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Showing posts from September, 2017

「平成アーカイブ」:首都大,宮城大,慶應大,早稲田大による合同課題

「平成」が終わろうとしています。新しい元号は2018年夏に発表され,2019年より,新元号に載った歴史がはじまる予定です。みなさんが現在3年生だとしたら,大学を卒業する直前に,新しい元号に切り替わることになります。

「平成」は1989年1月8日からはじまりました。受講者のみなさんのこれまでの人生は,「平成」のタイムスパンにすっぽりと収まっています。「平成」のあいだに,17人の総理大臣が就任し,ベルリンの壁崩壊,バブル経済の崩壊,アメリカ同時多発テロ,湾岸戦争,世界金融危機,東日本大震災など,多くのできごとがありました。新元号に切り替わった瞬間に,こうしたできごとには「平成」というタグが付けられることになります。みなさんは,講師陣が「昭和生まれ」であるように,「平成生まれ」と呼ばれるようになるわけです。

さて,第二次世界大戦と太平洋戦争には「昭和」,関東大震災には「大正」,そして日露戦争には「明治」というタグがついています。しかし,これらのできごとは連続した時空間のなかで起きたものであり,歴史の深層において関連しています。過去のできごとは,みなさんが生きるこの瞬間と地続きであり,また,未来の世界にもつながっていきます。年号によるタグ付けは,こうした意識のなかのつながりを,ときに断ち切ることがあります。こうした断絶は,国境,人種の違いなどによってもたされるものと同質のものかもしれません。

メディアやプロダクトのデザイン,あるいはアートによって,こうした「断絶」を越え,過去と未来をつなぐ認識を生みだすことはできるか。トップに掲げた「AIによる自動色付け写真」や,渡邉英徳研究室で取り組んできたアーカイブズ・シリーズは,こうしたテーマに沿って制作されたものです。

今回の合同課題では,みなさんにも,このテーマに取り組んでもらいたいと思います。自由な発想にもとづく,新鮮な提案を期待しています。(渡邉英徳・石川初・中田千彦・物部寛太郎)

作品制作の指針

テーマは「平成アーカイブ」です。上記の課題文を踏まえ,朝日新聞フォトアーカイブの写真を活用して,メディア,プロダクト,アート作品を制作してください。作品制作には,以下のような対象に提案する想定で取り組んでください。
出版社,放送局・番組制作会社,広告代理店(クリエイティブ部門),インターネットサービス企業,デジタルサイネージ運営企業…

週報170914

夏なのか秋なのか分からない時期に突入しました。
前回の号外に引き続き、B4の渡邉康太が担当します。


ゼミ再開首都大生にとってはまだ夏休みモードですが、ネットワーク研はゼミモードに切り替わりました。


夏休み特有の予定が残っているため、ゼミ参加者は少人数。そんな寂しさを吹き飛ばすような素敵なゲストさんにお越しいただきました。
研究室にお越しいただいたSteven Braunさんはビジュアライゼーションのエキスパート。日本語が達者で、手料理も上手です。
Stevenさんに今回説明していただいたのは「アメリカと日本の教科書における原爆に関する記述の比較」です。百聞は一見に如かず、以下のリンクから是非ご覧ください。 リンク:ATOMIC NARRATIVES
スクロールすると、右側の説明文に合わせて左側のビジュアライゼーションが対応するのが特徴的です。 教科書内の原爆に関する記述の単語数。それらの単語を名詞、動詞、形容詞等に分類したもの。それらの単語のポジティブ、ネガティブの分類。さらに細かい内容の内訳(原爆投下の正当性など)日本の教科書は名詞の割合が高くて事実中心。アメリカの教科書は名詞以外の割合も高くて主観的というのが考えられます。このようにビジュアライゼーションにより様々な関係が見えてきます。

これらの情報を単純なグラフにするだけでは効果的に伝えることはできません。Stevenさんがこだわった情報の魅せ方だからこそだと感じます。
Steven Braunさん、ありがとうございました。

僕はどこにいるでしょうか?皆さんがこの週報を見ている頃、おそらく自分はネパールにいると思います。「何故ネパールに行くことになったんだ?」という疑問は帰国後の僕に直接ぶつけて下さい。

さて、ネパールと言えば、皆さんは何を思い起こしますか?1番ピンとくるものだと世界最高峰の山エベレストだと思います。ネパールでは「サガルマータ」と呼ばれています。エベレストを含むネパールの大自然をドローンで撮影できたら最高。それだけでネパールに行く価値があります。

ちなみに今回のネパール旅、自分にとって初の海外旅行になります。初海外がネパールという稀有な存在になって戻ってきたいと思います。それでは旅のご報告は帰国後に。

号外 週報170905

こんにちは、B4の渡邉です。


夏休み?も後半に入りました。夏休みの前半はどうだったでしょうか。自分は徳島や新潟を訪問し、多くの人との繋がりを感じました。今までの人生でもっとも濃い夏休みです。
十分濃くなった夏休みも今回紹介するイベントでさらに濃さを増しました。それも大幅に。


ワークショップ

今回の舞台はほぼ日さんのオフィスです。外苑前駅から徒歩5分のビルの上層階にあります。オフィスのエントランスに着いただけで研究室メンバーのテンションは高まっていました。

4月のアイデアダンプから始まったプロジェクト。4月の時点ではスライドでプレゼンするのみでしたが、今回は学生一人ひとりがアイデアを形にしてプレゼンします。

プレゼンの準備をしていると、糸井重里さんが会場にいらっしゃいました。ただでさえ高まっていた研究室メンバーのテンションは最高潮に。



プレゼンは発表者を囲む形式で行われました。写真のように、制作物をタブレットを通してご覧いただきました。「おおー!」という歓声が聞こえたり、制作物へのコメントが聞こえたりと活気のある会場。充実で満たされていました。

印象的だったのは、糸井さんの鋭いコメントです。研究室メンバーが気にも留めていなかったことを新たな可能性として引き出してくれます。研究室メンバーもすっかり聞き入っていました。

アイデアを出すのが得意な人、デザインが得意な人、技術を扱うのが得意な人。
様々な人で私たちの研究室メンバーは構成されています。お互いに刺激を与え、スキルを組み合わせることで良いものを生み出すことができます。今回のプロジェクトでも研究室の強みを発揮していきたいです。





ちなみに研究室側で一番テンションが高かったのは渡邉先生です。

活動中の写真もいただいたコメントも掛け替えのない財産です。ほぼ日の皆様、本当にありがとうございました。次にお会いできる日を研究室一同楽しみにしています。



イベント後イベント後にオフィス見学をさせていただきました。 開放感があり、お洒落なオフィス。「ここで仕事ができたら最高」と思わずにはいられません。
下の写真ではオフィスの一室に飾られていたあるものをこぞって撮影しています。ヒントは糸井重里さんに馴染みのあるアニメ制作会社です。

その写真は研究室メンバーのスマホに宝物として取っておくことにします。