遅ればせながら明けましておめでとうございます.wtnvです.4年生たちは来週発表の卒業制作/研究に没頭する日々を送っています.大学院生たちも中間発表が控えており,なかなか熱い時期を迎えています.次期卒研生たちの顔ぶれも定まりつつあります.
そんな中,博士後期課程の学生でもある私は,在籍している筑波大学大学院システム情報工学研究科で行われる「大学院セミナー」にて,自身の博士論文に関する中間報告をおこなってきました.句読点がアレなのはそういう理由です.以下は発表時に用いたムービー(Nagasaki Archiveの操作説明).パワーポイントの一部抜粋版もアップしています.
この大学院セミナーでは,博士後期課程・前期課程の学生が各々の研究内容を発表し,主に前期課程の学生たちが質問するという構成がとられています.私の発表に関しても,5,6件の質問をいただきました.「中間発表」というと並みいる教員たちにサンドバッグにされる,というイメージが強そうですが,学生たち主体で活発に発言が飛び交う会であることに感心した次第です.
なにしろ「システム情報工学研究科」と言ってもさまざまな専門分野があり,各学生の発表内容はそうとう多岐に渡っています.自身の発表内容を他の学生に理解してもらうこと自体なかなか大変ですし,聞く方にも同様のことがいえます.しかし,そのハードルを乗り越えようとする姿勢を育てることは大事です.首都大のインダストリアルアートコースも,カーデザインあり,グラフィックデザインあり,人間工学ありと坩堝状態ですが,各分野が孤立せず,相互に通電しながら未来の社会をつくっていくスタンスが重要だと再認識しました.首都大でもぜひ取り入れたいカリキュラム.
発表中,徐々に講義風のしゃべりに変わっていってしまいましたが,私の発表にも5,6件の質問をいただきました.居なれたGISやVR関連の学会,あるいはふだんの講演会では出てこないような質問内容ばかりで,とても刺激になりました.(wtnv)