日本酒の味わいのマトリクス化

こんにちは。B4の譽田です。
私はこの1年、日本酒の味わいのマトリクス化について研究しました。


日本酒の消費量は年々減少しています。その理由は、若者の酒ばなれと、日本酒が『難しい酒』だと思われているということです。

私が2014 年5月に行ったアンケート調査では、『日本酒が好きではない理由』は「種類が多くて選べないから買うのをやめる」「味わいが難しそう」「高いし手が出ない」という意見が多くよせられ、嫌いというよりは飲む機会がないのではないかと考えました。

また、酒類総合研究所の「清酒・ビール・ウイスキーの飲酒動機に関する調査」から、それまで飲んだ経験がなくとも、日本酒を一度『美味しい』と感じたらその後継続的に飲む傾向があるということがわかりました。そこで、複雑だと思われがちな日本酒の選択を助け、購買意欲を促進するコンテンツをつくろうと決めました。



◼︎コンテンツの概要
日本酒の味わいを、甘さ辛さ、香りの強弱の2軸で分布させることによって、相対的な選択ができるよう実装しました。グラスは冷酒・常温・熱燗で分類し、マウスをのせると日本酒の情報がバルーンで表示されます。


また、情報によってフィルタリングや、値段の相場などが算出できるよう、サーバ上にデータベースを設置しました。


まだまだ語りたいのですが、詳しく知りたい方は、明日から開催の学外展『ネットワークデザインスタジオ 卒業・修了制作展 outdoor』にお越しいただき実際に手にとって見ていただけると嬉しいです。


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後輩たちへ

就活にも卒業研究にも、そして今後の人生にも関わってくる大切なことは、


たくさんの人と出会うことです。
あちこちに顔を出し、年齢性別立場関係なく、知り合いを増やすことです。
いつかどこかで、 その繋がりがきっと活きます。


そして、何があってもポジティブでいることです。
行き詰まったら肩の力を抜いて、悲しいことがあったら友達と飲んで。
なんでもポジティブに捉えたら、物事は大抵良い方に傾きます。
ネガティブに考えていると本当に悪い方に傾いてしまうと思います。
自信を持って前を向いてください。


この二つを大事にしてれば、大丈夫!


譽田 千里