お気に入りの写真をノードした人をつなぐアクセサリーの制作

こんにちは、お久しぶりです。学部4年の田島佳穂です。
展示ラッシュが近づき、土日も昼夜も関係なく大学にいる毎日です。
自分の好きなことで忙殺される日々は意外と楽しかったりします。

そんなわけで、展示に向けて私の研究のご紹介をさせていただきます。
最初に断っておくと、wtnv研だから、web関係だよね?と期待してる方々、すみません。ほとんどweb使ってません。好き勝手やってます(笑)

テーマは「お気に入りの写真をノードした人をつなぐアクセサリーの制作」です。


いきなりですが、みなさんには、お気に入りの場所はありますでしょうか。
思い出があったり、その場所でしか感じられない雰囲気や魅力というものがあると思います。
しかし、その魅力を伝えたいと言ったときに、ブログやSNSのような既存のメディアでは写真や文字のみになってしまい、伝わりにくいという現状があります。

そこで私が考えた手法は“お気に入りの場所の写真を使い、アクセサリーを制作する”というものです。
身につけることにより、様々な人の目に入り、その場所の魅力を発信できるようになります。
また、その場所の魅力を特徴的に表現することで、より一層お気に入りの場所に対する愛着がわいてくると考えます。

制作フローとしては、Facebookページで写真を募集し、制作物の公開、意見の収集を行いました。
(Facebookページはこちら→https://www.facebook.com/fav.connect

写真提供者の方に意見をいただいたところ、自分のお気に入りの場所がアクセサリーになっていて更なる愛着がわいてうれしいといった肯定的な意見を得ることができました。
しかし、発信という点において、受け手側に場所の魅力が伝わっているということまでは実証できなかったので、今後検証の余地があると言えます。

以上が私の卒業研究の成果になります。

僭越ながら後輩のみなさんへ。

インダスというコースは非常に特殊な環境だと思います。さまざまなデザインの分野が学べ、夢を実現しようとする学生がたくさんいます。

そのなかで、私は、自分がいったい何をやりたいのか、ということを自問自答した4年間でした。
特に誇れることも才能も夢もあるわけでもない自分は、いつも目標のある同級生の話を聞く度に、輝いているように見え、うらやましく思っていました。

とりあえず、目の前の興味があることに向かって何かやってみよう。そういうことができるこのインダスにいれたことは私にとって幸運でした。
たくさんのことを通していく中で少しは自分が何をしたいのかというのが見えてきた気がします。
思い通りにならなかったことも、回り道したわけではなく、自分の成長につながったと思いました。
いまだに、自分がどうなりたいかという結論は出ていませんが、いつの日かみんなに向かって胸を張って言えるようになりたいです。
悩んだら、学業でも趣味でも夢中になれることに飛びついてみるといいかもしれません。

展示などでお会いした際にこのネタで話されたら恥ずかしくなるようなことを書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

研究室一同でがんばって準備しましたので、お時間があれば是非展示会にお越し下さい。