週報170914


夏なのか秋なのか分からない時期に突入しました。
前回の号外に引き続き、B4の渡邉康太が担当します。


ゼミ再開

首都大生にとってはまだ夏休みモードですが、ネットワーク研はゼミモードに切り替わりました。


夏休み特有の予定が残っているため、ゼミ参加者は少人数。そんな寂しさを吹き飛ばすような素敵なゲストさんにお越しいただきました。

研究室にお越しいただいたSteven Braunさんはビジュアライゼーションのエキスパート。日本語が達者で、手料理も上手です。

Stevenさんに今回説明していただいたのは「アメリカと日本の教科書における原爆に関する記述の比較」です。百聞は一見に如かず、以下のリンクから是非ご覧ください。
リンク:ATOMIC NARRATIVES

スクロールすると、右側の説明文に合わせて左側のビジュアライゼーションが対応するのが特徴的です。
  • 教科書内の原爆に関する記述の単語数。
  • それらの単語を名詞、動詞、形容詞等に分類したもの。
  • それらの単語のポジティブ、ネガティブの分類。
  • さらに細かい内容の内訳(原爆投下の正当性など)
日本の教科書は名詞の割合が高くて事実中心。アメリカの教科書は名詞以外の割合も高くて主観的というのが考えられます。このようにビジュアライゼーションにより様々な関係が見えてきます。

これらの情報を単純なグラフにするだけでは効果的に伝えることはできません。Stevenさんがこだわった情報の魅せ方だからこそだと感じます。

Steven Braunさん、ありがとうございました。

僕はどこにいるでしょうか?

皆さんがこの週報を見ている頃、おそらく自分はネパールにいると思います。「何故ネパールに行くことになったんだ?」という疑問は帰国後の僕に直接ぶつけて下さい。

さて、ネパールと言えば、皆さんは何を思い起こしますか?1番ピンとくるものだと世界最高峰の山エベレストだと思います。ネパールでは「サガルマータ」と呼ばれています。エベレストを含むネパールの大自然をドローンで撮影できたら最高。それだけでネパールに行く価値があります。


ちなみに今回のネパール旅、自分にとって初の海外旅行になります。初海外がネパールという稀有な存在になって戻ってきたいと思います。それでは旅のご報告は帰国後に。