20091204

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最終課題:オリジナルボット「i-self」をつくろう


「オバマ×マケイン=オバマケイン」(2008年、渡邉英徳×羽尻公一郎)


「ネットワークメディアアートII」受講者のみなさんは、これまでに「架空旅行記(Google Earth, YouTube)」「時をカケル空間(ViZiMO, YouTube)」「起想転街(Picasa, Twitter, Second Life, YouTube)」などの課題を通じて、先端的なインターネットサービスを活用した作品を制作してきました。

今年度最後の課題では、人工無能を用いて、情報化された/想像上の「もうひとりの自分」(i-self --- informationized / imaginary self)を制作します。

ウェブ上に書き出される個人の思考、想いは、書いた本人さえ思野に収めることができないほどの膨大な量になってきています。また、実世界ではほとんど顔を合わせないのに、ウェブ上では毎日「会っている」相手が幾人も居る、というシチュエーションは、2009年現在すでに普遍的なものです。

人々は「ウェブ上の人物像」を通して「実世界の人物像」をソウゾウし、コミュニケーションを取っています。実/ウェブ世界双方の「自分」を切り分け、使い分けることの意味が徐々に失せつつあるのかも知れません。時間や場所に紐付けられている「実世界の自分」を磨くことだけではなく、いつでもどこでも人とこころを交わすことのできる「ウェブ世界の自分」をしっかりデザインすることが求められつつあります。

今回の課題では、「実世界の自分」と対置されているようで、実はどこかでつながっている、ことばとアイコン(キャラクター)によって生み出される「ウェブ世界の自分」について考え、オリジナルボット「i-self」を制作してみましょう。

■プラットフォーム
  • twitterまたはSecond Life、両方選んでもよい。
参考リンク

各自のスキルに合わせてつくってください。twitterの場合はアイコンデザイン、Second Lifeの場合はキャラクター(等)のデザインも課題に含めます。

■参考資料


人工無能 - Wikipedia

人工無脳(じんこうむのう)とは、人工知能に対応する用語で、英語圏ではchatterbot、もしくはchatbotと呼ばれ、その訳語として会話ボットあるいはおしゃべりボットとも呼ばれることがある。 ボトムアップ的な人工知能のアプローチでは「人らしさ」に到達するまでの道のりが遠いので、トップダウン的に「人らしさ」のモデルを作りこむことで「人らしさ」を作り出そうとする立場。およびその立場で作られたシステム・モデル・ソフトウェアなどを指す。 会話ボットは、1人以上の人間とテキストまたは音声で知的な会話をすることをシミュレートするプログラムである。一見して知的に人間の入力を解釈して応答しているようだが、会話ボットの多くは単にキーワードを拾って、内部のデータベースとのマッチングによって、最もそれらしい応答を返しているだけである。


会話をよく理解することで、意味のある対話が続けられるが、ほとんどの会話ボットはそれができていない。その代わり、会話ボットは人間の発した特定の単語 やフレーズを認識することで「会話」することが多い。そうすることで会話を真に理解していなくとも、意味がある(通る)ように見える事前に準備された応答 を返すことができる。


人工無能 on Twitter

人工無能を活かしたブログの例
実用的な人工無能→対話型エージェントの例
文字以外のインターフェイスを持った対話型エージェント