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Showing posts from January, 2011

卒業制作(大門)

4年の大門です。先日学内での研究発表が終わり、卒展に向けてもうひと頑張りです。
今回は私の卒業制作を紹介させていただきます。

「7Lands」デジタル地球儀でみる危機言語




今回私は、”危機言語”の存在をより多くの人にインターネットを通して伝えるというコンセプトで、Google Earthを使った作品を制作しました。

現在、インターネット上には膨大な情報があり、その取捨選択も一苦労になっています。
そのような状況において、エンターテイメント要素の強い話題は一気に広がり一瞬のうちに多くの人に伝わりますが、一方で社会的に価値のある情報であっても、目立たずに埋もれている場合があります。
今回取り上げた"危機言語"の問題もあまり知られていない話題のひとつなのではないかと感じ、インターネットを通してより多くの人に伝えたいと考えたのが発端です。
また、興味があったとしても、危機言語に関する情報は書籍や専門書など文章で説明されたものが多いので、もっと気軽に危機言語について知る機会を作りたいと考えました。


現在の地図や地球儀(googleEarthなど)は、普通の状態では国境、地名、衛星画像などにより地球上のほとんどのものが見えています。そこから特定の情報だけをアピールするには、工夫が必要です。
制作するにあたって参考にしたのが、インゴ・ギュンターの「The Worldprocessor」という作品や、先人たちの利用していた「古地図」です。これらの例から、現在さまざま情報が見えている地球儀や地図から、必要な情報のみを取り出すことにより、示したい情報をより一層際だたせることができるのではないかと考えました。
そこで今回は表面上の情報あえて隠し、制限しながらも、「危機言語」という題材を際だたせつつ、親しみの持てるグラフィック表現により、情報への敷居を低くする制作手法を考えました。


危機言語に関する資料を参考に、地域を7つに分け、仮想の島として表現しました。












人口規模を表現したアイコンや、












危機レベルを表した雲、












さらに、地図の表示をオフにすることで実際の地域と照らし合わせながら見ることもできます。












また、普段このようなコンテンツをあまり見ない方にも操作しやすいようにボタン一つをクリックするだけで場所移動が出来るなどの工夫をしました。コンテンツの詳細は、作品ページに詳し…

卒業制作(中丸)

ネットワークデザインスタジオ4年の中丸です。 今日は私の卒業制作の紹介をしたいと思います。

私の卒業制作は『人物写真を使った店舗コミュニティサイトの形成手法/Piece Photo Synth』です。 美容室には、たくさんの写真を撮る、撮られる機会が存在します。 私も通う美容室Pieceでも、スタイル写真と呼ばれる髪型の写真をスタイリスト同士間で撮り、日々技術の向上などに使われています。 そこでこの大量の写真をうまく使って、何か店舗独自のアピールはできないかと考えました。 そしてPhoto Synthという写真を複数枚繋げることで立体的に表現できるWebサービスツールを利用して、実際の美容室『Piece』さんの協力のもと、Webサイトを制作いたしました。
・Hair-Synth・・・髪型を360度の方向から撮影し繋げたもの ・Shop-Synth・・・店舗内の写真を撮りつなげたもの ・Message-Synth・・・お客様にiPadで美容師さんやお店へのMessageを集めて撮りつなげたもの


主に上記の3つのコンテンツを制作し、それをまとめるWebサイトを制作いたしました。



Hair-Synth













Pieceに来ているお客様の髪型を360度の方向から撮影し、つなげたものです。 Feminine/Natural/Casual Modeというスタイル別に閲覧できるようになっております。


Shop-Synth






Shop-Synthでは店舗内の写真を閲覧することができます。 店舗独自の雰囲気がより立体的に感じられると思います。

Message-Synth















Message-Synthでは、来てくださっているお客様一人一人からiPadでメッセージをいただき、それを写真で写し、Photo Synthしました。 Hair-Synthのように個の対象をつなぐものではなく、多人数を写真でつなぐことでコミュニティを形成していきました。

一人一人の方とかけあいながらお客様自身が資料を提供することにより、店舗独自のコミュニティを形成させていきました。 店舗Webサイトのあたらしい形の提案です。 協力してくださったお客さま、店舗のみなさま、本当にありがとうございました。 ---------------------------------- 来年度の子たちへのメッセージです。 迷ったら、自分らしさを思いだすこと。 これからの1年間、悔いのない…

卒業制作(阿久津)

阿久津です。
昨日発表が終わりまして、ホッとしているところです。
今回は私の卒業制作を紹介させて頂こうと思います。

多分・・今回でこのブログを書くのも最後です。
堅苦しいプレゼンのようでなく、個人的な想いを加えながら書きたいと思います。



「ジェネツイ~インターネットサービスを利用した世代間意見共有コミュニティ」





おじいちゃんにもっともっといろんな話聞いておけばよかったなぁ~

亡くなった祖父に対して、そう思ったのが今回の卒制テーマに決める最初の一歩でした。


世代が違うと家族でさえ、なかなか深い会話をしない・・
それは私だけじゃないんじゃないか?

実際に、核家族化・高齢化・地域社会の変化・インターネットを含め様々な技術の進歩などにより、時代が変わる中で「人と人のつながり」特に「異世代間での交流」は減少しています。
(アンケートによる調査結果も出ています)

世代が違えば、体験してきた事・生活習慣・考え方・異世代に対する想いなど、当然のことながら違うのです。
違うからわからないと割り切ってしまうのではなく、それを少しでも共有出来たら。
それは刺激的だったり、心が温まったり、ちょっとへこんだり、元気づけられたり、
いろんなことを感じられるのでは?
また、そんな『異世代の声』をちょっとのぞくだけでも、何か世代間交流への一歩きっかけになるんじゃないかと考えました。

こうして制作したのが「ジェネツイ」です。(前置きが長くなりました)

■ジェネツイとはtwitterを利用した世代間の意見を共有するコミュニティです。

twitter上でプログラムにより自動的にツイートしてくれるbotというものを制作し、それによって様々な世代の方を声(つぶやき)を発信しました。

今回は年代ごとにbotを4対制作。
sedai1020_bot/sedai3040_bot/sedai5060_bot/sedai708090_bot



このbotを作るにあたり
「他の世代に伝えたいこと」というテーマで10代~90代の老若男女にアンケートを取りました。
また高齢者の声を集める為に、老人ホームなど高齢者の集まる場所に足を運び様々な方のお話をインタビューしました。
それを年代ごとに整理し、それぞれの年代のbotに取り込んでいます。

そしてアンケートでの言葉を元に制作し→公開、更に誰にでも投稿してもらえる仕組みを作りました。
①twitterでハッシュタグ#sedaiを…

卒展Webサイト公開

私たちインダストリアルアートコース4年生の
卒業制作展のWebサイトが本日より公開となりました!
ちなみに制作してくれたのは、うちのスタジオメンバーです。




以下、詳細です。





首都大学東京
システムデザイン学部インダストリアルアトコース
卒業制作研究展

日時:2011年2月5日~6日   11:00~17:00
場所:首都大学東京 日野キャンパス
入場無料
主催:インダストリアルアートコース卒業制作研究展実行委員会

『卒展WebサイトURL』
http://ia.sd.tmu.ac.jp/ia2011/index.html




筑波大学大学院「大学院セミナー」で発表してきました

遅ればせながら明けましておめでとうございます.wtnvです.4年生たちは来週発表の卒業制作/研究に没頭する日々を送っています.大学院生たちも中間発表が控えており,なかなか熱い時期を迎えています.次期卒研生たちの顔ぶれも定まりつつあります.


そんな中,博士後期課程の学生でもある私は,在籍している筑波大学大学院システム情報工学研究科で行われる「大学院セミナー」にて,自身の博士論文に関する中間報告をおこなってきました.句読点がアレなのはそういう理由です.以下は発表時に用いたムービー(Nagasaki Archiveの操作説明).パワーポイントの一部抜粋版もアップしています



この大学院セミナーでは,博士後期課程・前期課程の学生が各々の研究内容を発表し,主に前期課程の学生たちが質問するという構成がとられています.私の発表に関しても,5,6件の質問をいただきました.「中間発表」というと並みいる教員たちにサンドバッグにされる,というイメージが強そうですが,学生たち主体で活発に発言が飛び交う会であることに感心した次第です.

なにしろ「システム情報工学研究科」と言ってもさまざまな専門分野があり,各学生の発表内容はそうとう多岐に渡っています.自身の発表内容を他の学生に理解してもらうこと自体なかなか大変ですし,聞く方にも同様のことがいえます.しかし,そのハードルを乗り越えようとする姿勢を育てることは大事です.首都大のインダストリアルアートコースも,カーデザインあり,グラフィックデザインあり,人間工学ありと坩堝状態ですが,各分野が孤立せず,相互に通電しながら未来の社会をつくっていくスタンスが重要だと再認識しました.首都大でもぜひ取り入れたいカリキュラム.

発表中,徐々に講義風のしゃべりに変わっていってしまいましたが,私の発表にも5,6件の質問をいただきました.居なれたGISやVR関連の学会,あるいはふだんの講演会では出てこないような質問内容ばかりで,とても刺激になりました.(wtnv)