The report of "Temple mapping"

D1原田です。

京都大学地域研究統合情報センターCIASとの共同研究で制作しました" Temple mapping "を公開しました。


" Temple mapping "(以下、本コンテンツと記します)は、CIASの研究である「ミャンマーにある寺院と僧侶の社会距離の提示」における一手法として制作しました。

CIASが所有する寺院と僧侶のデータにおいて、視覚的かつ直感的な閲覧・操作を可能にすることが目的です。また、一般ユーザに研究内容について広く公開するという働きも担っています。

本コンテンツの特徴は、従来の寺院名、緯度、経度、写真のファイル名、、、などの文字情報が羅列されたデータをGoogle Earth上にマッピングし、地理的関係や僧侶の移動奇跡等をインタラクティブに提示していることです。

例えば、寺院アイコンのクリックでGoogle Earth上に、該当寺院から僧侶が次に移動した場所まで線が引かれます。また、この線はGoogle map ウィンドウで俯瞰的に閲覧することができます。

さらに、とある僧侶の2001年から2010年の移動経歴の表示も行っています。私自身、ミャンマーに留まらず、海を渡って修行をしている僧侶がいることを初めて知りました。

ミャンマー語と英語で制作されたコンテンツですが、インタラクティブな提示がされているので、簡単な操作が可能です。

全てjavascriptでコーディングされており、本スクリプトを用いる事で他資料への汎用性を考慮した使用になっています。
(なお、データが大きく、ロードに時間がかかるかもしれません。)

今後も掲載するデータを増やして行きたいと考えています。