週報180126 好評のほぼ日アースボールと佳境の論文

1月22日、東京は大雪。
日野キャンパスでも正午ごろから雪がパラパラ降り始め、30分ほどでキャンパスの色は真っ白に変わりました。
沖縄出身者としては、久しぶりの雪に心躍りながらも、雪で転ばないか不安がよぎりました。
案の定、お約束のように帰り道に転び、左の膝は青あざになっています。
残念です。
M1の與那覇です。





その日、外は記録的な寒さでしたが、渡邉研究室では、ホッとなニュースがありました。
雪が降り始める1時間前、ほぼ日さんと研究室のコラボコンテンツがリリースされました。
春ごろ、早野先生と古謝さんが研究室に来てくださり、半年かけて制作を進めてきたアースボールの第1弾です。
地球の地形を「強調」した「でこぼこ地球」。

とても好評で、みんな喜んでいます。


しかしながら、研究室は卒論・修論発表に向けてラストスパートの真っ最中です。
特に、大学院2年(M2)のメンバーの発表は来週に迫っています。
プレゼンテーションのためのスライド作成し、発表の練習が始まっています。


学部4年(B4)のみんなも、論文を書いたり、急ピッチで作品制作を進めています。
先生にスライドを見てもらいながら、中身を確認していきます。



ちなみにこの半年近く、論文を書くために

「目的・手法・検証・結論」

の四文を何度も練り直してきました。


自分の研究をそれぞれ、端的に言い表さなければなりません。
言葉選びは適切か。
論が通っているか。
何度もやり直していますが、この四文を書けたことが論文を書く上で「杖」になっていると思います。
(私は、まだ論文を書いていませんが、みんなの姿をみているとそう感じています。)
 
渡邉先生「発表時間は10分。全部詰め込むと時間が足りない。
     スライドはマックスでも20枚くらいがいいかもしれない」

アドバイスを受けて、スライドの修正を重ねていますが、時折、こんな会話も。

ゼミ生「あと2週間あるから大丈夫ですね」

渡邉先生「そう言ってたらすぐあしたになるよ」
きっと、そんな冗談も少なくなっていくのでしょう。


論文を進める合間には、コンテストの応募動画を作ったり、要項を書いたり、息つく暇もありません。
ちなみに私はこの数日、起きている時間のほとんどをKeynoteと過ごしました。
今日あたり、夢に出てきそうです。
どうか、楽しい夢でありますように!


さぁ、あしたも研究がんばりましょう。

29、31日は渡邉研究室の博士課程のメンバーによる公聴会があります。
ぜひ、お越しください。お待ちしています。


博士論文の公聴会

発 表 者:Nurjanah(ヌルジャナ)さん
1月29日(月)10時〜正午
場所:首都大学東京 日野キャンパス 2号館3階 2-301室

A Digital Multimedia Display of The Disaster Archive Using Open Source Platform for Sustainable Disaster Risk Reduction and Global Information
(持続可能な災害リスク軽減とグローバル伝達のためのオープンソースプラットフォームを用いた災害アーカイブのデジタルマルチメディア表現)



発 表 者:有本 昂平さん
1月31日(水)午後4〜6時
場 所:首都大学東京 日野キャンパス 2 号館 3 階 2-306 室

階層を有する企業間取引ネットワークの時系列ジオビジュアライゼ ーション

渡邉研 × ほぼ日:「ほぼ日のアースボール」コンテンツを共同研究・開発のお知らせ

首都大学東京 渡邉英徳研究室は,株式会社ほぼ日と共同で,AR 地球儀「ほぼ日のアースボール」をベースとしたマッピングコンテンツの研究・開発を進めてきました。

共同研究では「ほぼ日のアースボール」と,渡邉研がこれまでに研究・開発してきたジオビジュアライゼーション技術を組み合わせることにより,地球そのもの・人類の文化についての知識と,新鮮なユーザ体験を提供するARコンテンツの実現を目指しています。

このたび,その研究成果を元にした3つのARコンテンツを、「ほぼ日のアースボール」アプリ上で,2018年1月以降、順次公開していくことをお知らせいたします。

■でこぼこ地球(本日公開)

「ほぼ日のアースボール」上に、実際の100倍程度に強調した地形を立体的に表現。詳細画面では、標高8,000m超の山々が連なるヒマラヤ山脈や、厚さ3,000mもの氷に覆われた南極大陸などについて説明しています。ユーザは多様な「でこぼこ」を体感し、地形について知ることができます。


■昼夜の移り変わり(2月下旬公開予定)

太陽光によって、地上の昼と夜がどのように移り変わっていくのかを、アニメーションで表現しています。ユーザは春分・秋分、そして夏至・冬至と4つのモードを切り替えながら、「白夜」が生まれるメカニズムなど、地軸の傾きによって光が当たる場所がどのように異なるのかについて知ることができます。


■学生たちの「手作り人工衛星」(3月下旬公開予定)

大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)に加盟する、大学・高専学生が開発した人工衛星のデータを網羅。約1日のあいだに描く軌道を、100倍速で再現します。日本の学生たちによる「手作り人工衛星」が、アースボールの周りを元気よく飛び回ります。各衛星の詳細なデータも表示されます。


■本研究開発の担当者
  • 渡邉英徳准教授
  • 高田百合奈(特任助教)
  • 田村賢哉(リサーチアシスタント・博士後期課程3年)
  • 山浦徹也(博士前期課程1年)
  • 福井裕晋(博士前期課程1年)
  • 渡邉康太(学部4年)
写真:早野龍五先生

週報180118

こんにちは.B4の増田です!

寒くなったり暖かくなったり
お天気はご機嫌ナナメのようですが,いかがお過ごしでしょうか?

私は何とか持ち直しました.(お騒がせしました…)

さて,午前中はB4の皆でカタログに載せる写真撮影を行いました.


誰でしょう?(私ではありません)


そろそろ卒業展示が迫ってきており,研究室は熱気に満ち溢れております.
ただ,皆苦しんでいるというよりは とても活き活きしており,
私ももっと楽しまないと!と思いました.

研究は楽しいものだということを再認識すると,
何だかすぐに書き上げられそうな気がしてきます.

やはり,モチベーションは大切ですね!!


私の研究テーマは
「女性アイドルの現実と虚構の様相の変化 ―メディアの変遷に基づく考察―」です.

私は「アイドルのために何かしたい」というぼんやりとしたところから
「アイドルとは何かを知りたい」「アイドルを取り巻くコミュニティを解き明かしたい」
という気持ちになり,文化人類学寄りの研究をさせていただいております.

ネットワーク研であるからこそ生まれたテーマを大切に,
「この論文を書いてよかった」と思えるものに仕上げていきたいと思います.

卒業展示会で直接アイドルについてお話できることを
心より楽しみにしております.
そして,私の卒業論文によって少しでも新たな知見を提供できたら幸せです.


さて,ラストスパート
ここで気を抜いてしまってはいけませんので,
しっかり楽しみながら頑張ります!

本当に寒暖差が激しい日々が続いておりますので,
皆様もご自愛くださいませ.
そして何より,データが飛ばぬようご注意くださいませ…(私も気をつけます…)

ありがとうございました!!


週報180111

新年あけましておめでとうございます!!2018年初の週報を書いてる岑天霞です。
正月は、皆さんいかがお過ごしだったでしょうか。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。 今年もよろしくお願いいたします。
初詣に行った人が多いと思いますが、私のは紅白にニノさんを見ながら大晦日楽しく過ごしました!


図1姜(キョウ)さんが提供した浅草寺初詣写真



では、今回の週報です。

 今日は新年初のゼミですけど、皆さんの研究は結構順調に進んでいると感じました。しかし、寒い日が続くて、忙しくこの時期、インフルエンザにかかりやすい状態になってしまう。 しっかり食事をとり、暖かくして体調管理に気を付けてください。 要するに、今日のゼミはM1B4を中心に進捗を報告して終わりました。午後は有本さんのユーザテストに参加して、興味深い研究で、グーグルアースの活用法はたいへん勉強になりました。またお土産も美味しかったです!その後、クックパッドの会社説明を聞き、大河さんの活躍を見て、料理好きな私が日本での就職ことにワクワクします!(まずは、入学しなければ><


図2秦さんが提供した大河先輩の写真


先生の新しく作成した論文を興味深く拝見させていただきました。


図3渡邉先生論文の1ページ
 「氷漬けの化石のような散在・固化していたデータを”フロー(flow)化”することによって、封印された記憶は改めて川にいる自由に移動できる魚になる。」っという事は、まさに「記憶の解凍」だと思います。この解凍した魚は時空間を超えて、記憶を共有できる。
 
 今までの平和教育は、戦争経験者の話を聞いたり、記念館に行ったりしてきた。しかし、戦争体験者がいなくなった時代の戦争記憶継承はどうなるんですか?これは時代を超えることです。また、遠方の人にどうやって発信するか?これは空間を超えることです。さらに、言葉や人種を超えることも可能であろうか?これは、自分の研究の話になります。

 戦争映画は、囲まれた空間の中、映像や音声で戦争を再現し、戦後生まれた人の戦争記憶を作り出すことによって戦争記憶を作成します。自分の経験を挙げると、愛国教育の戦争映画を、小学校の校外学習の一環として団体観賞で見た記憶や、高二の頃、同級生と一緒に映画館に行って『南京!南京!』を見て泣いたことがある。これは教科書に書いていた「知識」と違って、私の最初の「日中戦争」についての色つけた記憶です。これは、カラー化した昔の写真と似てると思います。


4▲年代別作られた「日中戦争」を題材とした映画(単位:本)

 近年、中国における「抗日映画」の数は指数関数的に成長し、日本側の日中戦争に関する映画はほぼ消えました。しかし、両国の戦争記憶の”再作成”がこんなにも違ったのに、戦争映画に対してのレビューは意外と共通点が多い。両国民が日中戦争の歴史を相対化することは困難であるとはいえ、映画レビューから読み取った平和観に一部は共通していることはわかりました。
 たとえると、現在の違う海域に住んでる生息地が隔離された記憶の魚は、生殖的に隔離されているかどうかは、検証する必要があります。(笑)

人類全体としての戦争記憶の継承を期待しています。