20140904

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10/10開講:gacco「デジタルアーカイブのつくり方 ~ビッグデータ・オープンデータを紡いで社会 につなぐ~」

全国の大学の授業を無料で受けられるウェブサービス「gacco」で,10月10日より「デジタルアーカイブのつくり方 ~ビッグデータ・オープンデータを紡いで社会につなぐ~」が開講されます.これまでの活動を網羅したものになります.ぜひ,ご参加ください.



ga009: デジタルアーカイブのつくり方 ~ビッグデータ・オープンデータを紡いで社会につなぐ~

講座内容
注目を集める「ビッグデータ」。「データ」はどのように社会に活用されていくべきなのでしょうか。「ヒロシマ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」他、多数の事例をもとに、データと社会の関わりを考察します。

前半の講座では、まず、デジタル地球儀「Google Earth」に、さまざまなデータを重ねあわせ=「マッシュアップ」して可視化してみます。次いで、この手法を発展させた、南太平洋の孤島ツバル、広島・長崎原爆、東日本大震災などのデジタルアーカイブ=「多元的デジタルアーカイブズ」について解説します。さらに、この「多元的デジタルアーカイブズ」をつくる、社会における運動体「記憶のコミュニティ」について論じます。

後半の講座では、まず、流行語ともなっている「ビッグデータ」と「オープンデータ」について概説します。次いで、東日本大震災発生時のビッグデータや、自治体・公共機関のオープンデータをGoogle Earthにマッシュアップした事例を示しながら、データをどのように捉え、どのように社会に活かしていくべきなのかを議論します。最後に、前回の東京オリンピックのデジタルアーカイブなど、現在進行中のプロジェクトを紹介し、本講座のまとめを述べます。

第1週
  1. マッシュアップとデジタルアーカイブ
  2. 「Google Earth」は「もうひとつの地球」
  3. さまざまなデータを可視化する
  4. ツバルは「気の毒な国」?
  5. ナガサキ・ヒロシマ・震災のアーカイブ
第2週
  1. 「多元的デジタルアーカイブズ」と「記憶のコミュニティ」
  2. 既存のデジタルアーカイブとその弱点
  3. 「多元的デジタルアーカイブズ」の概念
  4. 資料集めの困難と技術の寿命
  5. 「記憶のコミュニティ」の果たす役割
第3週
  1. ビッグデータとオープンデータ
  2. ビッグデータの時代
  3. オープンデータの時代
  4. 「震災ビッグデータ」の可視化
  5. 「人力オープンデータ」と社会の枠組み
第4週
  1. データを紡いで社会につなぐ
  2. 越谷、広島、新潟、バンダ・アチェのアーカイブ
  3. 東京オリンピック1964のアーカイブと将来像
  4. データを紡いで社会につないで…
講師・スタッフ紹介
渡邉 英徳

情報アーキテクト。情報デザイン、ネットワークデザインを研究。「ナガサキ・アーカイブ」「ヒロシマ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」などを制作。沖縄県事業「沖縄平和学習アーカイブ」では総合監修を担当。講談社現代新書「データを紡いで社会につなぐ」などを執筆。

1996年 東京理科大学理工学部建築学科卒業(卒業設計賞受賞)、1998年 同大学院修士課程修了、2013年 筑波大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。2001年より株式会社フォトン代表取締役社長(現スーパーバイザー兼取締役)。2008年より首都大学東京システムデザイン学部准教授。2013年より京都大学地域研究統合情報センター客員准教授を兼務。

前提条件
講座内で取り上げるコンテンツを閲覧するために、Google ChromeおよびGoogle Earthプラグインをインストールしたパソコンを各自で用意すること。

課題内容
毎週のショートエッセイと、最終レポートを課します。
  1. 毎週(各単元)、ショートエッセイ(800字)を課し、受講者間での相互採点を実施
  2. 最終レポート(1600字)を課し、受講者間での相互採点を実施
修了条件
得点率70%以上

参考文献
講談社現代新書
『データを紡いで社会につなぐ―デジタルアーカイブのつくり方』
著:渡邉 英徳
(講談社 2013年11月刊行)