での現地学習を組み合わせ,沖縄戦の実相について,より深く知ることができるようになりました.PC版に掲載されているすべての資料を,スマートフォン版では,GPS地図と拡張現実で閲覧することができます.

 沖縄を訪れるときにはぜひお試しください.(wtnv)