お久しぶりです。高田健介です。
今回は1年の総括という事で記事を書くことになりました。
この1年間ですが、自分にとっては、社会とを知るための1年だったのではないかなと思います。
3月から制作現場でのアルバイトを始め、一方研究室では渡邊先生を通して色々な方とお会いすることができました。その中で、自分が社会の中でどういった立ち居振る舞いをすべきか、ということが少しづつ分かってきました。
今まで僕は、自分のしたい制作を自分の好きなように、ひとりで黙々とすることが多い、典型的な趣味大好き人間でした。それが、人と関わることで、より説得力のあるモノづくりができるようになってきたのではないかなと思っています。
まだ本当に自分のモノにするには時間がかかりそうですが、自分のペースで試行錯誤をしていきたいです。
大学院に進学するため、僕はまだ2年ほど学生を続けますが、社会との接点だけは失わないように、それから、視界をできるだけ広く保って、勉強していきたいと思っています。
最後に、3年生へ。
今さらですが、この1年で考える癖をつけておくべきです。自分がなぜこの学校を選んだのか、この研究室を選んだのか、なぜこれを作るのか、等々…。特に進路に関しては、自分も「なんとなくで進路選んでる訳ないじゃん」と思っていたのですが、それは一定のところで思考停止していました。改めて考えると、色々な場所に穴があります。「昔考えた」ことは、もう一度考えて更新すべきです。そうしていくことで、卒業制作など、将来やりたい事も必然的に見えてくる気がします。
末筆になりますが、1年間関わってくださった研究室の方々、首都大に来てくださった方々、本当にどうもありがとうございました。
来年度以降の「首都大学東京大学院 インダストリアルアートコース学域」もよろしくお願いします。