渡邉英徳(東京大学)・古橋大地(青山学院大学)を中心としたチームが,2022年2月から続けてきた「ウクライナ衛星画像マップ」の取り組みが,第4回デジタルアーカイブ学会学会賞(実践賞)を受賞しました。受賞理由は以下のとおりです。
2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻に関する衛星写真や3Dデータなどをタイムリーに利活用し、デジタルアースプラットフォームで状況を可視化していく手法は、OSINT(Open-source intelligence)を活用した新たなアーカイブ活動の展開と言える。また現地の人々に焦点を合わせ、現地への支援の手段を組み込んでいることも注目に値する。刻一刻と変化する状況に対応する、リアルタイムのデジタルアーカイブの新たな可能性を示す活動を高く評価し、実践賞を授与する。
このプロジェクトは,世界中の協力者,とくにウクライナ現地の方々の力がなければ,続けてくることはできませんでした。この場を借りて感謝いたします。今後もたゆまず続けて参ります。
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