週報180111

新年あけましておめでとうございます!!2018年初の週報を書いてる岑天霞です。
正月は、皆さんいかがお過ごしだったでしょうか。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。 今年もよろしくお願いいたします。
初詣に行った人が多いと思いますが、私のは紅白にニノさんを見ながら大晦日楽しく過ごしました!


図1姜(キョウ)さんが提供した浅草寺初詣写真



では、今回の週報です。

 今日は新年初のゼミですけど、皆さんの研究は結構順調に進んでいると感じました。しかし、寒い日が続くて、忙しくこの時期、インフルエンザにかかりやすい状態になってしまう。 しっかり食事をとり、暖かくして体調管理に気を付けてください。 要するに、今日のゼミはM1B4を中心に進捗を報告して終わりました。午後は有本さんのユーザテストに参加して、興味深い研究で、グーグルアースの活用法はたいへん勉強になりました。またお土産も美味しかったです!その後、クックパッドの会社説明を聞き、大河さんの活躍を見て、料理好きな私が日本での就職ことにワクワクします!(まずは、入学しなければ><


図2秦さんが提供した大河先輩の写真


先生の新しく作成した論文を興味深く拝見させていただきました。


図3渡邉先生論文の1ページ
 「氷漬けの化石のような散在・固化していたデータを”フロー(flow)化”することによって、封印された記憶は改めて川にいる自由に移動できる魚になる。」っという事は、まさに「記憶の解凍」だと思います。この解凍した魚は時空間を超えて、記憶を共有できる。
 
 今までの平和教育は、戦争経験者の話を聞いたり、記念館に行ったりしてきた。しかし、戦争体験者がいなくなった時代の戦争記憶継承はどうなるんですか?これは時代を超えることです。また、遠方の人にどうやって発信するか?これは空間を超えることです。さらに、言葉や人種を超えることも可能であろうか?これは、自分の研究の話になります。

 戦争映画は、囲まれた空間の中、映像や音声で戦争を再現し、戦後生まれた人の戦争記憶を作り出すことによって戦争記憶を作成します。自分の経験を挙げると、愛国教育の戦争映画を、小学校の校外学習の一環として団体観賞で見た記憶や、高二の頃、同級生と一緒に映画館に行って『南京!南京!』を見て泣いたことがある。これは教科書に書いていた「知識」と違って、私の最初の「日中戦争」についての色つけた記憶です。これは、カラー化した昔の写真と似てると思います。


4▲年代別作られた「日中戦争」を題材とした映画(単位:本)

 近年、中国における「抗日映画」の数は指数関数的に成長し、日本側の日中戦争に関する映画はほぼ消えました。しかし、両国の戦争記憶の”再作成”がこんなにも違ったのに、戦争映画に対してのレビューは意外と共通点が多い。両国民が日中戦争の歴史を相対化することは困難であるとはいえ、映画レビューから読み取った平和観に一部は共通していることはわかりました。
 たとえると、現在の違う海域に住んでる生息地が隔離された記憶の魚は、生殖的に隔離されているかどうかは、検証する必要があります。(笑)

人類全体としての戦争記憶の継承を期待しています。