■このプロジェクトは2009年に「
ツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクト」として公開され,第13回文化庁メディア芸術祭にて審査委員会推薦作品に選ばれました.
現在のプロジェクトの状況はこちらをご覧ください.(2012年4月追記)
本日、二日がかりで無事ツバルに到着しました。快晴です。
フナフチを貫く滑走路は、日に数度しか飛行機が飛んでこないため、ふだんは憩いの場となっているようです。
犬が駆け回り、消防車がサイレンを鳴らしながらそれを追いたてて飛行機のランディングルートを確保する、という状況。こんな感じで、ツバルは基本的にほぼ変わらぬ日々がゆったりと過ぎていく国らしいのですが、今日はニュージーランド空軍の輸送機が到着するというイベント日だったようで、村ならぬ国中総出で見物にやってきています。
今日はとりあえず、GPSを使った撮影テストを行いました。また、私が合流する前に
鈴木(真)さんが既に数千枚のGPS付き画像を撮影してくれています。お陰でフナフチの道路沿いのルートはほぼ押さえられていますが、まずは今日、私が撮影した写真をGoogle Mapsコンテンツとして公開してみます。
Google Earthデータはこちら。
View Tuvalu_test in a larger map
こちらは何故かGoogleのサービス群へのアクセスが極端に悪く、gmailを開くのに数十分掛かるといった状況。昨晩、経由地のフィジーでは夜中すぎに状況が良くなったので、ツバルも同様かも知れません。このあたり、リッチなコンテンツを使い慣れている調査メンバーには相当なハンディ。今回、懐かしの
ASKA BBSを立て、書き込みがあったらスタジオのgoogle groupsに転送されるように設定して連絡用に使っています。ナローバンド側は旧いテクノロジーのBBS、ブロードバンド側は2009年のgoogle groupsと、時をまたいだコミュニケーションです。ふだんの活動で対象にしているエリア(=ブロードバンドが普及している世界)がいかに特別であるのか、思い知らされます。
あと一週間滞在。海岸線の撮影などを予定しています。(wtnv)