朝日新聞「いま伝えたい千人の声」と「地震発生時の記憶」を「東日本大震災アーカイブ」に追加しました

朝日新聞「いま伝えたい千人の声」から抜粋された105名分の証言を「東日本大震災アーカイブ」に追加しました.3月に掲載した70名と併せて,現時点で175名の方々の証言を閲覧できます.


福島原発周辺の方々の証言も多数マッピングされています.単独の証言を,周囲にマッピングされた証言群,あるいは付近で撮影された写真のフォトオーバレイ群と相互に参照することで,被害のようすを多面的に捉えることができ,東日本大震災の実相について,より深く知ることができます.朝日新聞社からは今後,さらに数百件の証言が提供されることになっています.


5月に,首都大学東京都市教養プログラム「デザインマネジメント概論」の講義の一環としておこなった「震災の記憶のマッピング」実験の結果も掲載しました.2011年3月11日,午後2時46分にどこにいたのか,そして何をしていたのか.フォームから投稿された570件の「地震発生時の記憶」が全国にマッピングされています.インターフェイス上部のチェックボックスをonにすることで閲覧できます.


東日本大震災アーカイブ」は今後も拡充を続けていきます.(wtnv)