iPhone,iPad版「東日本大震災アーカイブ」ARアプリ公開


eARthquake 311」は,多元的デジタルアーカイブ「東日本大震災アーカイブ」のiPhone / iPad用ARアプリです.App Storeから無料でダウンロード可能です. iPhone版 / iPad版


地図で資料を表示するモードでは,地図上のマーカーをタッチすると,写真資料が表示されます.さらに現地においては,GPS機能を用いて,東日本大震災が引き起こした状況を知ることができます. 「AR(拡張現実)モード」に切り替えると,実際の街並みをカメラで眺めながら,写真資料を重層表示することができます.


日本以外の場所で「現在地に移動」する際には,いま居る場所に対して,被災状況を仮想的にマッピングすることができます.東日本大震災の被害の規模を,みずからの住む地域に重ねて把握することが可能です.また,Twitter投稿にも対応しています.ツイートはハッシュタグ「#japan311」とジオタグを付けて投稿され,ユーザ同士のコミュニケーションを生み出します.

今後は,被災者証言のムービーや,ユーザから投稿されたジオタグ付きツイートのマッピングデータも閲覧可能にしていく予定です.(wtnv)