2026年5月25日から30日にかけて、国際基督教大学(ICU)にて「Peace and Reconciliation Week 2026」が開催され、渡邉研究室のメンバーで展示を行いました。
このイベントは、有志学生の皆さんを中心に「平和と和解」について考える場として企画され、昨年から講演会や映画上映会、展示会など、多岐にわたるプログラムが実施されています。
今回の出展は、長崎での研修に参加したICUの学生3名との出会いがきっかけでした。彼女たちは、長崎で開催された原爆写真展で渡邉英徳教授による「写真のカラー化」を目にし、「普段見ている写真と同じように、あたかも少し前に撮られた景色のようだ」と感じたそうです。
「過去の出来事を遠い昔のこととして距離を置くのではなく、自分の現在と近づけて考えてほしい。その感覚をICUの仲間にも体験してほしい」そんな学生たちの熱い想いから渡邉研究室へ依頼をいただき、今回の共同展示が実現しました。
会期中、渡邉研究室からは、以下の作品を出展・展示しました。
・ナガサキ・アーカイブ
・ICUとゆかりのある被爆者の「カラー化写真」(担当:森吉蓉子)
・VR技術を用い、モノを通して戦争体験を伝えるストーリーテリング(担当:Gargi Guchhait)
・日韓の被爆者の人生を辿る「ストーリーマップ」(担当:村山美耶子)
来場された方々からは、「デジタル技術で可視化されることで、当時の様子や被爆者の方々の声がダイレクトに伝わってくる」「歴史を少しでも身近に感じられるようになった」といった感想をいただきました。
「過去を学ぶことが、昔の出来事をただ知ることで終わるのではなく、これからの平和をつくっていくために、自分たちには何ができるのかを考えることにつながってほしい」そんな学生さんたちの願いが込められた企画に、共に参加させていただけたことに心から感謝いたします。



