6月20、21日の二日間
広島女学院で高校生のみなさんとヒロシマアーカイブのワークショップを行いました。
1日目 午前
渡邉先生によるヒロシマアーカイブについての講演会
1日目 午後
wntv研メンバーも合流して、チームに別れて高校生のみなさんとワークショップを開催しました。
まず初めに被爆体験者の方の証言をもとに、その方が被爆された場所を探し出し、Google Earth上にマッピングしました。
まず初めに被爆体験者の方の証言をもとに、その方が被爆された場所を探し出し、Google Earth上にマッピングしました。
その後、「歩いて使えるヒロシマアーカイブ」をコンセプトに、ヒロシマアーカイブの新たな活用法について考える"Design Camp"を行いました。
ヒロシマアーカイブがいま「できていること、できていないこと」を挙げ、
アイディアを詰めて使用シーンのプロトタイプを作成、中間発表しました。コンセプトがそれぞれのチームでまったく異なっており、考え方がとても参考になりました。
先生方から質問・コメントを頂き、翌日に向けてチームで打ち合わせをして1日目は終了。
!)1日目のワークショップの様子が22日にHNKの朝のニュースで放送されました。
NHKニュースウェブで映像が見れますので、ぜひご覧ください。
2日目 午前
朝9時に平和記念公園に集合し、その周辺でフィールドワークを行いました。
自分自身がペルソナになったつもりで実際に広島アーカイブを使いながら歩き、前日に立てたプロトタイプの検証をしました。
2日目 午後
フィールドワークでの検証を行って感じたこと、気づいたことを話し合い、プロトタイプを修正して最終案をまとめ、チームごとに成果発表を行いました。
フィールドワークをしたことによりアイディアがブラッシュアップされ、どのチームの最終案もより具体的に、ユーザーに寄り沿ったものになっていて素晴らしかったです。
成果発表の形式は決められていなかったので、寸劇をやったり、映像作品を作ったり、実際にGoogleEarth上にマッピングしたりと、それぞれのチームに合った方法で成果報告が行われ、どのチームも見ていて楽しくわかりやすいプレゼンになっていました。
フィールドワークをしたことによりアイディアがブラッシュアップされ、どのチームの最終案もより具体的に、ユーザーに寄り沿ったものになっていて素晴らしかったです。
成果発表の形式は決められていなかったので、寸劇をやったり、映像作品を作ったり、実際にGoogleEarth上にマッピングしたりと、それぞれのチームに合った方法で成果報告が行われ、どのチームも見ていて楽しくわかりやすいプレゼンになっていました。
そのフィードバックを元に今回のワークショップを振り返り「明日私たちは何ができるか」を考え、今後について話し合いました。
「最初はアイディアが出なくてどうしようかと思ったけど、何か言えば誰かがノってくれて、アイディアが広がっていくのが面白かった」
「フィールドワークによって新しく気づいたことがたくさんあった」
「みんなで協力して最終的に素晴らしい発表ができてよかった!」
と女学院の生徒さんが感想を言っていたのを聞いて、私も本当にその通りだと感じましたし、やってよかったな、と思いました。
1日目のブレストでは「うーん、うーん」と考えて黙ってしまう時間がありましたが、2日目実際に外に出て歩いてみたときに新たな発見がいくつもあり、アイディアが膨らみ、勢いを持って最終発表までいくことができました。
メンターとして参加しましたが、私の方こそ学ばせて頂いたことがいくつもありました。普段から平和活動を行っている生徒のみなさんが、アーカイブの活用法を真剣に考えている姿を見て、私も何かやらなければ、と尻を叩かれた気分です。
ご協力いただいた広島女学院の先生方、参加してくださった生徒のみなさん、
本当にありがとうございました!
以上、ヒロシマアーカイブワークショップのご報告でした。