「ヒロシマ・アーカイブ」に被爆証言のビデオ10件を新たに掲載しました

以下はヒロシマ・アーカイブ制作ブログからの転載記事です。

ヒロシマ・アーカイブ」に、広島女学院高校有志による被爆証言のインタビュー動画10件を新たに追加しました。これらのビデオは、2011~12年に掛けて収録されたものです。広島女学院高の矢野一郎先生から、DVDはかなり以前にご送付いただいていたのですが、実装作業に時間が掛かってしまいました。

ビデオ証言は、インターフェイス上のカラー写真のアイコンで表示されています。


こちらは、当時広島女学院で教鞭を執られていた森匡世さん。当時の体験談をお話くださっています。プロジェクトのFacebookページでは、同窓生の方々から「私の恩師です」というコメントを数件いただきました。長く続く広島女学院の歴史を実感します。



こちらは、田部恂子さんと赤木直美さん。女学生時代の顔写真とご証言、そして現在の動画の両方が掲載されています。このように「ヒロシマ・アーカイブ」では、時間を越えて記憶が邂逅します。ビデオ証言と文字の証言の双方を閲覧してみてください。


これまでに収録されたすべての証言動画は、以下のYouTubeプレイリストでもみることができます。ぜひご覧ください。


広島女学院高校では、2010年のプロジェクトスタート時から継続的に、証言の収集活動が続けられています。活動のようすはこちらのブログでご覧になれます。私たち「ヒロシマ・アーカイブ」制作委員会は、地元の方々と協力しながら、記憶のコミュニティを生成し、資料の拡充を続けていきます。(wtnv)