研究室に所属してから半年が経ちました。
4月に新しいニックネームを募集していましたが、永遠に「わったー」のようです。
今回は11/13〜11/15に行ってきた徳島出張の話をしていこうと思います。
皆さんは徳島県那賀町という地域をご存知でしょうか?
知らないという方は「ドローン」「町おこし」の2つのキーワードで検索して見てください。必ず上の方に出てきます。
リンク : 徳島県那賀町ドローン推進室
法律と安全上、ドローンを人口密集地で飛行させることは困難です。那賀町では人口減少問題を逆手に取り、ドローンによる活動を推進しています。
那賀町の紅葉景色 |
さらに、美しく豊かな自然は空撮と相性抜群で、飛行スポットを積極的に提供しています。それらの飛行スポットをまとめたマップが「那賀町ドローンマップ」です。
自分は那賀町ドローンマップのデジタルコンテンツ版制作を進めています。
そのためのデータを収集するために空撮スポットをいくつか巡ってきました。
この動画は温泉旅館前で撮った空撮動画です。
「四季美谷温泉」として那賀町ドローンマップに掲載されています。
ドローンならではの視点で景色を楽しむことができ、壮大な自然をPRするにはうってつけです。
ドローンを飛行させる時に周辺の情報は重要です。
ただ、紙媒体のドローンマップでは掲載情報を最低限に留めなければなりません。
デジタルコンテンツ版では紙媒体のマップを補う形で情報の拡張ができたらと考えています。その1つとして360°画像やパノラマ写真も収集しています。
自分自身、実際に空撮スポットを訪れた時のギャップは大きかったです。
「えっ」と声が出てしまうような階段も降りました。ただ、辿り着いた先の景色には実際に行かないと味わえない感動がありました。
空撮スポットに訪れやすくする下見の役割を制作コンテンツで実現できるかどうかも研究のポイントです。
ドローンは猫も引き付けます |
また、那賀町に住むドローンユーザの方々からお話を聞くことができました。
お歳を召されてからドローンを始めた方。
ドローンが流行る前から続けている方。
ドローンユーザと言っても様々なエピソードを持っています。
いずれにせよ活動的な方が多く、ドローンはパワーのある人を引き付けているのかもしれないと感じました。
正直お伝えしたいことはまだまだありますが、長くなるのでこの辺で失礼します。
今回の調査にご協力いただいた方々に感謝を申し上げます。
次回の出張はヒアリング中心です。貴重なお話が聞けることを楽しみにしています。
もう1つ報告があります。
自分が制作に携わっていた動画をCOP23で使っていただきました。
この動画はツバルのとあるプロジェクトを説明するために制作したものです。
ツバルと言えば海面上昇に悩まされている国として聞いたことがあるのではないでしょうか?
ツバル国代表団員の遠藤秀一さんがプレゼンテーションを行なっています。
Funafuti atoll, capital of Tuvalu...Funafala is the main settlement. Island Chief, Silliga Kofe, introduces us to his home #Tuvalu #COP23— Julianne Hickey (@JulesHickey) 2017年11月14日
King tides, cyclones, no water, no food asks "will migration be the only option for us."@SprepChannel pic.twitter.com/luDH7cc52u
Google Earthを使って土台をつくり、動画編集ソフトで細かいところの表現を行なっています。大変な作業でしたが、kml、3Dモデリング、動画編集など様々なスキルに触れることができ良い経験になりました。
新しいことに挑むことは労力がかかりますが、それだけ自分を成長させてくれます。また、自分にしかない強みとなります。
上手くいかないことも多く出てきますが、恐れず「次はもっと上手くやる」という気持ちを持って挑んで欲しいです。
それでは寒さに負けぬよう頑張って!